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「動物と触れ合おうと思う何が良い?」


檸檬「飼うの?」


「それは個々の家でやれば良いから、ほら犬猫ならそういう場所あるでしょ?」


「猫カフェとかか」


桃子「亀とか魚とかなら事務所でも飼えない?」


「花や植物を含めてまあそれは高度な発展で後で考えたらどうかな?」


桃子「確かになら猫カフェで」


檸檬「撮影とか問題ならない?」


「優等生め、後から知って問題炎上もアイドルらしい」


檸檬「馬鹿な事を」


「まあうちそういうミス実は少ない。事前に調べてある」


 猫を堪能した。まあ反応はまちまち、ばらけたほうが良いのだ。ただひとみちゃんは妙な感じ可愛がってるが手慣れすぎてる。


「ああひとみちゃん猫飼ってる?」


ひとみ「うん、パパママが好きで、私も可愛がってる」


「ああお世話はあまりしない美味しいどころどりの飼い主」


ひとみ「ええまあ…」


「ごめんごめん子供だったもんね意地悪だった。でも言えばいいのに」


「そのあたり難しいです」


「そうだなあまりべらべらいうのもね。そういう時うちらに言えばいいよ。こういうのいうの不味いかな?って」


「はい」


 2通りの反応があった。定番の可愛い子がかわいい猫と戯れるダブル可愛い。まあこれうちらさらにかわいい子なので相乗効果。もう1つは意外と動物慣れてない子多い。都会っ子なのでね。お金出来たら全国にって思ってるがなかなか…。


 2度と取れない慣れてない反応が取れた良かった。まさにこれだよって感じ。こちらもまさに動物に慣れてないってキャラがしっかり見せれて高評価。



 リトシスと反省会。これは皆でやってい良いが、これまでさぼってきたリトシスへの様々な技の伝授が目的。


「今回の目的分かる?」


かよ「分かりません」


「今までうちがさぼってきたのが悪いけど、まず分からないってのを改善したい。まるで伝えてなかったからね。今回はキャラを見せるのと可愛いを見せる。いつもキャラを見せる入ってるけど何故か分かる?」


かよ「うーん」


「うん良いよ、それを学ぶための講座だから。良く知らない人の事は日常で好きになれないでしょ?そこで内面を知ってもらう。後は猫にぎくしゃくしてた人とか、ああ猫?または動物に慣れてないのか?そういうどういう人生歩んできたか分かる一端」


ゆず「人生」


「突っ込むね、もっと言えばどういう生活してるか?かな、これで良いかなゆずちゃん」


「はーい」


「当然ひとみちゃんみたいにその逆もある。特に知られたくない事じゃないでしょ?」


ひとみ「はい」


「うん、そういうのは出せばいいんだよ。次に可愛いと可愛いの相乗効果。普通の女の子でも可愛い猫可愛がるのは可愛い。これをアイドルがやれば倍増、アイドル自身も猫のおかげで可愛さアップ」


ゆず「くるみん計算高い」


「だからこれがうちらの仕事なのー、でわざとらしく狙ってるの魅せちゃだめだよ。そういうのもうち上手いからね。もう手札皆見せる、皆に受け継いでほしいからねー、後さ、何でも伝えるけど、その中で自分達でも生み出すコツも教えていくから常に頭使ってね」

「ただこれ大変なので、誰かまとめ役欲しいな。皆誰が賢いと思う?」


雪「ゆずちゃんかな」


「ああそれはうちも思うが、ゆずちゃんは作曲頑張ってほしいからな。あれは学ぶことが多い」


雪「ならさやちゃん」


「うんさやちゃんも賢いよね。でも役者とアイドル本当に大変だから妹で良く分かってる」


雪「ならひとみ?」


「急に呼び捨て、仲良いの?」


雪「そかな?」


ひとみ「そうだと思ってるけど…」


「じゃひとみちゃんね、まあゆずちゃんに相談してうちも頼りになると思うから」



 信也から連絡が

「くるみん駄目かもしれません」


「そうか」


「ちょっと見てください」


 以前あった画像による重ねからさらに、ブラッドおじさんの研究。しかも詳細に、以前からあった技術の発展である事の紹介。そこから、うちの誕生日とのずれ。これらについて否定的意見が数多く出るが、、一人偽装隠ぺいのため遅らせて発表した可能性への言及がされる。そこから流れが変わる。


 檸檬の話も出るが、問題もあるが、同時に無視すればいいとの意見も出る。岸田胡桃は、岸田野薔薇の卵子と母体を使った岸田くるみのクローンなのではないか?信憑性があるとの意見が多く出る。


