192話 11才 修学旅行2
俺たちは色々なところを見て感じ学んだ。
今回もパジャマ大会で、自分と再び言ったら、怒られた。
そして、途中で抜けることになった俺にブーイングが上がった。
男子には「密会だ」と言われ、女子達からジト目で見られる。
俺はみんなに応えた。
「大丈夫、俺はみんなを愛している。」
ハァーと一斉にため息がつかれた。
「俺もせっかく修学旅行だし、みんなと長く居たい。少し話をしたら戻るよ」
手を振った。
そして、ガイドさんにあった。
「ごめんなさいね。みんなと一緒のところを」
「大丈夫ですよ。あとすぐに戻れば怒られませんよ」
「ありがとう。本当にありがとう」
「それで話ってやっぱりおじさんのことですよね」
「そうです。私は昔、命を救われてから、ずっと恩を返さずに居ました。」
「そうなんですね」
命を助けたことあるっけ?勘違いじゃね?
「少しだけその話をしてもよろしいでしょうか」
「いいですよ」
「ありがとうございます。」
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小1の時でした。
崖から滑って落ちてしまいました。
運よく、その時、足が動かないほど怪我をしただけで済みました。
私は大きな声で助けを呼びました。
ですが、誰も来て貰えず、腹も減り気が付くと眠っていました。
目が覚めると、私は太陽さんの背中にいました。
今でもその時背中の暖かさを覚えています。
彼は何度言いました。
「大丈夫、、大丈夫」
周りは暗くて、
私は彼に「どうして、お兄さんも辛そうなのに」と聞いたら、
「だってほっとけないから」と言ってくれました。
それから私を元気つける為に、色んな話をしてくれました。
その時に、妹になると話をして、
助かったらまた再開しようと話をしまたしたが会えないままでした。
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あー思い出した。
確かあの時、確か、、落とされたんだんだよな。
そして、倒れてる女の子が見つけた。
女の子を背負い、登れる道を探す為に何度も遠回りして、少しずつ崖を登って、
やっと先生達のところに着くと疲れて眠ってしまったんだよな。
疲れすぎて、必死、過ぎて忘れていた。
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「何度も手紙は出しましたが結局、返事が来ることはなかったです。」
おい、、、知らないぞ。
なるほど、隠蔽されたのか。
おそらく、先生達は俺が落とされたことを知っていて、
そのことを隠す為に、手紙も届かないようにしていたのか。
崖から落とされていたことを学校側が問題にしたくないもんな。
よかった。あの時の子が助かって。
本当によかった。当時の先生達はみんな捕まっていて。
学校の先生がほぼ全員変わったもんな。
この場で転生のことを話してもよかったが、
みんなと修学旅行を長く楽しみたいので、あとで話すことにした。
連絡先を聞き、修学旅行が終わってから太陽のことについて話すことになった。
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パジャマパーティーに戻ると春が問い詰められている。
「ずるい、隣同士で普段からお泊まりをする仲ってずるい」
春はドヤ顔で返事をしている。
俺はお泊まり会ともっと家に遊びに来ればいいことを提案すると、春に怒られ後にお姉ちゃんにも怒られたが、解決した。
修学旅行も楽しく終わった。
「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」
最近伸び悩んでいます。
あらすじと題名を変えるかも知らないです。




