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185話 11才 野球5

 ついさっき言ったライバルの呼び方を変えたのが、

                  少し恥ずかしい。

 

 小学生のノリとは言え恥ずかしかった。


  

 そして、試合は始まった。


 お互いとても、良い試合をしていて、6回まで0点が続く。


 7回の表、最終回だ。

 まだ小学校の野球の予選ルールとして、7回制になっている。

 この回で点が入らない場合、延長または最悪くじ引きになる。




 ピッチャーは4回から交替した、いぶきだ。疲れが出ている。


 お互い、ここまで打たれてはいるが、点が入らないまま抑えられている。





 なおくんがヒットを打ちセカンドベースについた。



 そして、次はちーちゃんになった。


 正直ちーちゃんはあんまり野球をやっていなかった。

 人数合わせのようなスケットのような感覚だ。

 だけどちーちゃんも俺たちと遊びながら特に小6は鍛えた。

 元から上手かった才能と鍛えた結果、いぶきの疲れも含めて、この会作戦通りに、スクイズを決めた。


 ちーちゃんはファーストでアウトになり、

 なおくんはサードベースに移動した。


 そして、春に打順が来る。


 遠い観客席にいる俺を見ている。


 俺は大きな声で応援した。

 「一点!!!」


あの時と同じように、一点だ。

  春はバッターボックスの上で、真っ直ぐバットを上げた。


ーーーーーーーーーー

(僕さ、いぶきくんには試合が終わってからじゃないと言えないんだけど、試合が終わったら、勝っても負けても、ライバルの関係やめようと思うんだよね)


(なんで?なんか不安とかあった?)

ゆうきは春も女の子だから何か思うの事があったのかと心配になっていた。


(それはね、秘密)


 (なんだよ、それぇ、、)


(ひ み つ  試合に勝ったら教えてあげる。)

この時が今までで一番可愛いと思った。


 (えーー)

 

(知りたいなら勝利を祈ってよ)


 (分かった、全力で祈るよ)


(勝とうね試合)


 (あー、絶対に)


ーーーーーーーーーー




 俺は知っている。春は素振りを沢山やっている。

 何度も家から下の方で素振りをしている所を見た。



 そして、ツーストライク、ワンボール。

 春は素早い、ゴロの打球がセカンドベースとファーストベースの間を抜けた。


 なおくんは、ホームベースについた。


 春はファーストでアウトになった。


 一点を取った。


 「よっしゃーーーーーーーーー」

大きな歓声が上がる。


 そして、次のバッターの太陽くんは三振だった。


 交替。1ー0 この回で抑えれば勝ちだ。


 


 




 

「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」


 最近伸び悩んでいます。

あらすじと題名を変えるかも知らないです。

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