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 路上ライブをトラックなどを使って移動しながらやる。これを配信する。それにって次はどこにくるか?と受け手は考える。これをランダムにやっていく。まるで台風が通るように。これはやらない。まず盛り上げるための事を純粋に考える。次にこれは路上ライブは許可がややこしい。後お金。


 没で良いのだ。それを繰り返せばいつか。



「信也お話を考えていた」


「どんな?」


「その前に君って親子関係良いの?全く聞いてない自伝にもない。何か隠してない?」


「言わなくちゃダメ?」


「何か避けてるっぽい」


「実はね、くるみんに青春すべて費やしたの言ったよね?」


「言ったね」


「母親それ良く思ってない」


「親がゲーム取り上げるようなものだよね」


「くるみんを直接見たらどう思うか良く分からない…」


「かなり大事な事だがそれうち何も悪くなくて、君がすごく悪くない?」


「そうなるね。だからあまり会わないほうが良いかなと…」


「うちが絡まなきゃ、今は特に親子関係悪くない?」


「うんそりゃ今はね」


「それうちのおかげだよね?」


「そうだね」


「なぜうちお母さんとぎくしゃく?」


「困るよねー」


「まあ良いやちょっと話すぐらいは何もないでしょ?」


「うん、良くも悪くも普通の人だから。でそれが何か?」


「母親がいなくて、親子の仲がぎくしゃくしてた父と娘が、娘が事故で死んで、最終的に父親も死んでしまう。この父親転生した娘の息子に転生する。まあこれ立場を変える事で親子関係のやり直しがテーマ。ただうちって親子関係良いからエピソードが思いつかない…」


「面白そうだと思うけど、それ家庭環境が良い人には書きにくいね」


「やはりクリエイターには不足が必要なのか。無駄にはなったけど君が妙だった秘密分かって良かった。ただうち何も悪くないのにな…」


「いろいろごめん」


「ある意味君不良少年のような青春時代だからね、アイドルにはまって僕のくるみん作るような男子は素行不良と言われても仕方ない」


「うーんそんなイメージなのかな」


「結果としてうちがお母さんにムカつかれるから…、まあうちの息子を駄目にした女、確かに腹立つのわかる。でもなこれリモートの映像だけの女なのでうち悪くない…」


「まあライブも行ってたけど」


「思い切りずれてるが、うちが気にしてる会いに行けるアイドルへの皮肉のような。大金払って会いに来たらますますお母さん怒ってたね、うちらそんな集金システム無かったけどさ」


「あでもさ、ゲーム禁止とかあるじゃない。アイドル禁止とかなるとありそうで、いかがわしいような」


「け、こいつ余裕だからこんな面白い考えしてる。過去に君にそんな事あったら親子で事件起きそうでいやだようち、こそっとうちが悪いって持って行こうとしてないか‥」


「まあ難しい問題なんだよ」


「うちもよー分からなくなったので煙にまかれてやるー、うち自身隣の国じゃ規制されてもおかしくないと思ってるしね」



 他のアイドルと一緒にそのアイドルの持ち歌を歌って踊る。これお金儲けが見えないな。盛り上がりそうなものって、お金儲けが見えないのが多いな。うちが一番危惧してるのは全体で地盤沈下なので、あまり組むのに抵抗がない。昔抵抗があったのは、ちんけなグループだったから、今なら消えてなくなることは無いし、もう上を一切目指してない。とりあえずボツだ…。


 上を一切目指してないのは向上心が落ちたのか?と言うとそうではない。あの時分かった瞬間風速で突き抜けた一位に意味がない。そして絨毯爆撃のような下位のあのグループは誰かが這い上がってくる。もううんざりだ。もともと観客に決められた価値もしょーもない。


 あまり言いすぎると大衆文化の否定につながるが、それでも執拗にこだわるのは害悪だ。ファッションリーダーと言う言葉があるのだが、彼らは大衆の人気の先にいる。後追いで大衆の人気がやってくる。なら大衆の人気に意味が無いのでは?


 まあ大衆文化の先は実際は難しい。通常はコアとライトだ。これは時系列で後追いはしない。最初から交わらない。稀にコアクリエイターがライトで受けるだけだ。本当にファッションリーダーはいるのか?交わらないコア層じゃないか?


 そうだね先を行く意識さえあればファッションリーダーは存在する。だが、大衆と交わるのを捨てた集団はコア層だ。先を行くのを意識する集団は確かにある。うちが目指すものはそこだ。勘違いしてはならない、集団は一斉にスタートしない。うちについてきて先頭集団を形成する。


 実際は嘘だ、他の人間が前に出ないからやってるだけ。誰よりも、先に動いた人間の動きを見てる。うちは先頭集団ならそれで満足、誰も前に出ないから仕方なくやってるだけ。



 高校3年生になった。後1年だ。皆の将来とかあり、このままアイドルを続けたほうが楽だ。だがメンバー間で違いが生じてる。その最たるものが檸檬だ。他は微妙な将来だが、その中で問題はみよちんだな…。やっと導線になって無駄じゃなかったのだが、仕事にはならなかったな。


 仲が悪いわけじゃないが、メンバーそれぞれの向かう先がバラバラだ。でもそれが原因で分解じゃない。だから休業なんだ。この先再結成があるなら、その時皆ファンにとっての恋愛対象じゃないだろう。それでも需要があるのだろうか?まその時はその時だ。



