設定資料
インコグ・ラボ様が発売した商品『巨獣討伐RPGコロッサルハンター』の内容と一致しない部分があります。
予めご理解ください。
ゴウスケたちの用語集では、主人公の表記はなくCHJは東京と表記されているものとします。また、スタイル説明も用語集にあるものとします。
◇用語集
ハンター関連
・ハンター
コロッサルハンターのこと。
かつては「コロッサルに攻撃されたときにコアが体内に入りマテリアル操作能力に目覚めた者」だった。
しかしコロッサル化のリスクを避けるためにエンド社はハンター覚醒の研究を進めた。
その結果、ハンター化体と呼ばれる成分ハンタリティンを含んだエリクシルという薬物が完成。
これを定期的に摂取することで一般人はリスクなしにハンターとしての能力を手にするようになった。
・ザム
コロッサルの動力源。コロッサルはザムを食べるので、隙を伺えばハンターからすれば攻撃チャンス。
マテリアルと呼ばれていた物質と同じだが、主人公たちがCHJにやって来て間もなくエンド社により正式名が変更された。
かつてのレアリティは廃止され、ザムの量や質は各地の端末を介してエンド社が算出し、報酬の領収書を発行する形になった。つまりハンターたちはザム獲得量のみに気を付ければよくなった。
人によっては未だにマテリアルと呼ぶ。また、巨獣の動力源であるため獣砂と呼ぶ者もいる。
ハンターはザムを自らの装備にすることが出来る。また、最近ではザムによって魔法のような効果を持つ「ソーサリー・コマンド(ザム・ソーサリー、または単に魔法)」を使うハンターが増えてきた。
また、ハンターや一般人にとって有益であり、ザムを燃料にした装置などザム使用アイテムは同種の通常の科学技術より数倍から数十倍パワフルである。
・ザム・コンバート(X化)
従来でのリクラフトおよびマテリアライズ。
ザムを兵装にしたり、絶命したコロッサルをザムにしたりといった効果が、このザム・コンバートに統括された。
・スタイル
型とも呼ばれる。
主人公たちがCHJに来たことが原因で従来の武装スタイルは全て「ブランク」というスタイルに置き換わってしまった。
そのため新たなスタイルを発明していく必要が出てきた。
・サポートスタイル
Sスタイル、または型Bとも呼ばれる。
主人公たちがCHJに来たことが原因で従来の移動スタイルは全て「ウォーカー」というSスタイルに置き換わってしまった。
そのため新たなSスタイルを発明していく必要が出てきた。
・パーソナル・パス
Pパス、個人証明、自己紹介ペーパーなど人によって呼び方はさまざまだが、エンド社が推奨する呼び方は「個人データ提示カード」。
名前、称号、目的の3つで構成される。
・ボイシー
ハンター・ラインの正統進化システム。
ハンターたちと幾つかの方法でメッセージを送受信出来る。従来の通話方式が1つ(V通話)。そしてハンターが各自で持つ仮想モニターにメッセージを送るとき、メール形式が1つ(Vメール)とSNS形式(Vセンド)が1つ。
・人間性
エリクシルの登場やリミットブレイクの封印によって、ハンターから人間性が失われるリスクはゼロになった。
・リミットブレイク
ハンターの戦闘性能を超強化する、いわば奥義。
しかし人間性を重んじられた結果、エンド社により封印された。
ハンターたちは超強化なしに戦う必要が出たが、ザムの扱いに習熟したハンターはリミットブレイク相当のスキルを人間性リスクなしに使いこなすらしい。
アンチェインバーストやアクセラレータもリミットブレイクが廃止されたため使用不可能になった。
・ベース
端末が置かれているエリアはベースである。
コロッサルによりゾーンにされたベースもあり、危機ベースと呼ばれることがある。
通常のベースは人々、特に一般人が安全に生活していけるように配慮されたエリア。つまりエンド社の努力により、普通のエリアとして保たれている場所だ。
ハンターたちはベースの拡大、保全をエンド社と約束している。
・エンド社
かつてコロッサルを研究していた機関が再編成された組織。
活動は以前と大して変わらず、コロッサルのデータ収集やザムの民間への活用、そしてハンターへの依頼などである。
・ボイシーハンター
・ザムハンター
それぞれボイシー連絡係、ザム発掘係のハンター。ハンターによっては、それをおもな収入源にしている。
コロッサル関連
・コロッサル
ハンターに倒されるべき存在。
巨大なコロッサルは巨獣とも呼ばれる。
謎の物質「ザム」を動力源とする。
攻撃行動が何パターンかあり、それを組み合わせてハンターや一般人を攻撃してくる。
同じ種類の個体ならば攻撃行動に違いは基本的にない。色違いの「イレギュラー」や、特殊な部位進化をした「アンリミテッド」は追加行動を持っていたり、行動がそもそも違ったりする。
しかし同種類のイレギュラー同士、アンリミテッド同士の行動パターンは結局、同じである。
・弱点
コロッサルは必ず弱点を持つ。
弱点にあたる部位はコアまたはサブコア、そしてクラック。
・コア
コロッサルにとっての心臓にあたる、意思や思考を司る部位。
弱点は基本的にコアとなる。
サブコアと呼ばれる、第二の弱点もあるがハンターたちにとっては大量のザムが手に入ることしか分からない。
