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毒使いの悪女と呼ばれた薬師令嬢ですが、もふもふに愛されて辺境の救世主になりました

 王都で生まれた薬師令嬢リリィは、毒薬の知識を持つというだけで「悪女」と罵られた。
 婚約者にも裏切られ、処刑の台に立たされたその夜。
 彼女は自らの手で鎖を焼き切り、逃げるように王都を後にした。

 たどり着いたのは、人も魔物も避ける“毒の森”。
 空気さえも毒を含むその地で、リリィは一匹の聖獣――銀の毛並みを持つ巨大もふもふ、アズールと出会う。
 毒を糧に生きる聖獣と、毒を薬に変える令嬢。
 二人の出会いは、滅びゆく辺境を変える“奇跡の始まり”だった。

 アズールの癒しの息吹を受け、リリィは再び薬草を育て、薬を調合し始める。
 毒に侵された村人たちを救い、失われた土地を蘇らせ、いつしか“毒の森”は“聖なる谷”と呼ばれるようになる。

 しかし、王都では「死んだはずの悪女が、辺境で奇跡を起こしている」という噂が立ち始め……。
 かつて彼女を処刑した王族たちは、もう一度彼女の力を求めて動き出す。
 ――それでもリリィは言う。
 「私は、もふもふと静かに暮らしたいだけなのに……」

 癒し×もふもふ×成り上がり。
 毒草令嬢と聖獣の絆が、世界を癒す物語。
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