学校
キーンコーンカーンコーン
学校中にチャイムが鳴り響いた。
和樹「危ねぇ~。ギリギリ間に合ったわ。」
雅也「おいおいどーした?そんな疲れて。」
こいつは俺の友達の雅也だ。
和樹「いや~実は今日、朝のニュースでやってた事件現場見に行ってたら、時間ヤバくなっちゃってさ。」
ガラガラガラ
雅也と話をしていると
担任が教室に入ってきた。
担任「みんな席につけ~。 HR始めるぞ~。」
和樹「じゃあこの話はまた後でな。」
雅也「オーケー。わかった。」
担任「えー、じゃあ出欠とるぞ。 相原………………。 よーし全員揃ってるな。今日は、この近くで物騒な事件が起こったから午前中で、学校は終わりだ。
みんな気をつけろよ~。 これでHR終わりにするぞ。」
ガヤガヤガヤガヤ
和樹「よっしゃー。今日、学校午前中で終わるとかまじ嬉しいわ~。」
雅也「まじラッキーだな。でも物騒な事件ってなんだ?」
和樹「あぁ、実はさその事件現場をさ、朝、見に行ってたんだよね。」
雅也「マジで!? おまえ頭おかしいんじゃねぇの?
そういうとこ、行ってっとまじで呪われるぞ~。
ハッハッハー。」
桜「なーに?そんなに笑って?」
雅也「おー、桜 聞いてくれよ。和樹がさ~。」
和樹「いや、でもさ!! そこなんか誰もいなかったんだけど、おかしくね?」
雅也「おいおい和樹、うそつくなって。桜も言ってやれよ。」
桜「とゆうかなんのことか、さっぱりなんだけど。」
三人が話で盛り上がっていると、
キーンコーンカーンコーン
和樹「授業始まっちったな~。」
雅也「席着くか~。」
ガラガラガラ
先生「じゃあ授業始めるぞ。今日は、教科書30ページからやるから、教科書開いてー。」
和樹「あぁ~。またつまんねぇ一日がはじまんのか…。」
授業が開始して10分……
和樹(まじつまんねぇ。退屈すぎだろ。
そもそも 世界史とか社会でて使うのか?
会社で 世界最古の人類はアウストラロピテクスとか言ってんのか?
もしそんな会社があるとしたら倒産寸前で気が狂ってるとしか思えねぇよ。)
先生「じゃあ竹原! 世界最古の人類はなんだ?」
和樹「え!?えーとアウストラロピテクスですか?」
先生「やるなぁ。よく勉強してるじゃないか~。」
雅也「よっ!天才!」
雅也がすかさずつまんねぇことを言ってきた。
まぁいつものことだから
スルーするけど。
和樹(てか桜は授業に集中しすぎだろ。 雅也にいたっては さっき俺にふざけたこと言ってきたくせに
寝てるし…。なめてんのかあいつ。)
(それにしても、なんで今朝あそこには誰もいなかったんだろうな。)
(うわっ、あの気味悪りぃ人形も思い出しちったよ…。)
そんなかんじで
午前中の授業が終わった。
和樹「やっと学校が終わるわ~。まじ疲れた…。」
雅也「おいおい、学校楽しいじゃんか。 俺にとっては天国だぞ。」
和樹「バーカ、おまえは授業聞かねぇで、寝てるだけだからだろうが!」
雅也「ハッハ、まぁ、そーゆーことだな。」
桜「もう二人とも授業は真面目に受けるもんだよ。」
和樹 雅也「悪りー悪りー。」
ガラガラガラ
担任が入ってきた。
担任「じゃあHR始めるぞ~。朝いったように今日はこれで学校は終わりだ。
各自、家に帰って自主勉強するように。
終わり。」
気をつけ 礼
「さよなら~」
和樹「なぁ、このあとどうせお前ら暇だろ?
俺が今朝見に行った事件現場行かね? 」
桜「失礼ね~、私たちはこのあとデートすんだから。そんなところ行かないよ。」
和樹「そんな固いこといわずにさ~、頼むよ。」
桜「だってさ、雅也どうする?」
雅也「まぁいんじゃね?
行くとこ決まってなかったし~。」
和樹「まじで!?サンキュー。じゃあ早速行こうぜ。」
そういって和樹たちは学校を後にした。