226話 13歳 太陽視点
「え、僕がキャプテンですか」
「そうだ、合同チームになってからキャプテンを決めようと思っていた。そして、話がまとまり、太陽がキャプテンをやるんだ」
「僕、キャプテンなんて、、」
「大丈夫だ。た、、ゆうきからも太陽なら指揮を取れるかもと聞いた。」
「先輩がですか、、でも僕全然下手くそですよ」
「確かに、背は高くて、努力はしているが中々プレイに繋がってないな」
「はい、」
「でも、俺はキャプテンに必要なのはプレイの上手さだけじゃないと思っている。何より、前のキャプテンを見てきて分かっているだろ」
「そうですけど、まとめられる自信がありません」
「やってみなよ」
女性の声が聞こえた。
「春先輩!!」
「私も、太陽がキャプテンでいいと思いますよ。」
「先輩、、、」
「太陽は人を引っ張れるタイプじゃないですが、人に頼ってみんなで頑張れる人です。」
「ゆうき先輩と同じことを言ってます。」
「頼れる強さがおまえにはあるんだよ」
監督を俺を見て話す。
「やってみます。僕頑張ります」
僕はキャプテンとして、合同でやって来た3人の指揮も見ることになる。
3人は僕より上手くすごいなと思った。
そして、ついに大会の相手が決まった。
それは合同で別れた人達が入ったチームだった。
3人で行動をしているところをよく見ている。普通に仲も良好だが、やっぱり学校も3人が同じだし特に仲が良い。
たまたま3人で話しているところを聞き耳を立てしまった。
「また、あいつらにやられたの?」
「、うん」
そして、腕をまくるとあざが出来ているのが見れた。
「せっかく、こっちのチームに来たのにこれじゃ変わらないよ」
「クソだよ、アイツら」
「いつも、いつも、海気がこんな目にあうから、少し遠くてもこっちのチーム来たのにこれじゃあ」
知らなかった。こんな事情があって、俺たちのチームに来ていたとは。
僕も昔少しだけ、虐められた。だがそれに気づいた勇気先輩はすぐに終わらせてくれた。
俺は知っている。いじめの辛さも、悲しさも。
そして、俺は先輩のように、いじめを許さない人になりたい。
「勝とう!!」
「キャプテン??」
海気くんが僕を見る。
「必ず勝つよ、絶対に!」
「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」
最近伸び悩んでいます。
あらすじと題名を変えるかもれ知らないです。




