138話 8才 遊園地へ行く
俺は8才、まだ全然、小さい子どもだ。
明日と明後日は仕事が休みらしい。
俺は駄々をこねる。
「遊園地行きたい、行きたいー」
俺は全力で体を振る。
小3ぶりっ子を発動中。
「何をやっているの?ゆうき?」
お母さんから心配される目をされた。
そんな顔も可愛いけど
「今の身長と年齢のうちに楽しめることをしようと思って。
遊園地に行きたいことを全力アピール中。
行きたい、行きたいー、行きたいー
子ども料金で安いうえに、学校からセールのクーポン貰って、
ネットで見つけたら、この日は空いてると調べ済みなのー!
行きたい、行きたいー」
「小3と、大人の話が少し混ざっているぞ」
「うぇーん、行かせてくれないなら、、
「なら?」
「普通に過ごす」
真顔でお母さんを見る。
「行こうか」
「やったーー、はいこれお金」
俺は千円札の束を出す。
「えっなんで、こんなにお金持っているの?」
それから晴ちゃんのことを話をした。
「たしかに、桜地さんの過去の罪悪感があるし、納得」
「だから、最小限に抑えて、毎月千円貰ってる」
基本はこのお小遣いは使っていない。
なので貯まっている。
「それは、流石に自分のために使いなさい。晴ちゃんの為にも」
「お土産に使うか」
それから俺たちは子ども向けの遊園地に行った。
年齢制限が決まっているエリアに入りまくった。
アスレチックみたいで楽しかった。
お姉ちゃんも一緒に騒ぎまくっている。
あー子どもの世界っていいわ。
そのあと、クラスと前世メンバーみんなに、お土産を用意した。
渡す人が想像以上にいたので、
晴ちゃんから貰ったお小遣いかなり減った。
「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」
最近伸び悩んでいます。
あらすじと題名を変えるかも知らないです。




