長文タイトルという導線
実は短文タイトルのほうが好きだ。
これまでに何度も今作は短文タイトルにしようと思ったことがある。
幻創の魔術師もサブタイトルはつけない予定だった。
まぁ長文にしてもご覧の有様だったけど。
結局、いつも長文タイトル。
理由は簡単、短文タイトルで人を呼び込める自信がないからだ。
というか普通は無理。
短いタイトルでいきなりブックマークがたくさんついてる作品は、その作者にたくさんのファンがいるからだ。
無名の作者が短いタイトルで高クオリティの作品をあげても、1話目から発見してもらえることはない
サイレント・ウィッチなんかがいい例だろう。
だから僕は長文タイトルにする。
作品を公開したらたくさんのファンがブックマークしてくれるような状況じゃないからだ。
そんな気取ったことをしていられる立場じゃない。
タイトル、タグ、あらすじ。すべてに全力を注ぐ。
そして爆死する。
追放やざまぁのような人気タグは検索からも来てくれる。
タイトルでガツンといかにもなろう丸出しな作品であることを提示して、タグからも集客する。
だから非テンプレ作品が不利なのは当然だ。
これらの導線が一切ないのだから、完結頼みになる。
そして完結しても報われない可能性のほうが高い。
故に僕は今日も追放ざまぁを書く。
亜空の聖女なんか追放ざまぁというより復讐に近いのに、しれっと追放ざまぁタグをつけている。
人気タグは偉大であるということだ。