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「皆信也に先に話してしまったけど、今日の狙いは分かる?」


桃子「白黒はっきりつける?」


「なんですかそれ、うちそんなん?」


「そんなん」


「まあその意図はあった。ただ新曲再生数も分かると言えばわかる。うちはさ負けてる事自体は悔しくない。一度落ちたら、巨大グループの姉妹団体に挟まれてしまう事なんだよ」


「分かる、囲まれてたこ殴り」


「そそ、あの囲まれた感じを無くしたかった」


「でもランキングにすると同じような…」


「そもそも白黒はついでだって…、そんな事緻密に考えても意味ないから。実際勝ち負けなんて終わったら気にしてなかった。祭りだよ祭り、これが今のうちのテーマ」


檸檬「祭り?」


「うん、ライブだと感じれるでしょ?客との盛り上がり」


「ああ」


「あれをもっと巨大にやりたかった。そこでバトル物の要素を入れた。本当は天下統一とかやりたかったけど、それは次回もっと多くのアイドル巻き込んでやってみたい」


さよ「私達もやりたかった」


胡桃「ああこれね、ほら全国グループの支部の1つとタイマンしたかったのでリトシスの力借りるの今回はダメかな?ってやめてもらった。でもさ連中50人ぐらいいるでしょ?少なくても勝てたから、今度は皆で叩きのめしてやろうよ。次いつやれるか分からないけど。うちとしては負けたい。その方が盛り上がるからね」


みよちん「あんまり言ってると八百長っぽいよ」


「まーね、まだまだいっぱい祭りやりたいから、アイデアない?」


リオ「屋台とか?」


「なんだこの発想が貧困な少女は…」


「ひどいな」


「ただ面白いかもね、リオが言ったんだから責任もってやろう。今度地下とコラボして屋台でなんか食べ物作って地下の物販で一緒に売るかー」


檸檬「そんなあほな話乗ってくれる?」


「こっちが採算度外視なので、祭り?これをテーマにしてるのを大体的にやってアイデアでも募集しようかなと、その時絵があると面白いでしょ」



 前に協力した地下アイドルと屋台企画やってみた。無駄にスキルの高いアイドルだとミラシスって思う。今度はそれぞれが屋台の食べ物を練習する。ただ数人脱落してうちわを売ることに…。でも綿菓子って実は楽。あれって手作りを楽しむってのもあるぐらいなので機械操作を学ぶのがむずい。


 うちは鉄板焼きで、焼きそばとかお好み焼き。檸檬がたこ焼き。後はちらほら。つあーフランクフルトとかアメリカンドックとか普通にスーパーとかで売ってるから高度な技術じゃないよな…。最初実は気がつかれなかった。協力したアイドルのうちらがやってるとは誰も思わない企画だと思ってた。


「ええまさかミラシスのくるみん?ファンですー」


「ああいけないなーかけもち?」


「同じグループのメンバーでも2,3人掛け持ちありだから、別グループならありありですー」


「じゃ許しちゃうーー」


 まあその後はちょっと騒ぎになったけど、一応別グループなのは助かった。最初の人は堂々と言ったが普通なんかあるよな…。


 絵と映像が大量に取れたので、祭りをテーマにページを作って、企画のアイデアを募集した。会議室は?漠然としたものじゃないから特別なのだ。



 信也からスマホで連絡がきた。と言うかこうしてみると普通に男友達で行けると思う。もちろん彼氏もあるあろうが、JKならどっちもあるだろ?結局アイドルってファンとしては男友達いちゃいけないんだろうな…。暢気な事考えていたら、危険だからアドレス見ろと。ついでに連絡。


「信也、どったん?」


「やばくなってますアドレス見てください」


 あちゃー、画像の比較とかやってるな…。ただこれ数日たって不発になった。


「どういう事?」


「いやこれが不味いんです。ネットって人海戦術でこれが次々繋がってそのうち結論に行きますよ。今度ネタがあがって熱くなったら。このアドレスが出されて次の次がありえます」


「ああ、ネットの問題って、確たる証拠はいらないが、怪しいを連続させていくうちに、これそうじゃない?ってなる事?」


「そうです、その一端見ましたね今」


「うへーこれ消してやりたいな」


「僕も以前それ思いました。そこも不味い点です。本人が迷惑だと言っても、特に問題のある情報じゃないですからね。違法性も0だし無駄なあがきになるだけです」


「うちが何か悪い事したのかね、なんかもやもやする。結局これって、危険がどんどん高まるわけ?」


「そう単純じゃないです。このアドレスが繋がらないと、ある種の確率論です。ただし、人海戦術がそれを100%近くしてしまう危険性があります。これが一般人なら0%に近いと思いますが、くるみんの場合かなり高い確率になるでしょうね」


「愚痴ってもしゃない、不発に終わったの喜ぼう」


「ただ怖いですよ。これを僕が見てたら多分もっと進めます」


「そういうやついそう?」


「まあ前からそれは全く感じないです」


「ああうち一番やばい奴手に入れたんだな…」


「まあただまさにくるみんが考える祭りがね…」


「ああ横の輪が広がっちゃうんだな。ただそれヒントになったな、うちの今回の見た?」


「実はリアルタイムで見損ねました。仕事で」


「それはそれで嬉しいよ、うちのライブあんまり見に来る役者困る。その言い方だと映像自体は見た?」


「ええあれ意外と早く終わるんで」


「ああ強者は複数のグループ終わった後見てそうだが、確かにうちらのだけならな、あれな横のつながりを作れてないと思う」


「ああある意味空気が繋がっただけですね」


「巨大掲示板で話したりはあったみたいだが、横って言うほどじゃないな。それ聞いたら、まだそういうのやらないとな思うよ。まさにウェブ的に人と人の繋がりが広がってほしいな」



