表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/74

今後について 頑張ります!

「そこでだ『今後について』だが 皆の意見を聞いておきたい。まず 整理しておきたい。デスストーンが復活すると前提して デスストーン対策。ゴブキとヴィランの婚約。ヴィランの悪役令嬢としてのゴブキの護衛。ヴィランの聖女としての扱い。8大子爵家の本来の姿 支柱である『支爵家』としての機能。この辺りについて。だな」


「そこで ヴィランが目覚める迄の間に 陛下とある程度の指針を作成いたしました。デスストーン対策です。おそらく デスストーンに直接対抗出来ますのは 王太后様 王妃様 ヴィラン。つまり 歴代の『ヴィラン カシェット』だけだと考えております。御三方様には 今後共 ますますの訓練 鍛錬に励んで頂きます。また『カシェット』達も 是非とも鍛えて頂きたく思います。ミブキ様 王太后様には もうしばらく 王都にご滞在頂きます」お父様が言う。


「そうですね。元々カシェット達には 全身のチャクラを鍛えて 全身の周囲から様々なエネルギーを体内に吸い込み。不要物を吐き出して 絶えず体内にエネルギーの質と量を維持する訓練は以前より行ってますから。加えて 今後 毒物耐性の獲得と 身体強化を行なっていきましょう。ですが『過ぎたる力は 邪心を生む』との理由から 『特別な毒』はもうありません。それに元々『ヴィーナス様』と私しか作れません。ヴィーナス様在っての毒ですからね。ヴィーナス様亡き今 『特別な毒』はもう存在しないの。デスストーンとの直接戦力は 私達 3人だけでしょうね。私達 3人で特別に訓練を致しましょう」


「そうですわね。デスストーンも真っ二つにしてやるわ。ヴィランちゃんにも負けないから」

王妃様は いつも通り。


「はい。よろしくお願いします」


「『イブキファイル』によりますと デスストーンは『龍型』で復活する可能性が高いと考えられます。『龍型』で復活の場合 かなり対抗するのは 難しくなります。お任せするしかございません。この国の存在 この国に住む人々の為にも くれぐれもよろしくお願い致します」


「私も 聖女様のおかげで 右足が動く様になりました。まだまだやりますよーー。ヴィランちゃん 宜しくね」王太后様が 聖女様を強調してくる。照れる、、

「は、はい。こちらこそ よろしくお願い致します」


「せめて 餓鬼は カシェット達で殲滅可能が望ましいですね。畜生 修羅はお願い致します」


「国民に対して 明るい話題を提供するのも 国の役目だ。ゴブキとヴィランには 盛大に婚約式を行ってもらう」

「ゴブキ殿下 ヴィランの婚約は 国内外に広く周知致します。我が国の王太子と 世界初の『聖女』の婚約です。国内に於いては 盛大な婚約披露パーティーを開催致します。時期は 周知 準備を整えまして来年度の2学年が始める前を予定致します」


「まぁ ヴィランちゃんが やっと! 娘になるのね! 嬉しいわ」

「私の孫ね! 可愛いいわねーー」

「ヴィ、ヴィラン よろしく頼む」

『げっ!? やっぱり婚約するんだ、、』


「柱の歪が改善された事により ゴブキ殿下の暗殺・害する者の出現は 無くなります。殿下の通学路の安全確保も必要無いでしょう。悪役令嬢は継続するとして 護衛はベッタリではなく臨機応変と致します」


『『悪役令嬢』このまま継続なんかよ! 王太子殿下の護衛が目的の 悪役令嬢だったはず、、そこは変わらないのかよ!』


「聖女様については 四神獣様のお話より その力は確かで本物です。これだけ 聖女の噂が広まっております。否定したり隠蔽したりする事は 得策ではありません。直ぐにでも『聖女』として国も認定致します。そこで これから聖女様と交流を画策する貴族連中 国民が 多数出現するかと考えられます。早い段階で ゴブキ殿下の婚約者としての立場を確保致します。学園に於いても護衛を付けます。聖女様である為 強く拒否する事は 心象を悪く致します。そこで 聖女様の護衛兼 強い口調 キツイ態度 棘のある言葉で 聖女に群がる人達を排除して聖女様を護る者を 1人付けます」


『うん? なんか どこかで聞いた事ある様な、、』

『うん? うん?? 『悪役令嬢』を護る『悪役令嬢』???』


「丁度 ヴィランと同じ年齢で 騎士としての腕も確かです。聖女様への忠誠心も かなり強く。うってつけの者が1人おりますので その者を配置致します」


「私に護衛が付くのですか?」

「そうなります」


「最後に 支爵家としての機能ですが ヴィランの方から 四神獣様にお願いして頂き 四神獣様の御力を支爵家にも 分体し 万が一 四柱にトラブルが発生した場合でも しばらく八支柱に於いて 国の崩壊が防げる様 手配致します。ヴィラン 頼めるか?」


「はい? 四神獣様達との繋がりを もう少し頂けば良いのですか?」

「そうなるな」

「という事なので お願い出来る?」

『シレン様からお願いされるなんて 嬉しいね。頼られてるね。我等にお任せ下さい』


空中が 黒 青 白 赤 に輝いたかと思うと ゆっくりと丸い光が 8個降って降りてきた。

ヴィランの手の上に ブラックダイヤモンドの珠が2個 サファイアの珠が2個 パールの珠が2個 ルビーの珠が2個 乗る。


『シレン様 どうぞ』

「うん ありがとうね」

『てへへへ」』


「それでは これらを速やかに手配する。国民には混乱を招かぬ様 極秘事項とする。くれぐれも他言無用とする」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