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そうだうち精神状態悪くなると危険だった。今なんかやばかった。頑張れって掛け声は苦痛って話見た事がある。今すごく分かる。こんな無茶苦茶な連中どうやって勝つんだよ。ただ勝つだけ考えたら同じやり方するよ。まあ一緒の時代ならね。地方都市で同じやり方でシェアを小さくしてくれれば。
さきほど顔面あがってきたと言ったが、それでも50人近くだぞ。大半はアイドル後なんてろくでもないのが分かる。現役でも顔面の魅力は上澄みが占める。顔面は確率がうちモットーなのだから戦略眼は同じだから、こりゃ勝てないと思う。
根本的にもっと下位で終わってたグループがいろんな要因で上に来ただけ。ああいう根底に力強い王道の強さ持ってる集団に立ち向かうのは無理がある。
アイドルの魅力に顔面が深く絡みつつ内容と売り方がある。大集団で薙ぎ払うって、実はこの2つ同時に満たしてる。顔面という内容の要素を満たすからだ。あのやり方横綱相撲王道なんだよ。うちがきついのは、ちょっとぐらいの刺激を生み出してもここから伸びるのは無理がある。
うちらは多少運が良い下駄はいてるんだ。んでちょっとぐらいの刺激に意味がないのが、供給過多によって市場が飽和してるからなんだ。ソロアイドルの時代1つの集団が、アイドル1000人いるなんてなかっただろ?雑多なの集めたらさらにアイドル増えるぞ?
ただこういった精神危機何度も迎えてる。一応こつこつそれでも上位のどのアイドルも活動を続けてる。その間に工夫できれば良い。通常は淘汰によって消えるのが当たり前なんだから。やる事は無くなってもこつこつ続けることは出来る。
駄目になる会社と言ったが、終わるまではクソ長い。明らかな現状維持だが仕方ない。ある程度客を得たアイドルの場合もうあかんって落ちる前に年食ってやめる…。
みよちんと話したくなった。
「絵はさ趣味でも個性になると思うよ」
「ライブや新曲、他にも様々な事がありますからね」
「トークが長めのライブもありだと思う。妹たち、新曲が増えてきて反応見てミニライブとか良いな。たださ大人が混じらんと子供たちだけのトークってきついわ。うちそこそこ話せるけど、トーク長めのライブなんてきついわ」
「重視してるね」
「結局推しを決めるためのキーになるからね。アイドルアニメその点参考になるよ。キャラが分かるEPってあるんだよ。現実はあんな綺麗にならんからトークになる。やや顔面が弱い子が光る瞬間でもある…」
「私に話したのそういう事なんやね…」
「ちゃんとみよちんはミラシスを支えてくれてる。ただ個性の活動が弱かったのと、絵が外に繋いでグループを作るんだよね。下手したらみよちんは外部の集団とすごす時間長いとかでも良いのよ。お笑いのコンビとか10年ぐらいやってるとプライベート全くあわんとかあるから、もちろん仲悪いわけじゃないよ」
「通常家族なら崩壊につながるけど、この手の仕事仲間だとなんとかなる」
「外に友達おらんわけじゃないからね」
「そこまでは言ってないよ。うちらもうちょっと地方とかも」
「さすがに学校卒業するまで駄目じゃない?」
「迷惑かけてるね…なんとかなりそうで、中卒で良い気もするけど、普通に頭良い檸檬とか行ったほうが良いよな。あいつ理系の大学とか行っても役に立つと思うから。いやあいつが一番芸能界に将来あるわー。なかむっとするね。勉学励んでも未来明るいのに芸能人としてもか。うちあかんよ勉学並みなので…、アイドルにしがみついてるの、うちこれなら人並み以上で仕事出来るから。もしこれからも関わりたいなら事務所とかで働く?」
「まだ早いよ。私達子供からやってるから引退考えすぎてしまうんだよ。通常ここからアイドルやる人いるからね?」
「ここからかきついな、すぐ年食ってはいさいならや…」
SP〇EDこのくらいに解散した。やっぱ子供からやってると限界がある。解散じゃなくて休業にしようと思ってるが18歳までが限界だな。そこからソロ活動やるから多分みよちん以外なんとかなる。ごめんみよちん育ててあげられなくて。
不味いなアイドル後って演技をほとんどやってない…。そりゃ千葉とやってるが似たキャラが多いのと、うちと似てるキャラなら良いが、そのまんまのアイドルやってるからな。粗製乱造の恋愛ものがいやでいやで避けてばかりいたらオファーなくなったんだよな…。大半アイドル役ばかりやってるし。
つまらなくても頑張って演技の糧ってうちには無理。そもそも作品の作り方の思想が違いすぎて演技に集中できない。自分で面白い話し作りたい…。そもそもOLとかの仕事が絡んだ恋愛物とかできんしな。うち多分経験的には出来る。まあ仕事してるし。問題は一応まだ16歳なんだよ。いくら大人っぽく見えても無理がある。上ならちょっと落とせるのにな。
精神状態悪くなったため皮肉にも千葉の次回作を思いついた。3人で相談だ。
「当分これで最後で良いかな?って思う作品考えた。これを見ればある程度千葉を使ってみたくなる人増えるんじゃないかな」
監督「普通に内助の功だな、最初の作品の頃は良い俳優に出会ったなって思ったけど。今は違う、千葉お前良い作り手に出会ったな」
「ええ、ただ聞いてみないと」
胡桃「疑われてる…、前作なエンタメとしてはダメだが、文学としてはかなり良い線行ってるぞ。まあこれはこの作品が終わったらだな。あれ陳腐にしたる。いつもの千葉信也だよ、またうちを殺そうとする、ただ実際殺したことないじゃん。今回はヤラセル。そのある意味濡れ場なのでおもらししないでね…」
