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26話 バトルフェス2

 続いてDグループの予選も始まったので、私たちはそのまま皆で固まりながらモニターで観戦をします。


 Dグループはそこまで目立つ人もおらず、堅実な戦いで勝ち抜いた槍使いの男性と、タンクらしき大盾と片手剣を装備した男性が本戦に出場となりました。


「ここのグループのプレイヤーはこう言っちゃ悪いが、地味だな」


 堅実な動きで普通に上手いんだが、とヴァンさんは続けます。まあユニークスキル持ちは明らかに目立つので、そちらの方が迫力はありますもんね。


 それにしても、ここまでで見たユニークスキル持ちだろうプレイヤーは二人で、私のユニークスキルも含めると三人ですか。思ったよりもイベントまでで手に入れたプレイヤーはいるようです。本戦では油断しないようにしなきゃですね。


 そう決心していると、続けてEグループの予選も始まります。確かEグループにはセントさんがいましたね。


 Eの予選が始まったと思ったら、今度は大きな雷や血の波が発生します。


「これらも、おそらくはユニークスキルですかね…?」

「そうらしいな…」


 雷を操る金髪の男性と、血を纏った銀髪の男性は他のプレイヤーには目もくれず、互いの片手剣を交えてバチバチに争いあっています。


『〈鮮血の魔剣(ブラッド・エッジ)〉!』

『〈雷光の剣(スパーク・ソード)〉!』


 そんな声を上げながら、ユニークスキルらしき武技も撃ちあいます。その攻撃の余波だけでも、他のプレイヤーたちが吹き飛び、HPを削り切られてといった感じで次々に失格となっていってます。


「この雷を扱っている男性プレイヤーが、今一番強いとネットで言われてるらしいぞ」

「そうなのですか?」

「まあ掲示板で、だがな。そしてこのイベントでの優勝候補でもあるらしい」


 なるほど、それは凄いですね。今の予選試合を見た感じ、確かにそれを言われるだけの実力はありそうです。そしてそれに対抗している吸血鬼らしき男性もかなりの腕前だとわかります。


 そうしてバトルフィールド内で争いあっていた二人ですが、他のプレイヤーが二人以外いなくなって終了のシステムアナウンスの声がなると、お互いに武器を下ろします。


『ふん、ここまでか』

『みたいだな、決勝までに負けるなよ』

『貴様もな』


 Eグループの予選はこの二人に決まったようで、本戦出場が決まったこの二人の名前は、ルベルとカムイというようです。


「この二人もユニークスキルを持っているのは確実でしょうね」

「だな。この人たちの相手にはしたくないな…」


 私のその言葉にクオンも同意してそう言葉を溢します。


 明らかにこの二人もユニークスキル持ちなうえ、先程の人形遣いのアリスさんや暗殺者タイプのジェーンさんと違って直接的な攻撃手段が豊富なようですし、かなりの戦闘技量も窺えます。この方たちも相手にするのは大変そうです。


 もし私が相手にするのなら、私のユニークスキルには直接攻撃の武技は殆どないので、動きの加速や分身を生み出したりして戦わないとすぐにやられそうです。


「負けたー!」


 そんなことを思考していると、戻ってきたらしきセントさんが声を上げてこちらに向かってきてました。


「お疲れ様です、セントさん」

「見てたわよセント。あんな簡単に吹っ飛んで失格になって」

「仕方ないだろー、あの二人、マジでヤバかったんだから!」


 私とマーシャさんがそう答えると、セントさんは愚痴をこぼしつつ続けます。


「あの二人が使う武技の余波だけでのHPが四割も削れたんだぞ?直撃してたら一撃で倒されてるぜ、あれ」

「食らった感じ、どんな風だったのですか?」

「あー、それはだな、雷は出が速いうえに威力もあるな。そして血で出来た斬撃はこちらに飛んできてなかったから、そっちはあまりわからなかったな」

「なるほど…」


 やはり雷は速いのですね。これはこちらも加速していてどうにかなると良いのですが…


「それと待機室で見てたぜ!レアちゃんは本戦に出場出来たんだな!」

「ええ、まあ隠れていただけですけどね」

「それでも凄かったぞ!俺なんて隠れてても吹き飛んだしな!」

「セントさんもお疲れ様です」

「おう、ありがとな!クオン、だっけ?お前も本戦に出れて凄いな!」

「俺のグループは、特にユニークスキルを持っていそうな強いプレイヤーはいませんでしたから」


 軽く笑いながら会話を続けるクオンとセントさん。


「あ、でも…」

「ん?どうした、クオン?」

「俺のグループのもう一人のプレイヤーは、もしかしたらユニークスキルを持っているかもしれません」

「そうなのですか?」


 その二人の会話を聞いていると、気になることが話題に出たのでクオンに聞いてみます。


「おそらくだけどな。爪系のスキルではなかったはずの武技を使っていたから、もしかしたらと思ったんだ」

「そうなのですね…」


 そうだとしたら、この段階まででユニークスキルを持っていそうなプレイヤーは、私を入れて六人ですか。結構な数のプレイヤーが持っているようです。


「と、次が始まりますね」


 私のその言葉に、皆さんの視線がモニターに移ります。次はFグループですし、兄様が出てくるはずですね。バトルフィールドにプレイヤーたちが現れてから少し待つと、開始の合図とともに戦いが始まります。