かつて、ハンターたちはコロッサルからの攻撃でコアを体内に埋め込まれたことが戦う動機だった。
・外甲殻(外殻)
コロッサルのコアを覆う殻部分。硬さがあり、基本的にこの外甲殻によってコロッサルたちは耐久力を確保している。
・クラック(傷部位)
何らかの理由でボロボロになった部位。耐久力が低くなっており、ハンターたちはここを真っ先に狙うのが普通。
明らかに見た目が劣化しており、判別可能。
・コアガード(ガード部位)
コアを守っている部位。ハンターはコアガードを壊さない限り、そのコロッサルのコアがどこにあるか分からない。
・ゾーン
エンド社が介入に失敗した結果、3年間で仕組みが激変した。
町や自然をマテリアル(つまりザム)が侵食していた時代は終わったが、あらゆるゾーンは大気が汚染され、ハンターは30分しか留まることが出来なくなった。
コロッサルのボス「キラー」がゾーンを支配すると、簡単には移動しない。だがゾーンは汚染された大気で視認が簡単になったのは確かだ。
小型や中型のコロッサルがうろついているが、コロッサルはゾーンから外には出れない。一方、彼らはキラーが移動を始めると、捨て駒とばかりに同じゾーン内の全個体が一瞬で破壊されてザムになる。
・BIG6
コロッサルがかつて人類を絶滅の危機に陥れた大破壊。
しかし、今は都市伝説のようになっている。
ハンターたちやエンド社の力により、日本の半分ほどをベースにすることに成功したからだ。
世界関連
・世界書
ワールド・ルール・ブック。
世界書には「同じものが大量に存在し、手にしたハンターなど複数名に適用可能な個別消費型」と、「唯一無二の一点モノであり、エンド社に提供することでハンターのシステムごと強化する広域永続型」の二種類がある。スタイル・アルファを手にすることが可能な基本スタイルの世界書は個別消費型。
基本スタイルの世界書を広めたのはエンド社なので、この組織だけが世界書を作成する機能を備えているとみなされている。
・エニウェア83
本編でしばしば目にする、謎が多いエラー・コード。『コロッサル・ハンター』の世界を書き換えてしまう力を持つ。本編中では、主人公たちや一部のNPCしかその存在を知らない。
・喪失と新生
エニウェア83によって一変してしまった世界では、ハンターたちはスタイルのデータをリセットされ、ブランク・ウォーカーのエンプティ状態での生活を余儀なくされていた。しかしエンド社がハンターへの試練を兼ねた『基本スタイルの世界書』を広めたことで、
ハンターたちは新しい戦いの舞台を獲得していくことになった。
◇スタイル
・ハンドワン
中距離攻撃向きのスタイル。
スタイルとしてバランスがよく、時には他のスタイルの真似事をしたりする。
一方、多芸な代わりに器用貧乏になったり油断して大ケガをしたりすることがある。
・ボディフル
防衛向きのスタイル。
仲間を敵の攻撃から守ったり、自らの防御力を高めて生存に特化するのが役割。
ボディフルばかりの編成だと敵を倒すのに時間がかかる。しかし相手によっては激しすぎる攻撃が理由でボディフル主体とするしかないこともある。
・パンチング
至近距離攻撃向きのスタイル。
手数がハンドワンの倍近く出せるのが強みであり、そこに強化のベクトルを置くのが定石。
・トリックス
遠距離攻撃向きのスタイル。
敵から距離を取るので自らが攻撃されにくいが、集中が必要なために相手の遠距離攻撃があると行動を中断せざるを得ないというデメリットがある。
◇サポートスタイル
・トランピア
トランプという移動魔術を再現したSスタイル。
人間離れした壁走りや、ワイヤーアクションのような荒業を司る。機動性は抜群だが、不動であるべき局面では出来ることが少ない。
・デポジット
預かることに特化したSスタイル。
アイテムボックスという倉庫空間を管理しており、1人でもデポジットのハンターがいれば荷袋がいらないほど。ただしアイテムの預け入れには、大なり小なり時間を消費する。
・レイヤード
マテリアルによりレイヤー、つまり層を生み出すことに長けたSスタイル。
結界や足場など多岐に渡りマテリアルのレイヤーは活躍する。ただし生み出せるレイヤーはマテリアルなので、コロッサルにはエサである。
・ウェザー
天気を自在に操るスタイル。
他のハンターの属性攻撃を強める、コロッサルの攻撃を弱めるなどバフ・デバフかのように振る舞う。しかし天気を変更可能な範囲は自身の周囲から数メートルほど。
◇スタイルの昇格条件
ベータ以上はスタイル・アルファであればエンド社の端末で昇格可能。世界書は必要ないが、ハンター・レベルの制限がある。
・エンプティ
本編では重視されないブランクとウォーカーのスタイル。初期状態の主人公たちや、スタイルを失ったNPCハンターたちはここからスタート。
・アルファ
基本スタイルの世界書があればハンター・レベル1から昇格可能。
・ベータ
ハンター・レベル15から昇格可能。
・ガンマ
ハンター・レベル35から昇格可能。
◇ハンター・ランク
スタイルと違い、一定のハンター・レベルになると自動的にランク昇格。
D(ハンター・レベル1)→C(レベル15)→B(レベル25)→A(レベル30)→S(レベル40)