177話 10才 自然教室2 初日の夜 男子部屋
みんな移動だけで、疲れている。
今日はクラスで動いて観光し、ホテルに泊まっている。
リーダー会議も終わり、エントランスで集まるまで、
男子会が行われている。
俺、太一くん、なおくん(102話 野球参照)かつくん、知田
と一緒の部屋だ。
「さて、なにをやろうか」
俺たちは素早く準備終え、遊び時間を完全に用意している。
「トランプ」
知田がかっこよくトランプを出す。
「いいね!」
俺たちはいつもババ抜きをやる時は、最後まで上がらなければ勝ちの逆ルールをしている。
こうすると常jokerを維持するドキドキ感があるためこのルールを採用している。
そして、他にもゲームをしたあと、かつくんが恋バナをしようと言った。
俺はいいね!と思ったが、
たいちくんが言った。
「やめろ、悲しくなるだろう。」
「なんでよ」
「それはな、、、」
「それは?」
「お前が圧倒的にモテるから、俺たちはモテない。」
「なにーーーーーーーーーーーーーー!!!」
かなりのショック。
「自覚なしか」
嘘だ。俺と同じ学年にモテない人間なんていないぞ。
「そんなことは」
「ちがう、たしかにみんながお前が好きな訳じゃない。」
「、、、よかった」
流石に前世の記憶があるので申し訳なかった。
「だが、人気な女子の大半はお前が好きなんだーー!」
それは知ってた。ごめんなさい。
「現にお前はこれからパジャマパーティーに誘われている」
男子達から「羨ましい」と視線が送られる。
そうだよな、この年だと恋愛に興味を持つ子は沢山いるだろうが、女の子達がその成長を全力で促進してしまうしな。
俺はパジャマパーティーまで、部屋の男子の怒りを抑える為に、
この部屋を明日から俺がパシリになる約束をした。
「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」
最近伸び悩んでいます。
あらすじと題名を変えるかも知らないです。




