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69.墓場



 特殊イベントが終わったと告知があり、採集を終わらせてマリーナの街へ向かった。


「今日はありがとうございました」

「構わないわ。鍛冶スキルの件、忘れないでね」

「はい! あとレベル1です。レベル5になったら連絡をしますね!」


 前に約束していたことの確認をして、もう夜10時になっていたからマミはログアウトした。







『どうだったかしら?』


 個人チャットで特殊イベントに参加していたジュンと話をしていた。


『あー、報酬は聖水と200000ゼニだったぞ。倒した数で報酬は違っているが、アルベルト達は更に貰っていそうだ』

『やっぱり、アルベルト達も参加していたわね』


 参加しなかったのは正解だったようだ。次は何をしようかと考えていたら、ジュンから提案があった。


『今、暇か? 暇なら中ボスを探してみないか?』

『あら、情報を得られたの?』

『可能性でしかないが、行ってみる価値はある』


 このフィールドも中ボスが4体もいる。β時代での情報が使えないから最初から探す必要があったが……ジュンには目星があるようだ。


『第一フィールドではβ時代で出てきた場所にはいなかった。ここのフィールドも同じだろう。なら…………』










「ここが怪しいと思う場所なのね」

「そうだ。β時代では中ボスや珍しい物は出て来なかったから人気はなかった場所だ」


 ヨミはジュンに連れて来た場所とは……墓場だった。周りにはアンデッドのモンスターが漂っており、平均レベル20の強さを持っている。


「ふぅん、可能性はありそうね。いなくてもレベル上げになりそうだわ」

「そういえば、お前は幾つになったんだ? 俺は特殊イベントでレベル27になったばかりだ」

「私は……レベル24だわ」


 ヨミのレベルは24になっており、スキルや称号などでステータスが結構変わっている。




ステータス


名称:ヨミ

レベル24

職業

メイン:魔物使い

サブ:剣士


HP:430/430

MP:1060/1060(+106)


ATK:125(+285)

DEF:137(+96)

INT:140(+14)

MDF:127(+55)

AGI:257(+5)

LUK:129


スキル(メイン)


『テイムLV7』(ドルマ・キッカ)、『鑑定LV7』、『武具化LV7』、『防具化LV2』、『武技之型LV1』、『魔導極限LV1』、『魚群アローLV3』、『必中LV4』、『月光魔法LV1』、『空白×1』




スキル(サブ)


『回収』、『空白×9』



スキルポイント:20



称号


『泥臭い戦闘者』、『貴族の友』、『女神イルミナの寵愛』、『イルミナ教の信者』、『ルルイエ教の敵』




武器


右手:ドルマ ATK+246

左手:なし


装備


頭:テンガロン・ハット DEF+8

身体:フリル付きのワンピース(白)  DEF+30

右腕:充体のミサンガ

左腕:無し

脚:硬いブーツ(白) DEF+13 AGI+5

アクセ1:アルティスの仮面

アクセ2:白いキッカのコサージュ DEF+45 MDF+55




 スキルが変わった為、少しATKとINTが下がっているが、長い目でみれば今の方が効果が強いので我慢だ。それに、ドルマやキッカも成長して強くなれば、自分もステータスが強化されるから問題はない。


「転職まであと6だな。アルベルトの奴はどれだけ上げているかは知らないが、まだ転職はしてなさそうだ」

「ここで少しは差を縮めれば……」


 PKの方が経験値を稼げそうな気もするが、せっかく来たのだからジュンに付き合ってあげるのも大人の役目だろう。身体は子供にしか見えないが、大人としてジュンを引っ張ってやろうと思うヨミであった。











 墓場を歩き回ると、ジュンの予想が当たった様で、不思議な空間に閉じ込められた。


「正解だったようだ」

「そうね。準備はいいかしら?」

「そっちもな」


 ヨミはアルティスの仮面を被り、現れた中ボスを見つめる。現れた中ボスは1体だけではなく、人型モンスターが2体も現れたのだったーーーー









第ニフィールドの中ボスとの戦いが始まります。

続きをお楽しみに!


評価を宜しくお願いしますー。

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