「先手を打ちましょう。覚悟してください。先にこっちから仕掛けるべきです」


「どうしてだ?リスクだけ高いじゃないか?」


「そうですね、どーせ放置しておけば全世界に広がります。それよりこっちが先にこっちの言い分を全世界に広げるのです」


「おおそれはうちの得意技じゃないか。よしやろう」


 ただその前にやる事があった。


「そのほら」


「ああ、こんな時に良いんですか?」


「ほんとは君の好きなだけと思ってたけど、さすがにあほすぎる、今までの人生すべて一回でうちにぶつけろ」


 なんていうかお互いすごい高揚感。今まで中途半端だった状態に区切りがついてすっきりした。


「じゃ戦いに行こう」


 家族をまとめて、事務所を演説会場にする。うちの独演会をしてチューブに流して、それを広めていく。


信也「良いですか?僕が撮る側ってのは緊張しますね」


「たまにはいいだろ、そしてお前にとってもうちにとっても記念すべきイベントだ」


 一切事前の文章がない。うちの自分の言葉これに説得力がある。事前の頭で組み立てたものと即興で今から話す。


「岸田胡桃です。ネットの一部で私がクローン人間ではないか?と言う噂があります。これについて今から言及します。私はクローン人間だと自分でも思います。ただし、その事実を証明する証拠はなに一つ揃えていません。それについてお話します」


「そんな難しい事ではありません。私の遺伝子情報と家族の遺伝子情報を照合すれば簡単に証明できます。ですが私はやりません。何故か?逆に言えば、何故そんな事をしなくてはいけないのか?ここに尽きます。これは個人情報です。確か遺伝情報は個人情報として守られるはずです」


「それをさらさなくてはいけない。それにはしかるべき理由がいります。私は全世界に問いかけます、それはなんですか?私個人はそんな証明全く欲していません。あなたは自分がクローン人間であると知りたくないのですか?それに対する答えは(So What。これだけです」


「私にその質問を投げかける人に言いたい、それを知りたいのは私じゃない、あなたじゃないのか?です。もっと言えばある個人が開示する必要性を全く感じない情報を暴きたいのはあなたじゃないのか?です。私個人は真実を知りたいと全く思っていません。ゆえにこれはここで終わりの話なのです」


「私がクローンだという噂がある、私はそうだと思う。だが証明する気は全くない。私が真実を知りたいと思わないからです。はいこれで私の話は終わりです。次に誰が私を作ったか?です。誰なんでしょうね興味がないです。仮に噂にあるブラッドおじさんがそれを手掛けたとします」


「それを誰が証明するのですか?まず私がクローンであることを証明してからになりますよね?しかるべき科学的研究機関がこれを行うため提出しなさいと述べてくるとします。その機関は国際的にそれだけの権限が認められてるのですか?」


「今クローン自体の善悪が議論されていて結論出ていないと思います。そりゃそうでしょう。当事者である私でもそれがどう悪いのか?良く分かりません。善悪の結論は置いておいて、強制的に規制するべきだ。こういう意見が出るとします。ですが、仮に私を作ったのがブラッドおじさんだとして、未だ善悪も定まってないものを、規制の数10年前にさかのぼって科学者の罪だと問うのですか?」


「規制は緩やかな法律だと捉えています。法律は定まってから適用されるのではないでしょうか?」


「訳の分からない噂に振り回されて優秀な科学者を日本から追放するような愚かな判断は日本の科学界はどうかしないで頂きたい。クローン人間であろう本人はクローン技術の犠牲者だと生まれてこの方思ったことがありません、それどころは私は自分の人生を幸せだと考えています」


「最後にたった一人のクローン人間として、クローン人間を作る事の善悪について、敢えて延べるなら、主観ではありますが、ケースバイケースだと捉えています。私は良いケースのクローン人間製造だったと捉えています」


 フー終わった。


「相棒、君の判断で流してほしい。そして拡散してくれ」


 まるで広まってない噂をわざわざ、大々的にうちが広げてしまった。まあ後はなるようになる。


信也「ブラッドさん本当に精緻に確認しなくてよかったのですか?」


「良いよ、僕も話を聞いてたんだ。そして胡桃が君を信じたのならそれに答えたい」


 最初は訳の分からない話として捉えられ数時間は何も反応がなかった。だが、噂とうちの演説を結び付けたものがいて、うちの演説の意味が理解されていく。まずは取材、問題は科学系の所から全く連絡がなかった。ブラッドおじさんの所にもだ。吟味?ってやつか。


 記者会見と言うやつだ

「ああ皆さん答えられない事もありますよ。芸能人岸田胡桃の記者会見じゃないのです」


記者「じゃ胡桃さんクローン人間なのですか?」


「私もネットの記述を呼んだだけですが、その可能性は高いです。ただね、私は皆さんと変わらないです。ただ否定するような根拠がないのと、本人がそうかも?と言ったほうが信憑性があるでしょ?」