「みよちん、WEBデザインやってみるつもりない?外注でHPデザイン仕上げてるけど、みよちんぐらいセンスあれば出来ない?一部だけでも練習するとかさ」


「良いかも。ただ胡桃ちゃん変じゃない?」


「漠然としたものじゃないね。みよちんだけには打ち明けようかな、みよちんだけがどうにも困ったなって見てる。うちら下の世代の高校卒業と同時に休業考えてる。檸檬が一番問題だけど、皆方向性がバラバラで全員一致の活動が枷になってる」


「ちょっと驚きもあるけどそうだね、枷かもしれないね。ところでなんで休業?」


「需要があればたびたび集まって活動したい。自分の道が確立されたらそう忙しくないでしょ。ところでなんでちょっと?」


「薄々ね、胡桃ちゃんなんか私の将来心配みたいの駄々洩れ…」


「あれじゃばれるか」


「他のメンバーには?」


「もうちょっと一緒の活動が頑張りたい、やる気そぐかもしれないから。後さ、他のメンバーはそれに多分対応出来るから。檸檬なんて解散数日前までも良いぐらい」



「信也あのさ、いよいよみよちんにだけ卒業休業伝えた。ただ当然例の件は伝えてない良いよね?」


「うん、そっち伝えたのなら、特に問題はないでしょ。迷惑って意味ではブラッドさんが最大なので、もうグループ活動停止が前提ならメンバーは良いと思う」


「それでどう?」


「特に動きはないね」


「もしそこまで悪影響が無かったら卒業までは続けるよ?」


「良いんじゃない、そこはくるみん次第なので」



 水着だらけの水泳大会とアイドル大運動会。前者後者ともにネットTVで利益出せないか?打診。あとは運動会はスポンサーの服着る。ただこれ乗る気じゃない。なにか発想が古臭い…。いけると思ったが、これ考えたら嫌になってボツ。なんでこの先へ行きたいのにそれなんだよって感じ。



「みんなー山でも登ろうか」


檸檬「これ登るじゃなくて、登ろうか?」


「うん、この提案どう?って話」


「微妙、これ祭りなの?」


「性と芸だね」


「なんで性なの?」


「ファンはうちらのいろんな面が知りたいんだよ。皆で困難を協力してとか」


「どんな山登る気?」


「ハイキングコース?」


「それ困難と立ち向かうの?」


「そこなんだよね、あんまりガチでもね…、攻めすぎてアイドル遭難とかあほすぎる」


桃子「芸が無いんじゃない?」


「そうだね、ファンが好きな女の子の事知りたいってもの以外ないね…、やらせありなら、ハイキングコースで大困難」


檸檬「なるべく自然な形でと言ってるよね」


「提案だからねー、没かな」


みよちん「この手の会議動画にすれば?どーせ没になるので」


「なるほど、撮るだけとって採用なら、企画が終わってから後で流せばいいか。ぼつなら即流して。ただうち大半が自分で没にしてるから」


リオ「瞬で終わるなら私達いらないよね」


「うん、いつもはそんなの、うちがこれ長くなりそうってのだけやるかー」



 これはいける。料理を作って食べる事にした。


「一人だけネットのレシピ使わない?」


檸檬「なんで?」


「何か人気出そうじゃない?後評判が良いといずれはネタ切れする、祭りに繋がる、後これ上手くいけば芸にもつながるね」


 まずは最初なので一人以外定番料理ばかりに、年少組にも手伝ってもらった。


 リオがレシピに、というか定番料理がない…。下手なのか、どうも手際が悪いので、年少組の出来る子を中心に変える。ゆずちゃんに、


「ゆずちゃん多才過ぎない?」


みよちん「それそっくり胡桃ちゃんに返すよ」


「そうか、料理って料理人じゃないと技術って感じしないから気が付かなったけど芸と言えば芸か、ええとうちと檸檬良く母さんの手伝いしてたから、うちシングルマザーだからね」


桃子「ええと、話しさえぎってごめんね。それ分かってるからうちの家で二人預かってよく食べてるからね…」


「放置されてるように言ってしまってママんごめんー、まそれでもたまにうちらが家事してるのは本当だよ」


みよちん「多才で家庭的か…、二人ともアピールポイント高いよー」


リオ達ゆずちゃん主導ですんなり上手くいく。


胡桃「リオ…」


リオ「私はアイドル活動が忙しいから」


「うちらに言ってもな…、まあ良いじゃない、そういったスキルアップも目的だから。うちらもネタ切れしたら、新しいレシピ覚えるから楽しみだよ」


 最後は食べて片づけて終わった。この事務所泊まりが多いからキッチンしっかりしてる。


 これは安直なのに反応が良くて良い企画だった。面白い企画まとめて1つのバラエティ番組としてネットTVに売り込めないかな…。後は動画置いて、近くにレシピはこちらってレシピ会社に広告料もらう。これだといかにも広告収入って形に見えないので。アイドルのHPに広告収入目的バナーとかみっともないからな…。



 リトシスが本格的に変わってきた。再生数がかなり伸び曲もアイドルソングが中心になってきた。そして5人の体つきがかなり変わった。まだ個人差で成長できると思うけど。とりあえずは大人の体と見て良い。リトシス、ミラシス合同ライブを行う事にした。


 10人編成大所帯だ。絶対外せないのは合唱を重視した曲、これで迫力のある声になる。踊りも再編成だ。リトシスも人気出てきたので、数曲リトシス曲とそれらの曲を歌う場合、リトシスメンバーをなるべく中央前に持ってきた。


 大成功だと言って良いと思う。いずれは大きな箱でリトシス単独ライブだな。まずは小さな箱でうちらみたいに修練かな。あれは通っておくべきだ。まあうちはきつかったが、もうちょっと楽しむため詰め込みすぎないように。


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