 兄様は……いましたね。兄様はフィールド内を常に移動しつつ刀を振るってプレイヤーたちを切り裂いていきます。どうやら、このグループには兄様を苦戦させれるプレイヤーはいなかったようで、本戦には兄様と、兄様が倒していって最後に残った風魔法を扱うローブ姿の男性が出場となったようです。


 それと、このイベントの少し前に兄様もユニークスキルを得たと話していたのですが、この予選では見ることは出来ませんでした。

 兄様のユニークスキルの詳細は詳しく聞いていないので、見るのを楽しみにしてますか!


「やっぱゼロさんも強いな。しかもユニークスキルを使わずに予選を突破か」

「まあ兄様も私と同じように、刀剣類のみのゲームでトップでしたからね」


 私は銃系のゲームでトップでしたが、実は兄様は私がやっているゲームと違う剣豪オンラインというゲームでトップに君臨していたのです。なので刀剣類に限れば凄まじい強さを誇り、ゲームが違うとはいえこのくらいなら余裕だろうとは思います。まさに私の自慢の兄です!


「よう、勝ってきたぞ」


 そうして次までの予選の待機時間で話していると、兄様がそんな声を上げながらこちらへ向かってきてました。


「兄様、予選突破おめでとうございます」

「ゼロさん、おめでとうです」

「あ、ゼロ!予選突破出来てすごいわね!」

「あたしからもおめでとうの言葉を送るよ!」

「ああ、ありがとう」


 私、クオン、マーシャさん、サレナさんが次々にお祝いの言葉を送ります。兄様は少しだけ照れたような顔をしつつもそう返してきます。


「レアとクオンも予選を突破したのは見たぞ。もし本戦であったのなら、手加減はしないからな」

「ええ、もちろんです!」

「俺も勝たせてもらいますよ」


 私たちがそんな会話をしていると、次の予選が始まります。次はGグループの予選ですね。


 こちらも特に目立ったプレイヤーはおらず、大剣を使う女性プレイヤーと片手剣を扱う男性プレイヤーが本戦に出場に決定しました。


「ここも、特にユニークスキルを持ったプレイヤーはいなさそうだったな」

「そのようですね」


 クオンの言葉に頷きつつ同意します。ユニークスキルを得ているプレイヤーは何人かはいるみたいですが、どの予選にもいるというわけではなさそうです。


 本戦に出場した二人は言っては悪いですが、他のプレイヤーよりも少し強いかも?くらいの強さなので私や兄様、クオンなら苦戦はしないでしょう。


「次の予選で最後だな、次はHだったか」


 そんな会話をしながら、私たちは最後の予選を観戦します。


 そしてHグループの開始の合図がなり、予選が始まります。この予選では、氷の魔法らしきものを操る杖を持ったプラチナブロンドの髪色をしたエルフの女魔法使いが特に目立っているようです。


 それに対抗するかのように、数十名のプレイヤーたちが団結してその氷魔法使いに襲いかかります。


 しかし、狙われた女性は無数の氷で出来た氷柱を飛ばしたり氷漬けにしたりと、難なくプレイヤーたちを倒していってます。


 そうして殆どのプレイヤーをその女性が倒し、バトルフィールドにはプレイヤーたちの痕跡の氷塊が残った惨状となりました。

 残っていたプレイヤーの一人である格闘家のリュウさんと、その惨状を残した氷魔法使いの女性のネーヴェさんが本戦に出場となりました。


「この女性の魔法らしきものも、ユニークスキルっぽいですね…」

「だな。つまり、レアを含めて本戦に出るユニークスキル持ちらしきプレイヤーは八人ってことか」


 八人ですか……なかなかいるようですし、ここからの本戦は苦戦は必須でしょう。とりあえず、良い結果は残せるようにしたいですね。


『本選出場のプレイヤーと観戦を希望するプレイヤーの皆さんにお知らせいたします。これからの本選は二十分後に開始いたします。観戦のプレイヤーは予選と同じく、観戦エリアのモニターか個人のメニューから見ることが出来ます』


