139話 8才 太陽
教室の廊下に太陽くんがいた。
「あっ太陽くん」
「おにいさん」
うっやっぱり可愛い。
最近たまに見かけて話しかけると、
おにいさんと呼んでくれるようになった。どうやら父親と母親にもそう呼びなさいと言われてるらしい。
「こんなところで何してんの」
「、、、」
何も答えない。
見たところ、友達の輪にあまり入れてないようだ。
保育園の時も友達は全然、出来なかったと聞く。
親が心配していた。
「太陽くん、、とりあえずお兄さん達と遊ぼうか」
「うん」
今まで、クラスに馴染むまで待っていたが、待ち過ぎたようだ。
一年生とクラスに、急に3年生が来ると怖いだろうから、行かないようにしていた。
だが間違いだったか、、、
俺は物凄く悔やみ後悔している。
とりあえず対策は後で考えるとして、
相手は歳上だが、友達と遊ぶということを知ることから始めなければ、、、
いつものメンバーはすごく性格が良く、年下の面倒見が良い。
全く話をしない、太陽くんに程よく話をしてくれている。
昼休みが終わる時間になった。
「楽しかった?」
「、、、楽しかったよ」
「よかった。」
とりあえず遊びになれてからにしよう。
無理に強引に遊びに誘うようにして、嫌われたり、断られて太陽くん自身が友達と遊ぶことを嫌がなるようになってはいけない。
様子見だ。
そして今日の出来事を父親に報告した。
俺はある提案をしてみる。
「野球はどうだろうか?」
「野球か」
チームメンバーとして、仲良くすることは必須になる。
その為相手から仲良くする。
そうすればいつか、太陽くんも、そのように仲良く出来るかも。
なにより、野球は体が鍛えられる。
足が速いと女子からモテるらしいしな。
個人的な希望だが、今でもよく顔を出す。春達もスケットで試合に出ている。
その為、太陽くんの成長を見れる。
親友は考え、太陽くんに相談することにした。
「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」
最近伸び悩んでいます。
あらすじと題名を変えるかも知らないです。
誤字報告ありがとうございます。
いつも通りやらかしていました。




