プロローグ怪異探偵
とある街では様々な怪異事件が頻発していた。
そしてその街にはそんな事件を専門で請け負う
探偵事務所がある雑居ビルに居を構えている。
探偵事務所の名前は『怪堂探偵事務所』
そこの探偵は高校生でありながら探偵事務所所長も
する青年だった。
彼の名前は『怪堂零』またの名を怪異探偵と呼ばれてた。
「・・・・・・・・」
「なに呑気に寝てるですか?事件の依頼ですよ」
青年が革張りのソファーで寝てるとシスターの格好を
した少女が声を掛けた。
「・・・・・」
「事件だから起きろって言ってるだろ!!」
「イテッ!!」
それでも起きない青年に今度は巫女服を着た少女がハリセンで青年の頭を叩く。
「なんだよそんな無理矢理起こさなくても良いだろ
雫、フリージア」
「仕事もまともに出来無いウジ虫ですか?零」
「依頼人が待ってるから当たり前だろ、
さっさとしろ」
「まったくウチの所員の女性陣は怖いね」
シスターの格好をした少女は
フリージア・クリスフィールド
怪堂探偵事務所の所員の1人でかなりの毒舌家だった
もう1人の巫女服の少女も所員の1人で
博時雫といい零の幼馴染である。
「それで依頼人は応接間か?」
「ああ、10分以上お待ち頂いてるよ」
「何処のナマケモノが悠長に寝てて
起きないので大変失礼ながらお待ちしてもらってますよ、まったくコレだからナマケモノ所長を持つ部下は大変なんですよ」
「悪かったって、それで内容は聞いたか?」
「とある怪異が事件を起こしているので退治依頼を受けたまりました」
「私達は何時でも行けるぞ」
「なら依頼人に詳しい依頼内容を聴いていきますか」
「ああ」
「ええ」
零達は応接間に向かった。
とある路地裏
『クシューーー!!』
ガスマスクの3人が次の獲物を狙い彷徨い歩いていた。
「やっぱりお前等マッドガッサーか」
「まぁ手口がアイツ等以外あり得なかったしな」
「さっさとゴミ掃除をしましょうか」
「じゃあ行くぞ!!」
その掛け声を零が発すると共に真っ先に雫とフリージアが動く。
「博時流奥義!五月雨!!」
「氷月華」
雫は飛び上がり薙刀をマッドガッサーになんども斬りつける。
フリージアはマッドガッサーを蛇腹剣で巻き付け
氷の巨大なバラにして一気に砕いた。
「さぁ年貢の納め時だな!」
「クフシューーー!!!」
零は早撃ちでリボルバーを抜き右手ガス噴射ノズルと両足を撃ち抜く。
「終いだ!」
零は左手を手の甲を前に出す様に構え刀を左手の手首に擦り付け霊力を刀に纏わせる。
「零式一刀流奥義怪魔一刀斬!!」
零は霊力を纏わせた刀を上段に振り上げ
マッドガッサーを唐竹割りにした。
「これで事件解決だな」
「その様だな」
「なら帰りましょう、疲れましたから」
「ああ、帰ろう」
零達が事務所に帰ると一人の全身真っ白い服を着た
白髪の少女が事務所の前で待っていた。