 そうクオンと会話をしていると、そのようなシステムアナウンスがなりました。どうやら、本戦までは少し時間があるようです。


『本戦に出るプレイヤーの方は、開始時間までに転移ポイントから行ける本戦待機室に待機していてください。そこから予選と同じように開始時に転移でバトルフィールドに送られます』


 なるほど、先程と同じように、今度は本戦の待機室に時間までにいればいいみたいですね。


『そして、本戦からは運営NPCであるカプリコーン様とリブラ様が審判を行います』


 カプリコーンさんはわかりませんが、リブラさんは確か私のキャラメイク時にいた方ですよね。あそこにいるように、運営に関するキャラだったのですね。


『ただいまより私、リブラと…』

『カプリコーンの私が説明をさせていただきます』

『では、まずは本戦のルールを説明させてもらいます。ルールは簡単で、このシンプルな土で出来たバトルフィールドで場外負けなしの一対一の試合を行ってもらいます。もちろん、降参は可能です』


 予選とは違い、場外負けがなくなってタイマンの試合になるようです。本戦ですし、外に飛ばされて終わりではつまらなくなりますもんね。負けが確定となったなら、降参で負けることも出来るようです。


『そして試合中のアイテムの使用についての説明になりますが、試合中では使えるアイテムは十個までと決まっております。それ以上をインベントリから出して使おうとすると、システムによって使えなくなるのでご了承ください』


 ふむふむ、本戦ではアイテムの使用に制限がかかるようですね。まあこれもそこまで問題はなさそうですし、大丈夫でしょう。


『これで説明は以上となります。それでは、本戦のトーナメントを発表します』


 リブラさんのその言葉を合図に、モニターの大画面にトーナメント表が現れます。


 私は……A会場の4のようですね。相手は、Dグループにいた槍使いのケンって人のようです。


「クオンと兄様はどこでしたか?」

「俺はレアと同じA会場で、1だったな」

「俺はB会場の4だな」


 なるほど、クオンは相手に勝って、私も勝ち上がれたのなら当たるようです。兄様の場合は勝ち上がれれば決勝で当たりますね。ですが…


「クオンの相手はあの血の人ですね…」


 クオンは一回戦からユニークスキル持ちの相手のようなので、かなり辛そうです。


「勝てる見込みはあまりないが、出来るだけ足掻いて見せるさ」


 そう言って笑うクオン。んー、出来れば勝ち進んで欲しいですが、私から見てもかなり分が悪そうなのはわかります。


「まあそれでも、応援はしてますよ!」

「ああ、ありがとな」


 兄様も頑張ってくださいね、と兄様にも続けて言います。俺は?という顔をしていたので、ちょっとほったらかしにするのは良心が痛んだので…


『では、本戦の開始までに待機室で待っていてください。それでは、残り十五分後に一回戦を開始いたします』


 そんな会話をしていると、説明などが終わったようなので、私とクオン、兄様は一度皆に別れを告げて、揃って待機室へと向かいます。


「兄様の相手はユニークスキル持ちじゃなかったので、兄様なら苦戦はしなさそうですね」

「まあな。だが、油断はしないさ」


 確かにユニークスキルを持っていなくても油断は禁物でしたね。私もユニークスキルを手に入れて少し驕っていたようです。よし、気合いも入れ直して頑張りますか!


 三人で待機室へと転移すると、そこには先程の人形遣いのアリスさんと何名かのプレイヤーがいました。


「あ、レアさん!」

「先程はどうも、アリスさん。アリスさんの相手はあの雷の人のようですが、大丈夫ですか?」

「はいなのです!あまり私では勝てなさそうではありますが、精一杯戦うつもりなのです!」


 そう言って眩しく笑うアリスさん。うーん、いい子ですね〜…


「レアさん、そちらの方はだれなのです?」

「あ、紹介しておきますね。こちらは私の幼馴染のクオンと、私の兄であるゼロです」

「こんにちは、クオンです」

「ゼロだ」

「紹介ありがとうございます!私はアリスといいます!よろしくです!」


 三人はそう挨拶の言葉を交わします。そうだ!ついでにフレンドも交換出来るか聞いてみますか!


「もしよければ、フレンドの交換しませんか?」

「いいですよ!そちらのお二人もいいです?」

「俺たちも構わないぞ」

「俺も問題はない」

「では、しちゃいますか」


 そうして私たちは、アリスさんとフレンドを交換しました。


「初めてのフレンドなのです!嬉しいです!」


 わーい、と言いながら喜んでいるアリスさんに、私たちは微笑ましい顔をしています。


『時間になりましたので、ただいまより本戦を開始いたします』


 私たちがアリスさんと話している間に時間になっていたようです。周りを見ると、本戦出場が決まっていたプレイヤーの皆さんがもう待機していました。話に夢中で気づきませんでした…!


