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 詰まってると聞いてブラッドおじさんがきた。


「おじさんって暇だよね…」


「いや暇じゃないから」


「奥さんは?」


「奥さん仕事」


「ええリーダーおじさんじゃないの?」


「リーダーの仕事を減るように頑張るのもリーダーの仕事なのさ」


 実際僕は目的を達成してしまったため執着心をなくしてしまった。嫌々やってるのか?なら全く違う。奥さんに働かせて自分は姪っ子と遊んでる?奥さんが休みの日僕が働いてるときもあるから。すれ違いじゃない。本当にたまたまなんだって子供たちに言うのもあれなので。


 他にすることないの?ならこれが一番楽しい…。


「妹にも君らにも悪いけど多分もうノーベル賞候補から候補が外れる事はないと思う」


「ええなんで?」


「2000年前にクローンの問題が分かってそこから今まで解決できなかった。僕はこれを解決した」


「すごい」


「うんすごい事した、それで取れなかったらもうダメじゃない?って思うでしょ?自分の力以上の事してしまったと思ってる」


「あああれ?120%解放」


「まああれ意味わからんけどね…。限界以上ってのは、リミッターが70%ぐらいに設定してあって、やっぱ100%だよ。120%とか150%ってノリじゃない?」


「とにかく限界超えてやってしまったんだね」


「うん、まあ死ぬまでに僕以外の誰かが僕のクローン技術でノーベル賞もらえるぐらいの使い方発見したら、僕ももらえるかもね?その時は君らも余波があるよ。たださいずれ君たちが売れたら逆に僕があの有名なミラクルシスターズの親戚の方?になるだろうからね。頑張ってよ、そこでだそのための秘策を持ってきた」


 皆でゾンビラ〇ドサガ見てた。


「おじさんこれ面白さ分かりにくいんだけど…、昭和とかちょくちょく分からんネタあるし」


「深夜アニメって子供向けじゃないからね…」


「うお、何檸檬号泣してるんだ。泣くところあったか?」


「なんでこれがセンターなのか…、あるでしょ。ブラッドおじさんが何故これ持ってきたか?分からないのかな。金なしコネなし、アイデア無しの行き当たりばったりの地方アイドルが息詰まったような企画とともに苦労してるでしょ」


「何これで号泣ってうちらならあり?桃姉どう?」


「ありやね、言われてみてこれきっついね」


「アイドルって何すればいいんだ…」


「まあ追い込むため持ってきたんじゃないよ。アイドル活動ってわけわからないんだよ。それなりにどのグループもやってる事ってやってるでしょ?」


「うん、ガチの箱借りてライブはないけど、その知名度おじさん以外無いの分かり切ってるし」


「いくらマニア向けでも、自分の親より上のファンに囲まれてライブはきついよな…。客選ぶなと言うよりあっちも多分これはきついと思うんだよ」


「おじさんが来るのは良いんだよ。おじさんしかないそんなライブは絶望するー」


「母さんのファン層なので、下手したら僕の親世代だからね」


「おじさんのおじさんか…」


「多分ね、ファン層の若返りが一番の今の喫緊の課題じゃないかな」


「おじさんその熟語難しい」


「胡桃それなんというか、緊張感をもって急いでやるみたいな言い回しだよ」


「まあそんな感じ。君らと話してるとたまに子供なの忘れる」


「それ上げてるの主に檸檬だから、うち普通のガキだといつもママが言うねんー」

「あそうそう、そのアニメ突っ込みは面白いね」


檸檬「これ応用効かないよ。私たちのトークはダレるのばれる前に打ち切ってるから。これ会話が私達より長い。そのせいでカオスにして引き延ばしても問題ない」


「長くしたら?」


「これをそのままやれるならね?」


「面白いって思ってるのは上手いからやね、無理かも…」


「おとなしく私たちの力量にあった長さでやろう」


ブラッド「まあこれ突っ込みと言うよりボケなので延々と終わらない話になってカオス化するんだろうね」


「ああ、それや。これはたまにやらかす変化球じゃないと無理やな」


「うんうん」


「いや君がやるんよ?うちはいつも通りボケてればいいから」


「ええこれきつい…」


ブラッド「まあ突っ込みがアホみたいやからね…、あのさたまになら多分野薔薇も相談に乗ってくれるから、まとまったから今度聞いてみたら?」


「うんあんがとおじさん」


 始まってすぐファン層の高齢化に悩むチャイドルってうちらが初めてかも。


 お母さんと時間が取れたので早速話してみた。


「あそれチャイドルでは特殊だけど、よくある話よね。ママのファン層だと思うとこてこてのよくある話だね。さすが伝説のアイドル」


「おばあちゃんそこまで?」


「まあ人気絶頂で死んじゃったのが大きいと思う。だってずっと継続してればもっと稼いでたからね。もっとビッグなアイドルはいると思う」


「あのカバーストーリーか」


「あんたねーほんと適当に言葉使うわね」


「ママ最近冷たく当たるー」


「カバーストーリーってのは嘘が混じっててもそれっぽいつじつま合わせするものなのよ?」


檸檬「お母さん」


「何檸檬?」


「今回はお姉ちゃん悪くないと思います。だって、あの本すべて真実じゃないでしょ?」


「内容は触れないけど、おおむね真実よ」


胡桃「おおむねー」


「胡桃それは良くない」


「ごめん」


「でもお母さん概ねですよね?」


「そうね言い過ぎたわ。でも檸檬がいないと本当にこの子言葉の使い方が適当なんだから」


胡桃「だって幼児だもんー」


「無駄にいろいろ読んで理解してない確かに幼児よね。基準を檸檬にしないってのはあるね」


「それでママ若返りは?」


「新曲が一番軸だと思うけど、まだまだ先だと思う」


「王道ってつまらないよね」


「強いけどね、邪道でね」


桃子「野薔薇さんあれどうですか?歌ってみた」


「あれくそ面倒なのよね、多分ね素人ゆえの開き直りの違法動画あると思う。カラオケを流しつつボックスで歌ってみたって見た事ない?」


桃子「あります」


「あれ多分アウトなのよね、打ち込みとか、楽器で音を作らないといけなのよ。作曲の元自体は基本OK。よほどマイナーな曲以外は大体問題ないから。すべてクリアしても、これですべて?ってなるぐらいは私は音楽の著作権には無知だから」


「ママーうちの他の所属でそう言う音楽できる人は?」


「すべてそろってなら苦しいね。ギターだけピアノだけとかならいるかも。いくら家族経営と言っても私が社長じゃないし把握してないし、出来ていてもすべてそろえるとなるとそこまでとなる」


「ネットで趣味の人集めて演奏とかできたらな」


「胡桃のファンならそれ多分簡単。ただ年配ってのがねファン層広げたいのに、若い演奏者探すって逆でしょ?ってなる。でも桃子ちゃんアイデア自体は面白いと思うよ」

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