126話 8才 ヒロイン視点6ー1 とあるギルド
私は寺沢です。アバターはテッりんにしています。
ギルドに入ってます。
ギルドは、小学校の幼馴染達によって、
サンりんを陰から支える為に、作られました。
支えることが私達の役目であり、生き甲斐です。
急にサンりんは事故に轢かれてしまい、みんな絶望をしました。
私ではないのですが、彼を追うと言っている人も居ました。
全力で止めましたが。
でも、正直その気持ちは分かります。
ある日、私達の人生を変える報告が来ました。
それは、サンりんが帰ってきたことです。
ありえない、あまりにも、あり得ないことが起こりました。
転生したみたいです。
小さな子どもになっていました。
そして、私はやっと、やっと、彼に謝って許して貰えました。
こんなに嬉しい日はもう来ない。
その日は嬉しすぎて、帰ったら一日中泣いてました。
一日中メンテや用事以外で初めてログインを忘れてしまいました。
ギルドのメンバーに心配されました。ログイン出来ない日は、
いつも事前に連絡をすることにしています。
先程説明したような人もいるので、
また、サンりんのことを見守れる、こんな奇跡あって良いのだろうか、
サンりんは7年ぶりにログインしてくれました。
ネットでもやっと再開が出来た。
彼のことを町でスト、、たまたま見つけると、あの時のような身長と、あの時の顔になってきました。
私はとっても心が痛みます。
彼が家族と楽しそうにいるところを見かけました。
あー、あー
今度こそ、私達が守ります。
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