「確か最初はクオンですよね。頑張ってきてください!」

「クオンさん、ファイトですよ!」

「ああ、出来るだけ頑張ってみる」


 そしてクオンは転移の光に包まれて消えていきました。この待機室でも見れますし、三人で観戦してましょう!私がメニューで映像を映すと、アリスさんと兄様が近づいてきて、三人で並んで観戦を始めます。




 転移の光が収まり、視界が開けるとそこはもうバトルフィールドだった。そして俺の目の前に立っているのは、吸血鬼らしき紅い瞳に青白い肌、肩までの銀髪を靡かせた身長170cm後半くらいな、あの最強と言われているカムイと互角な戦いを見せていた男性プレイヤー、ルベルだ。


 ルベルは黒色のシャツに紅いロングコートを羽織り、同じく紅い靴を履いて紅色の剣を差した見た目をしている。


「よろしくお願いします」

「よろしくたのむ」


 俺たちは挨拶もそこそこに、戦闘開始の合図を待っている。


『それでは、A会場第一回戦、開始です!』


 ここから見える高めの場所にいる運営NPC、リブラさんの開始の合図とともに、俺たちは同時に斬りかかりにいく。


「〈オーラスラッシュ〉!」


 【片手剣】スキルのレベル五で覚える、斬撃を飛ばす武技の〈オーラスラッシュ〉。先手はルベルのその武技だった。俺はそれを横に回避してこちらも同じく〈オーラスラッシュ〉を放つ。ルベルは当然のように回避しつつ、こちらへ突っ込んでくる。なら、こちらも行かせてもらおうかっ!


「〈鮮血の魔剣(ブラッド・エッジ)〉!」

「〈パワースラッシュ〉!」


 ルベルは予選の時に見せたのと同じ、血を纏った斬撃をを放ってきたので、俺も武技を使って相殺をしようとする。しかし俺の攻撃よりも強力だったようで衝撃がこちらの手にも響いてくる。しかし、相殺には持っていけた!このままいくぞ!


 そしてそこから、移動したり足を止めたりして数十と片手剣同士を撃ちあい、激しい金属のぶつかる音を立てながらも、お互いに軽い傷を負いつつ戦い続けている。


「〈スタブ〉!」

「なんの、〈スマッシュ〉!」


 俺の放った突きの武技はルベルの撃った打撃系の武技で軌道をずらされるが、その流れには乗らず、強引に剣を引き戻してそのまま片手剣で斬りかかる。


「はぁ!」


 上から振り下ろした斬撃をを回避して攻撃に移ろうとしていたルベルを見て、振り下ろした剣を地面スレスレで止め、そのまま振っていた片手剣を返して武技の〈スラッシュ〉を放つ。


「ちっ…!」


 それにルベルは小さく舌打ちをして、後退した。


「強いな。カムイより劣るとはいえ、なかなかの強さだ」

「それはどうも」

「ならば、こちらも全力で行かせてもらうぞ?」


 そう言って先程よりも早い動きで一瞬の内に俺の目の前に近づき、持っている片手剣を右薙に振るってくるルベル。


「くっ…!」


 俺はそれを両手で構えた剣で何とか受け止めるも、衝撃は殺さなかったようで壁際へ吹き飛ばされてしまう。


「〈鮮血の魔剣(ブラッド・エッジ)〉!」


 ルベルは再び血を纏った斬撃を、今度は先程よりも速度を上げて放ってきたので、上がった速度に俺はそれをギリギリで躱すことしかできずに肌を薄く切られて赤いポリゴンが走る。

 そしてその次に視界の右下から蹴りが飛んできて、それは躱せずに腹に蹴りが炸裂し、背後の壁へと叩きつけられる。


「止めだ、〈波打つ鮮血(ブラッド・ウェーブ)〉!」


 ルベルは怯んだ俺へ、ユニークスキルで生み出した血の波を止めとして撃ってきた。


「うおぉっ!」

「む…!」


 俺は避けれないと悟り、その血の波に自ら飛び込んだ。受ける箇所を最小限にしたおかげで残りのHPはなんとか残り、二割となった。

 しかしそれに相手は驚いたようで、一瞬だが思考が止まる。いまだ…!


「〈デルタスラッシュ〉!」

「っ…!」


 俺の武技の三連撃の斬撃をその身体に受け、ルベルはHPを三割削られて少しだけ怯むが、反撃として血の斬撃を飛ばしてきて、それで俺の残っていたHPの二割が削り切られて光となって消えていく。


『試合終了です!勝者はルベルさんです』


 そんな声を聞きつつ、俺は元のエリアへと転移が行われた。負けてしまったな……やはり俺もまだまだだな。

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