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134話 8才 ヒロイン視点6ー2

  私は太陽くんが虐められる姿を見て、安心感を得ていた。

 小2の頃から、少しずつ虐めは始まっていた。


 だが、最近は一人を対象にしたことで他の人は狙われなくなった。

 

 晴ちゃんがみんなにそう言った。


 晴ちゃんはクラスのアイドルだ。晴ちゃんが言うならみんなそうするしか無い。


 でも実際に虐められることが無くて安心している。


 前ほどでは無いが、平気で酷いことをする、クラスメイトが少し怖くなった。


 私は失敗した、消しゴムを忘れた。

 今日はテストだったのに、


 でももう、消しゴムを借りる時間はない。


 太陽くんが、消しゴムを机に置いてくれた。


 太陽くんの方を見ると、もう自分の消しゴムは無さそうだった。



 太陽くん、あんなに私が無視をしたのに、、、



 私は消しゴムをよく使う。そのテストも何回も使った。



 そして、テストが終わって、私は太陽くんに返そうと思った。


 みんなにその瞬間を見られたくないから、隠れて返そうと思った。


 でも、私は晴ちゃんに借りたところを見られていた。


 晴ちゃんに言われた。

  「その消しゴム捨てなよ、汚いよ」


「えっ、でも」

私は消しゴムを強く握る。


 「でも?なに?」

私は怖かった。結局逆らえなかった。


 私はみんなの前で消しゴムをゴミ箱に捨てた。

 

 


 そしてゴミ箱の中身の袋を捨てに行く日、太陽くんは袋の中にあった消しゴムを見つけた。


 そして、先生に頼んでいた。


 でも先生は

「ごめんね、もう捨てるから、流石にゴミ袋の中は汚いし」



 でも、太陽くんは必死に頼んで、手袋を借りて、


 「お母さんが買ってくれた消しゴムだから、うちお金ないから」

 と言ってゴミ袋から消しゴムをとっていた。


 みんなは笑った、

 「汚ねぇー」

 

 「ゴミはやっぱり、ゴミだな」と言っていた。


そして、私もその光景を見て一緒に、笑った。


 この時から私は大切な優しさが消えた。


 

 

「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」


 最近伸び悩んでいます。

あらすじと題名を変えるかも知らないです。


誤字報告ありがとうございます。

 相変わらず全く気付かなかったです。

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