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230話 13才 

  試合に勝ったあと、みんなくたくたで、一週間後にみんなで祝勝会をやった。


 俺は何度も現代子持ちの大人達に巻き込まれ誘うになったが、何とか逃げた。


 監督をしているんだから、子どもの前でもしっかりして欲しいよ。

 親友も絡み酒だったのか、子どもの今のうちに知っといてよかった。大人になったら関わり方を考えたとこう。


 晴ちゃんもめんどかった。ほんとうにめんどかった。

 俺たちは卒園生だから、影響されないように、影響しませんように。


 「あっ、先輩!!」


「お疲れキャプテン」

太陽くんが来た。


「応援ありがとうございます。」


「おうよ!」

 

 話によると、合同チームに来た人達は、負けてから気まずくなり、いじめは無くなったようだ。


 「それより、よく頑張ったな」

 俺は太陽の頭に手を置く


 「先輩、はずいですよ」


「いいじゃん、今日くらい、それよりもうお兄ちゃんとは言ってくれないの?」


「それは、勘弁して下さい。」


そこまでか、、、


 「先輩ありがとうございます。」


「何がだ?」


「先輩がお父さんに野球部に入るように言ってくれたんですよね」


「そうだよ」

俺はいつも、君に、君のお父さんと俺が、よく話しをしていることに疑問を持たれないか心配だよ。


「先輩はおかげで僕強くなれました、ありがとうございます。」


「そうか、そうか」


「最高の仲間も沢山出来ました。

 キャプテンにもなれて、本当にいい経験が出来ました。

 ありがとうございます。」

 太陽は頭を下げる。

 

  仲間か、、、



 俺は酒で酔っている、晴ちゃんを見る。


 、、、、


 前世の仲間達

 そして、新しい姿になった仲間を見た。


 「先輩、?」


「ある人から聞いた話なんだけど、」


「はい?」


「昔、小学校の頃物凄く虐められていた人が居てな」


「キャプテンーー」

チームのみんなが来た。


 「ごめん、今先輩と話をしてて」


「いいよ、行ってこいよ。」


「すいません、、」

そして、太陽は行きながら、後ろを一度見る。


 「先輩の過去があったから、僕は幸せなんです。

 先輩は辛いことがあったら、今度は僕が支えますから」


 知っていたか、そりゃ父親アイツだから、息子に武勇伝のように語ったんだな。


 後に知ったが、バラしたのは母親の方だった。

「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」

 

 

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