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 子供たちのトーク見てる。内容はいまいちだね。歌と踊りの動画も作ってるのか、見てみるか。これは意外に悪くない。踊りの方が練習あるのみだな。後は見てるよーって感じでいろいろ気が付いたこと言っておくか。後学芸会もやってもらうか。


 人柄が分かるか?ならもうちょい数たまらないとな、これも言っておこう頑張るかもしれない。後はすぐ金になる仕事させるか、何があるかな。かよちゃんはモデルがあるから引き続きで、あの子に〇らあうかも。他の子達も話しておこう。


 お金にはならんがいい方法思いついた。育てていますアピール、ついでにうちらと絡んで出てくるあの子らの人柄アピールもできる。メンバー集めて協力してもらう。これらを配信する。おお面白がってる人がいるぞ、うんうちも思ったんだよな。


 ただ練習を流すだけだと頑張ってますアピールで押しつけがましい。これをうちらと絡めてうちらの人柄も出せる。ただインパクトが足りんなーといつもの悪い癖がでてしまった。うちはなんというかエンタメにどっぷり漬かりすぎてる。


 教育?ただ甘々なだけじゃあかんと思うし、後芸能界の厳しさも教えたい。うち別に厳しかったわけじゃない。それに潰れんように工夫してた。そこを親に否定されていらっとする部分があった。お遊戯みたいに思われてるが、それで良いんや。変に真剣になりすぎると結果出ん時追い詰められる。


 だからうちらはさなぎの期間を設けてひたすら敢えてアイドル活動を低下させてスキルを磨くことに費やした。そのやり方がお遊戯に見られたのは腹が立つ。明らかに違和感もって見られた。


 その舐めた態度を一変させたくなった。ダークくるみんを降臨させてこれがプロじゃってのを見せてやりたくなった。皆に言ってうちが変だと思ったら止めて?と話した。特に檸檬。ルーティーンに入る。今回は簡単に入れる自信がある。なんといっても10年温めてきた世界進出を諦めた直後、親たちに舐められた苛立ち。


 すっとー入っていく。記憶はあるのだが、制御できない変な感覚、いろいろ子供たちにきつく言ったと思う。何言ったかは覚えてるが、それを自分が言った感覚がない。おかしさに気が付いた皆が羽交い絞めにして、檸檬が落ち着かせようと抱きしめてくれる。


 すーっとダークくるみんがはがれていく。映像が残って子供たちがおびえてるの見てやばいのが分かった。映像は絶対消去しないように皆に言う。敢えて公開するように言う。今後どうフォローしようかひたすら考える。後になると分かる。これはリスキーだ。


 そしてそのリスクの大きさを計算してなかった。うちはやっぱりあの演技余ほどの事がない限りやったらあかん。何やりだすか分からん。とにかくひたすら子供たちに謝り続けた。そしてメンバーに子供たちを落ち着かせてもらった。本当に怖くなってきた。これかなり問題じゃないか?うち自身のアイドルとしての好意もやばくなるし、危険行為をいつでもしでかすやばい人間だと世間にみられる。


 ミラシス終わるかもってなったらまたやばくなりそうだったので必死に抑えた。大丈夫すべてやって駄目なら諦めよう。都合の良い時間になって親を呼んでひたすら謝罪。全部映像に残してある。秘密裏になんとかしたように見せると多分炎上が収まらん。もう土下座もした。自分がやった事の問題の大きさ考えたら自然に出た。


 インパクトのあるものってリスクが伴う。これ犯罪行為チューバーと全く変わらん。なんであんなあほな事した?ああうち思い付きでやるって檸檬によく注意されてた。もし収まったら檸檬に謝ろう。


「意味わからないと思いますが、あれは私だけの演技法です。正直に言います。親御さんたち見ててジュニアアイドルの厳しさ舐めてると不愉快になりました。あの時は何も言いませんでしたが、いつかそれを伝えないと問題になると思ってました。おそらくその舐めた姿勢で結果が出ない事で私を非難する未来が見えました」

「そこでどれだけ生き残るのが大変なのか魅せるために私を多分スターダムに押し上げた映画の演技の技を見せようと思いました。配信してるので親御さんも見れるからです。ただその危険性をすっかり忘れていました。事前にメンバーにはすぐ止めるように言っておいたのですが、子供たちのおびえた姿見たら馬鹿な事したと本当に思いました」

