デスストーン考える 頑張ります!
解説です。
『十』とは 四柱 四道 地獄と天を 合わせて 『十』となります。
読んで 字の通り (じゅう)
つまり じゆう=自由。
と解釈頂きます様 よろしくお願い致します。
◇デスストーンのお話
あんな場所で シレンと出会うとは、、『地獄 餓鬼 畜生 修羅』を巡って ようやく手に入れた『人間』の肉体!
そう易々と 手放す訳にはいかない。
俺が どれ程の時間と労力を払って ここまで辿り着いたと思っているのか!
地獄に導かれ 悔しくも、、自我の無い餓鬼となり サファイア柱から少し力を取り戻し。自我が獣並の畜生となり パール柱から また少し力を取り戻し。僅かな自我に芽生えた修羅となって ルビー柱から。そして 取り戻した力を使って 自我を保てる『人間』にようやく成った。今迄 巡って来た 餓鬼2体 畜生1体 修羅1体 と同数の頭の数だけ 分体を出す事が出来るまでに力を取り戻した。どれ程長かったか、、
だが シレンはどうだ? シレンの力は 凄まじい。『人間』の器なのに 『魂の力』を許容している。驚愕の出来事だ。通常『人間』の肉体なら あの力の負荷を 受け止めきれず 肉体が崩壊するはず、、現に 俺のこの肉体は この俺の力を存分に発揮する事が出来ない。全ての力を振るえば 肉体が崩壊するだろう。奴は 生まれてくる時に 既に『魂の力』に 見合った『人間の肉体』を 手に入れた。と考えるべきだ。
それにしても 忌々しい『シレン』! 四柱 つまり『玄武 青龍 白虎 朱雀』の『四神獣』を連ね。 六道の内『餓鬼 畜生 修羅 人間』の『四道』を憐む。者!
『四連 四憐』
シレンは『四柱』も『六道』も 極めていた。奴を相手にするのは まだ早い!
なんとか『天』に至り 『神』としての 力を取り戻さないと だが ここまではわかる! しかし『六道』を 使いこなす事が出来なかった俺は どの様な手順を踏めば『天』に 到達するのか? 正直 わからない。。
やはり ダイヤモンド柱以外の『柱』から 残りの『力』を取り戻す必要があるのか。。
しかし これ以上『力』を取り戻して、、果たして この肉体が許容し切れるのか?
部分的なダメージなら 力でどうにでもなる。だが 本質的なダメージを受けてしまったら 肉体が崩壊してしまう。この肉体が許容出来ない程の力を 取り戻したところで 肉体が崩壊してしまっては 意味が無い。
ひとまず 各柱に攻撃を仕掛けて この肉体が許容する限界まで 力を取り戻していくか? いや、、違うな。
各柱に 単調に攻撃を仕掛けて 防御の弱い柱から叩くか? 難しい、、どうしたらいい??
『シレン』 奴は、、
確か 奴の真名は『シレン ニドウ』だったはず。『四柱を連ね 四道を憐み 地獄と天のニ道へ導く者』
つまりは『十』
奴が何故 生まれながらに あれ程の肉体を有しているのか? 何故『神』としてでは無く 『人間』として 生まれて来たのか?
バースストーンが『四柱封石』を使えたのはわかる。だが何故? 『六道輪廻』を使えたのか?
俺は 考え直してみる。ここまで辿り着いたのだ。ここで焦っては駄目だ。思い返してみる。
シレンは 死を感じていたはずだ。だからこそ 俺達 弟子を取った。だが 俺という不測分子が居た。そこで 死ぬ前に 自分の力の一部『六道』に関する力か、、バースストーンに渡した。そう考えると バースストーンが『六道』の力が不完全とはいえ使う事が出来 自身の神位の力を加えれば 俺を地獄に導く事は可能か、、だが シレンの魂はどうだ? 一部力を失っていたはずだ。そこで 魂の状態で 全ての力を取り戻すか 回復するまで待っていた、、魂の状態で待つ、、そこにバースストーンが死んだ事により バースストーンに渡していた力が戻って来る。。
ならば 奴は力が全て戻ったはずなのに 何故『神』として生まれて来ない?
何故 『人間』なのだ??
まさか!!『四柱』か?? 実は 全ての力が戻って来ていないのか、、
「!!!」
なるほど! そういう事か!!
俺は ようやく『天』に到達し その上で 全ての『力』を 取り戻す方法を掴んだ気がした。確証は無いが おそらく 間違い無いだろう。
しかし それには 俺以外の『人間』の力が必要だ。アイツを使うしかあるまい。うむ、、思念は 繋がっている。
ならば 我が力を 授けてやれば 上手く立ち回れるはずだ。