「僕そんな風に見られてるんですか?」
「悪いけどいつも、いや良いよ我慢させてるのうちだし」
監督「いちゃいちゃはいいから話進めろ」
「何が足りなかったか?考えてじわじわ来るような2時間持たせるのが無かった。そういうのを考えてみた。ただこれやばいんだよな千葉お前アドリブかなり任せるからやばい事言うなよ。編集すればいいけど、カットは出来たらしたくない。風俗嬢連続殺人から始まるんだ。これがキーになってるのは娼婦は殺すなんだ。別にジャックザリパーじゃない。うちを娼婦だと匂わせるためだ。これあまり詳しく言ったらヤバイあくまで犯人側の妄想ね。実際うちの発案なの黙っておけばいい」
「ある日事件は止まる。だがそのあと始まる執拗なうちへの犯行予告。警察はすぐ気が付いて、世間も騒ぎ始めてそれらをかいくぐってお前は殺しに来る。ちょっとリアリティ出すためお前不意打ちで殺さないように刺す。この後うちの家族を殺すってしつこく言って滅多刺し。んで自分も死んではいおしまい」
監督「なんか面白そうで微妙な作品だな」
「まあこいつの演技にかかってる。ただこいつならやれると信じて作った。やれるか?」
「やれますが、面白くは自信がないですよ?」
「うちもぎりぎり。根本的にはホラーの手法なので監督向きかも」
「凝った推理やサスペンスの部分がもっと出せればな」
「絶対やりたくないのは捕まえる側を強く描きたくない。どーせ失敗するのが目的だから。うちがびびってるのが上手くできればいいが、これは演技だけじゃな。自分の演技に自信が無いじゃない。創作の根幹になるが。所詮は他人事だからな。演技だけじゃダメなのよ。ようはさ邪魔なんだよ警察とか、マスコミはいる。これはうちに情報を伝える役目だから。これはうちとお前の物語だからな。2時間ならなんとかなるだろう。後でもっと見たいと言われたいけどな」
「犯人側の描写しっかりやれば良いんじゃないですか?」
「おまえきもいからなさじ加減がむつかしいのよ。うち早川雪舟を超えるがテーマなのよ?ただお前なのでストーカーって手法ばかりやってるだけで、ただたしかにきもーーって部分が良いーー手なる部分になるのもあるんだよな。ああほんとそれやったら楽に作れるな。そしてただのきもーーならお前なにもいわんでも時間もたしてくれる」
「だがな今回ラストともいえる胡桃ワールドなんだよ。千葉くーん最高。これが最高の目的なの。うちからおまえへのラブレター大金はたいて作るあほ作品じゃないの。お前に任せるとそこが分かってない。分かってたらお前くるみんオタやってない他の女で満足してる、それなりイケメンだからな。嫌お前が非モテって言い過ぎた。これ創作ゆえの魅力だった」
監督「どういうことだ?」
「ほら、中高生って不良っぽい男子もてるって、監督の世代ならもっとわかるのでは?」
「あああるな」
「うちはあれを映画とかのイケメンシリアルキラー好き女子に適用したくない。現実じゃないからリスクがないじゃない?そこを見事についてると見てるんだ。虚構じゃないけどリスクで自殺者のTV中継みたいなもの」
「ああなるほど、まあ胡桃がその都度修正しろ嫁だろ」
「その言葉やめてよ、この作品の根幹でもあるから」
撮影は意外とすらっといった、まあこいつ自身がアドリブでかなりやれるからな。ただやっかいだったのが、犯行の言葉、殺すとかは良いが、他だ。お前は俺を裏切ったとあいつが出してくれた。意味ちょっと不明。理由を説いたら、言うといろいろとアイドル胡桃がやばくなるからだって。どうとでも取れて、かつ嘘じゃないらしい、まあ確かに何かこっちに感じるものがあるので、後この手の犯人って視野狭窄で思考が弱まってるから語彙が貧困になりがち。
一つだけ気になったのは、やっぱりラスト、うちは冷たくなっていくはずなのに、演技としては生きてるから興奮が混じっておかしなことなってた。まあ人間なので仕方ない真面目に演技すればするほどこうなる。本気で嫌な事になってると思うので。ややダークくるみん、あいつも当然興奮。馬乗りだしそのほんとこれ濡れ場…。
試写会
「はーー良かったこれなら満足してると思う。悔しいがうちがリスクだと思ってた千葉側の描写が悪くなかったな」
千葉「ひどいですよ千葉側…」
「お前繊細過ぎる。まあ分かるよ演技ひきづったらやばい役だからな。最後なあれ自殺なリアルな意味があるんだ。あのお前は死んだんだよ。うちさあの後(推しのアイドルぶっ殺したら、転生して推しのアイドルの友達になってた件)ってラノベ主人公がお前なんだろうなって思ってた」
「転生したら赤ん坊のような」
「そういう転生もあるのー」
「監督やってる事はホラーっぽいのですが何が違うんですかね?」
監督「分からん、低予算と潤沢な予算じゃホラーも違うんだよ…」
「意外と名言だ」
評判は良かった。ただいつもの胡桃千葉なので、千葉フリーク以外には微妙だった。でも良い、その千葉フリークにも前作は微妙だったから。ただ前作千葉フリーク以外は刺さってる人ちらほらいるんだよな。設定がちょとリアルだからね。うちとしてはこれ以上はもう作れない。それを考えてタイトルは惡の華にした。まあありがちなあの言葉だ。ただ千葉信也の魅力を表すのにこれ以上の言葉が思いつかない。
役者千葉信也はこれで売り物になった。後はこれをどう料理するかは他人に任せる。




