8話 0才 (1話)(死んだ日のこと)の学校 親友
勇気の前世、太陽のともだちの話
そして、太陽が死んだ日のこと。
いつも通り太陽の登校を教室で待っていた。
太陽とは一緒に登校しようと言ったが、
【おれも一緒の登校したいけど、道反対じゃん】と言われた。
俺が迎えに行こうかと聞いたら、
【いやそのまま、、学校行けよと言われた。】
普通に遠慮された。
太陽は自由人であるため、登校時間も常に変わる。
人と待ち合わせするのが面倒いのだろう。
待っていると、チャイムがなり、授業の時間になってしまった。
太陽が遅刻とか、よくあることか、
授業前に話せないのは残念だな。
授業の時間になったが、先生が来ない。
携帯で
「まだワンチャン間に合うぞ」と送る。
返信は全く来なく、先生も来ないまま1時間たった。
教室はずっと騒いでいた。
「先生遅くねぇー」「実は休みの日説」「...」
「フッン、アイツ遅いわねぇ何してるのバカッ」
「、、遅い」
せっかく授業の時間が減っているのに、
太陽は授業を嫌い可能な限り、授業時間が少ない授業は太陽にとって好物だった。
ガラガラっと音がなる。先生が入ってくる。
「先生っ遅いー」と生徒たちが言う。
あれっ先生、科目違くね、
科目担当の先生の授業じゃないよね、
なんで担任が?
まぁ明らかに授業が始まるのが遅いってわけじゃないくらい時間経ってるもんな。
先生はいつもより低い声で
「みんな席につけ」
??
先生は席をつけとはいつもは言わない、
(そろそろやるぞ)が生徒にとっては座る言葉だった。
何かあったのかやっぱり
「先生の顔が暗くない?」
クラスの女子が話す
自分もそのことが気になっている。すごく暗いのだ。
「みんなまず、心構えをしてくれ、とても悪い知らせだ」
!!
自分は一瞬にしていやな予感を感じる。
こんな時に太陽はいない太陽がいれば気分が楽だったのに、
先生はそうして、目を閉じて1分ほどしたら再度、目を開けた。まるで、先生の方が心構えをしているようだった。
クラスが全員、(遅刻を抜いて)先生の顔を真剣に見る。
「じゃ言うぞ」
また間が開く、、
「、、、太陽が死んだ」
「えっ」
思わず自分は外を見る、
「先生思いっきりあるじゃないですか、太陽」
俺は今にも輝き放つ太陽を指差す。
先生はそんな自分を見て、泣いてしまった。
「ち、ちがうんだ、ちがうんだよ、ほほ、ほしぞぞら たたたいうようが死んだだよ」
先生の胸ぐらを掴んだ
「ウソだろ、マジかよ、ハハ、やめてくれよ、そんな冗談」
「た、、いようはな、少女を事故に遭わないように守ったんだ」
「そっそんな」 「た、たいようが」
「はれーはれぇー」「、う、、うそでしょ、そんな」「先生清水ちゃんが」「うそだよね、ウソですよね先生」
2人、、3人が先生の言葉を聞き倒れた。
すでに廊下で先に待機していた先生達が急いで保健室に運んでくれた。
「庇って死んだか、、、そうか、太陽ならするもんな」
先生に嘘だと問い詰めたがわかっていた。
先生は嘘はつけない人だった。何度もクラスで、そのことでからかわれていた。
死んだ原因があのお人好しならやりそうなことだ
俺は親友が死んだことに絶望を感じたが、
人を守って死んだ親友に誇りに感じた。
『彼らは後に、一人の年の離れた子どもと飲み会をすることになる。』
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