 横の繋がりという事で、アニメ見て反応とか動画上げてる人多い。ただこれ終わってからになる。これをリアルタイムでやってもらえないかと。チャットを流すのもあるが、あれは画面が埋まってしまうんだよな。ライブとかは隣が見える。見てる人を見てる人、これがやりたい。


 たまに個人的な生ライブはやってるので、それでやってもらうか。ただうちらのファンで反応動画上げてる人どんだけいるのか…。それ思うとアニメってすごいないつも複数の反応動画あがってるもんな。と思っていたが、少数だけやってくれた人がいる。こういうのが増えていくと良いな。


 まあ2画面みないといけないけど。ツイッターの流れるのをアニメの横に置くあれに似てる。問題はこの手の動画配信って録画なんだよな。うーん、その手のサイト探してリンクしかないか…。あるな、そういえばこれエロチャットとかあるわ…。エロはやっぱ発達するな。


 見たくない人は見なくてもいい。ただ人気の配信者って反応動画録画だが見られてるんだよな。どういう広がりになるかは分からん。


 うちらはこういうの細い線でやれないから、それなりの所か自前で発信用意してる。それは配信者には求められないからな。


 やっぱツイッターなのかな。今度やった時反応を見ておくか。いやうちらじゃなくても良いか見ておいてもらうか。



 季節は冬、なんとなく、事務所でスポーツ観戦しながらチアをやる事にする。


桃姉「胡桃ちゃんの思い付きには…」


リオ「良く衣装そろったね」


胡桃「こういうの伝手がいろいろあるようだよ」


 動画にして配信。これ狙いがあるもうすぐ甲子園だ。誰か応援してもらいたいチームない?高校生なので休みってここしかないから。現役JKとしてやっておきたい。意外と応募したら出場校からそれなりにきた動画でこの抽選をして決める。


 新幹線で向こうの応援団と落ち合う。もうしこまれて、ほいほい来たが他校って良いの?高校のチアの方もいて一応わきあいあい?チームにはホテルがあるので、他のチームへの顔見世も兼ねて訪ねてみる。


 なんか盛り上がってくれて嬉しいが、主役は君たちだからー。実はこれ試合の後負けたら気まずくて先に来た。うちらとっとと新幹線で終わったらトンずらするので。


 試合を応援しながらたっぷり映像画像取る。当然テーマは祭り。なんと試合は負けてしまった…。皆さんに仕事が詰まっていてと言い訳して、とっとととんずらする。想定はしていたが嫌なムードだ。喜びを分かち合ってさようならが良かったよな。まるで逃げるようにさようならは…。


 まあ一般の人も見に来るのでどの高校でも可能だよな。ただ学校の応援団に混じるのは事前に同意得られないとあかんよな。飛び入り迷惑かけそう…。後チアって夏だよね、温暖化万歳とだけ感想を、いろいろ無茶したなって思いは残った。


胡桃「すごい疲れた」


檸檬「これも祭り?」


「うん、後さうちらの高校が行くのはないでしょ?」


「ないね」


「なんか大人になってから来ても違うんじゃないか?と思うんだよ。やっぱり同級生として同じ青春をって。だからさ女子高生の思い出としたら逃した最後特に桃姉とかみよちんはもう後がない」


みよちん「たしかにこれが学生らしいイベントの最後か」


リオ「めちゃくちゃだな思ったけどそういう事ならやってみてよかったかも」


桃子「うちのリーダー強引だからねー」


胡桃「ほんといろいろごめん、まあでもリトシスがいつかやるかもしれないイベントに繋げれたよ。うちらはもう卒業近いし」


桃子「普通経営が許可しないだろうな…」


「そういえば経営者の娘、怒ってます?」


「そんなことないよ。次は以前やったバトルライブちゃんとお金儲けられるようにっていろんなアイドルの関係者と話してる。ただね確かにこれどうやってもお金にならないからね…うちら甲子園連れて行くだけで大変」


「うちと檸檬はタダ働きで良いと」


檸檬「勝手に私までー」


桃子「そういうわけにもね」


 ちょっとお金の事をいい加減にやりすぎた。これは反省だな。思い切ってやったが、大半お金が問題。もちろん新曲とかライブとかやってるけど。甲子園と屋台だけは無理、もちろん売り物だが屋台、いろいろ準備で採算とれんのだ…、あれはリオがイメージする絵を取りたかっただけなので、甲子園は、リトシスに余裕があれば。プロ野球、サッカーなどいろいろあるけどさ。


 もちろん金は大事だしうちも重視してる。ただそれによって見える何か?が嫌なんだ。この甲子園何の得があるか見えないだろう。うん全く考えてないから。ただ盛り上がる祭りに参加するそれだけなんだ。しかもうちら部外者なので、そう贅沢言えんのだ。断られても仕方ないと思ってた。


 この辺りは有名人って傲慢さはちょっと嫌だと思ってる。未来のプロ野球選手がいるかもしれない。あくまで主役は彼らなんだ。実は金は難しくない。採算度外視で盛り上がる、それに参加するうちらも盛り上げる。これだけ考えていたが、採算が取れないなら辞めれば良い。これからはそうする無茶すぎた…。


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