19話 ヒロイン視点2ー1 アイドル
ー勇気ー
姉と幼女と踊るお兄ちゃん番組を見ている。
俺が去年から毎日見ていた番組だ。
最近、知ったのだが、幼女は現在11才で少女だった。
元は、ちょー人気の歌って踊れるアイドルだったみたいだ。
だが一時期は辞めるまで精神を追い込まれたが、復活し、去年アイドル名を「ライト」と変えて見事に復活したらしい。
姉も、あのテレビのアイドルようになりたいと言っている。
慣れるだろうし、越えるさ。
ーヒロイン2ー
私は大人気アイドル絶頂だった。
アイドルとしてちょー活躍していた。沢山CDは売れ、子役としても数々の番組にも出演し、大活躍だった。
だがある日、私は大きなトラウマを作り、一時期気を病んじゃった。
『あぶなぃーーー』
私はすごい強い衝撃で弾け飛ばされる。
人が当たった衝撃があり、
(誰だよ、ぶつかったやつ)と一瞬で心に思ったが、
後ろではもっと絶望的な衝撃音が響いていた。
!!
私は目の前の光景を受け入れられなかった。
言葉が何も出ない。
目の前に、今にも死にそうな血だらけの人がいた。
そしてその人は必死に口を動かし、
「お前、、気にす、、な」
そうして、彼は震えながら、少しずつ腕を前にして.私の前でピースをした。
そして彼は力がなくなると腕を落とし
「あっ、、、」
そうして、彼の最後のセリフは聞けないまま、彼は亡くなってしまった。
私はそのあと立ち直れなくなった。母は常に心配をしてくれていた。だが、今までのように活動が出来る精神ではなかった。
すぐに事故のことを思い出しては、体調を崩すようになっていた。
アイドルをやめようかとも思った。
だが、ある日亡くなった命の恩人の親友を名乗る人が来た。
親友さんは、葬式の時から私のことを心配してくれていたみたいだった。だが、私はちょー売れっ子アイドルだった為、こうして話しをするまでの機会を作ること出来なかったみたいだ。
親友は、命の恩人のことを教えてくれた。
「太陽はまさに太陽のような人だった。よく雲によって邪魔されるけど、それでも照らし続け、周りを元気にしていた。」
太陽さんは私と同じで、皆を元気にしていたのか。
それからも太陽さんの話しは続き、
私は太陽さんのようになる。そう決めた。
私はその後、復帰し、ライブやテレビの撮影も頑張ることが出来た。むしろ前よりさらに良くなったと言われた。
そして、今日もこれからテレビの収録が始まる。
私は親友さんから託されたストラップを握りしめる。
これは太陽さんが、最後まで携帯に着けていた、ストラップだ。
「太陽さん、私、頑張るから見ててよ」
これを握ると太陽さんが見守っている気がする。
ー勇気ー
にしてもあの少女、1年でまた成長したなー。
「ライトーライトー」
姉は可愛いく、テレビに映っている子どもに合わせて、リズムを取っている。可愛いー
「そういえばね、もっと後にすごいことがあるみたいよー」
母はそんなワクワクしている、姉にさらにワクワクした話しを出す。
「あー何それー教えてよー」
姉は知りたいみたいだ。
「秘密、お楽しみね。もしかしたら、無くなるかもだし」
「何それプー」
姉は可愛くほっぺたを膨らます。
俺も気になるなー
姉のお便りの手紙の中に大きく見出しに書いてあった。
『体操兄さんとライト 保育園に来る』と
『ちなみに、ある人が死んだ最後のセリフは「あっ死んだ」でした。』
誤字報告をして頂き誠にありがとうございます。
本当に文章が苦手なので、物凄く助かりました。
ありがとうございます。
これからも出来ればでいいので誤字報告お願いします
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