魔女と魔法少女の違い
最近は便利なものだ...分からないことは、いつでも、どこでも、すぐに調べることができる、スマホ、タブレット、ノートパソコン、これ等の登場によって便利になった、そして現在世界初の調べ物の世界観をVRで体験できるアプリが登場した。『タブレット起動確認、マスター認証を実行します...マスター認証を実行中』「便利ではあるけど、認証ロックかけると認証までが長いんだよな、おっと自己紹介が遅れてしまった、八巻薫24歳、かおると言ってもれっきとした男だ」。この名前のお陰で小さい頃から、君ではなくちゃん付けで呼ばれたり、TEL等顔の見えない相手からは、声が男なので必ず本人確認などされやすい、まぁなれてしまってからは特に不便に感じたことは少ないが、もっと男らしい名前にしてもらいたかったと、両親には抗議したいところだが、今さらといった感じでもある。『マスター認証が完了しました。お帰りなさいマイイマスター』「起動したようだな」『マスターご用件は』「魔法少女と魔女について調べたいのだが」『了解検索を開始』そうそう、自己紹介の続だがアニメとかゲームとか音楽等も趣味なもので、ついつい魔法少女と魔女についてなんて言ってしまったが萌萌なロリコン野郎でないことだけは言っておこう、『検索完了』!!?俺は本当にただ素直に驚いた「これが世界初の調べものアプリか...すげぇ」初めて使ってみたのだがこれがVRと言うものなのだろうか今までいたお昼の公園の風景が無くなり、いわゆる異世界に来たみたいになっていた、『ようこそマスター、マスターがお知りになりたがっておられました、魔法少女と魔女のいる世界を完全再現してみました』「えっ?」目の前に現れてそう話しかけてきたのは、腰まで届く位のエメラルドグリーンっぽい色をしたストレートログヘアーの見た目17~22位のカラコンなのか瞳を右は金色左はオレンジに輝かせた身長147~152位といった小柄で可愛い女の子だ、服はサイバーアイドル的なものではなく、お洒落なゴスロリドレス色は黒と赤のダークな感じだ。『どうかなさいましたかマスター』ついつい見とれてしまっていた。『マスター調べるのは私ではなくて魔法少女と魔女ですよね?あのそんなにじーっと見つめられるといくらコンピューターがマスター好みに選んだこのVR世界での私の仮の姿とはいえ、その恥ずかしいのですが』そう言われて、我に返ると、目の前で超可愛い女の子が顔を赤らめてモジモジしていた。「えっあっいや、はっはは天気いいねVRの中も」何をいっとるんだ俺は、落ち着けまるでナンパじゃないか『....』「あーあはーへへ、そうだな魔法少女だそうそう魔法少女魔女だったな」『はい』「まずは簡単に教えてくれるか違いなどを」『情報スキャン開始』『マスター見てもらうのが早いです。上を御覧ください、ホウキで飛んでいるのが魔女に該当します。続いてあちらの町を歩いている少女が魔法少女に該当します。』「どれどれ上空と街中っと」上空をホウキに乗った15歳位の少女が、やたらとバカでかい黒い帽子をかぶりステッキ的な棒を片手に空を飛んでいる「どう見ても少女だろ」と思っいながら、今度は街の方見る、ピンク色のストレートヘアーにさっきの魔女が持っていたものと同じようなステッキを片手に黒いドレス風の魔導着をきたやはり15歳位の少女が友達なのか仲間たちと楽しくおしゃべりしながら歩いている、『どうですか?マスター』「あっうん、正直どっちも魔法少女にしか、そう言えば君のことはなんて呼べ良かったのかな」『マスター警告警告、マスタのー目は節穴ですね、さらにいきなり私の名前を教えろだなんて、マスターはハレンチさんですね、ふふ』なにかのバグ化か急におかしくなったぞ。『まぁマスターがどうしても私に興味があって知りたいのなら、3回、回って教えてくだいと言えば教えてあげなくもありませんが』急にキャラ変わってるよな絶対バグだよな