記者「今後、DNA検査で証明する気はあるのでしょうか?」


「慎重に答えなくてはいけないですね。しかるべき科学系の機関がそれが必要だと納得できる説明を私とブラッドおじさんに出来るなら応じますよ。ただしその情報は開示する意味がないなら秘匿して外部には単純には届きません。もっと言えば興味本位でそれを知りたい人には微塵も伝える必要がないと考えています」

「要するにあなたたちです。何か他に聞きたい事がないならこれで会見を終了します」


なんとなく煙に巻いて逃げた。


 会見の後、ネットニュース、お茶の間あらゆるところに流れてやっと誰もが知る大騒ぎになった。うちとしてはこっちはどうでも良い。


 良い事として、アメリカのおじさんが師事していた教授が、日本の科学界から排除されるならまた二人でこちらで研究しないか?と打診してきた。これを様々な科学関係者に分かるようにである。ついでに某国からもこの手が伸びていて、日本の知ることとなった。


 問題の是非が定まってない間に人材流出につながるのじゃないか?となり、おじさんの追放などの話は一切なくなった。皆困った事態は理解したが、だからって排除は不味いというのが共通の認識になった。そもそも安易におじさんを排除するとこの技術自体も問題になってしまう。


 これは日本で開発された技術で日本の功績でもある。科学者を置いておいて、これ問題か?となるとその問題点を誰も指摘できない。


 ただ規制の話だけは善悪の議論とは別に話し合われるようになった。ただこれ東側陣営と西側陣営で足並みが定まらず、西側はそのうち規制、東側は全く規制する気がないとして割れて終わってしまった。


 しつこい取材が度々来て、規制の話が出たので、うちはまあ規制は仕方ないと答えた。善悪の議論をしている間にややこしい現実的問題を持ち込まないってのは悪くないのかもしれないとして置いた。立場としては永久に禁止するような考えじゃないとして置いた。今だけの緊急措置として規制。


「ただ、私としてはケースバイケースだという立場は変わりません。私の家庭は複雑なのですが、というか私自身が最大級ですね。それでも祖母からややこしい極まりない家庭環境です。その視点から、両親のどちらかが不妊であった場合。片親のクローンを夫婦で育てるというのは血のつながりが持つ、長い歴史の視点から良い話だと思うのですけどね」


「クローン=未知の怪物、そんな風に思ってる人がいたら是非これを考えてみてください」


 うちの話はその手の議題として真剣に話し合われることとなった。


 かなり嬉しい話題として、世界でうちの話題が出る事になった。突っ込んで書く人はアイドルの事も触れていてほくほく。勝手に世界に導線が広がっていく。


 うちらはノー天気に新曲でのライブ配信を決行した。鉄は熱いうちに打てー。配信後ファンに向けてコメントした。


(ええーっとクローン人間とか騒がれちゃってますが、ミラシスはクローン人間がいるからファンの皆さん嫌いになっちゃいましたか?)


 答えはもちろんNOだ。オタがこんな事で否定するわけないんだ。彼らにとってクローン人間よりアイドルの交際宣言の方がダメージになる。この新曲でNO1を久々とった。残念なのはアメリカでの非アメリカ音楽のランキングには入れなかったことだ。狙ってたんだけどな、そこまでご祝儀無いか。


 おじさんは多分守れた。ただとにかく沈静化しない。騒ぎを逆に利用してる。メンバーたちと、


「はー騒ぎおさまらないな。しかし黙ってたけど皆怒らないでいてくれて有難う」


桃子「いくら義理の姉って思っててもあれはでも両親は知ってたみたい」


「うん、ママンの親代わりだからね」


みよちん「ただあのライブ配信は狙って?」


「当然、あまりに騒がしくて収まって欲しいから、なら利用しますかと」


檸檬「皆ごめん、私は知ってたから」


桃子「いや、檸檬ちゃんは知ってないと逆におかしいよ」


リオ「卒業休業これある?」


「かなりある。収まるだろうとは思ってるけど、そうじゃない事もあるからね。休業で大騒ぎなったら楽なのもあった。前になちゃったけど。リトシスにも稼ぎ時なので頑張るように指導しないとな」


 飽きてたのでクローンネタはトークで禁止でいつもの日常で動画増やしてた。どこ吹く風でミラシスは変わりなかった。ただあんまりにもうるさいから、クルミンズの画像みながら完コピして、2画面横並びでクローンネタをチューブで投下しておいた。


 元々この手の比較画像が事の発端なので、ちょっとパロっったような気持ちで楽しかった。まあ本人は周りが思うほど気にしてないんだよな…。その不謹慎に見える態度理解してほしいんだけどな。ただ音が昔と違ってうち正確なのでハモリがずれた感じが良く出ていた。


 連日連夜、うちらコンテンツがかさ上げ状態になってる。データ分析したら明らかに変なんだろうな。


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