「もうこんな人に任せられないってなるのを承知で言います。あの時言っておけば良かったと思っています。私は売れないのは年齢が大きいと思います。その時間アイドル活動なんて止めてその他の将来役に立つものや今売れるための方法を頑張るべきだと思いました」

「馬鹿にされたなめられたと不愉快になったのですが、その方法は決してそんなものではありません。すこし緩い気持ちでやらないと子供たちも結果が出ない事実に押しつぶされてやめたくなります。せっかく優れた才能である顔を持ってる彼女たちを潰したくないから、わざと厳しくではなく楽しんでやってほしいのです」


 一生懸命話して、うちも子供たちに怖がられずに済むぐらいには接触できた。なんとか理解されて穏便に済んだ。


 問題は世間の反応だ…。多分一番怖いのはこれが本性だって話だ。アイドル生命が終わってしまう。騒動の動画を配信して、後はとにかく説明と、TVなどに出る有名な心理学者さんに映像を見て映画を踏まえて精神状態を語ってもらって、それを引き出す演技だという説明をずっとした。


 うちの演技は世間的にかなり知られてるのでなんとか納得してもらった。ただその後、ずっとオファーを断ってきた裏事情を話して、信頼できる作り手とくまないと危険性が大きすぎる事と、演技を解除が自分では出来ないのを話して、信頼関係にある人とのやり取りで戻れることを話す。


 これらを踏まえて、こんな危険な演技やりたくないから数多くのオファー全部断ったと説明した。そして自分自身苦痛極まりない状態に置くのも嫌だったのも熱心に説明。最後に監督に本当に危ない精神状態だった事を話してもらった。


 うちの演技は日本中とは言わないが数多くの人に知られてるので、なんとか大半の人には同意してもらって穏便に片付いた。問題はしつこい連中だ。これは無理かもしれないな。


 すぐに新曲リリースしてライブを行って、問題ないアピールを繰り返した。子供たちとの映像もそのまま続けた。子供たちとの信頼関係はなんとか回復できた。しこみでもう一度見たいーってかるくさやちゃんにやってもらって苦り切った顔で勘弁してーと笑いにまで持って行った。


 引退解散は何とか回避した。ただしばらく何も新しい事考える気になれない。



「檸檬だけには言う、いやメンバーにはそれとなく言っても良いけど、あれ演技法だけど、演技じゃない。そのあたり胡麻化した」


「ああ分かるよ。普段出る事はないって意味で演技を強調したんだね?」


「殺人犯を演じる人が、実は演技じゃないってなるとやばいからね。そういう意味では演技って言えるから。ただ役者との話ではあれは演技ではない。世間に向けた無理やりな言葉。本心を言うとずっと苦しかった。それ檸檬しか言えないと思って。檸檬はうちのダメダメ演技良く知ってて、うちはそれをもっと頑張りたくて、うちの地の性格を使った演技やりたくないんだよ」

「ただずっと演技を強調して、うちが何を悩んでいるのか?誰にも知られないんだろうなと辛くなってね、だってこれ言えないよ」


「それは秘密にしないとね」


「どう扱えばいいか分からん作り手はさうち使いたくないだろうな」


「分からない。あの演技法ならそれでもほしいと思うかも」


「信頼関係が築ける作り手ならいつでもやったるよ。監督に頼まれたらすぐにでもやる。でも監督そんな事ほいほいいわないから信頼してるんだよ。女子高生の精神状態追い詰めて利用する製作者なんて気持ち悪くて近づきたくもない」

「エンタメのプロのうちはその先すら分かる。安売りして何度もやったら飽きて需要がなくなる。そして画面の外にはこの危険が伝わらんから陳腐になって終わる。今回さ改めて画面の外に伝わる効果的な方法を見せてしまった。本当に落ち込む。ある意味実話が元になってる以外は演出としては映画超えてるんだよ」

「うちはさ良く思う、演技は決して役者だけのものじゃない虚実を扱う創作全般に関わる。そしてうちは一生かけてアイドルを演じてるんだよ。何がほんと?何が嘘か?そういうリアリティショーめいたものがあの動画にはあるとうちはこの騒動になる前から意識してた」


「分かっててじゃないよね?」


「無いそういう意味じゃない。上手く言えないな、うちはあれを演技と押し通したけど、実際は違う。だがある意味演技だは檸檬も同意してくれたでしょ?この虚実が入り混じるのが、あの子供たちとの教育動画?みたいのには最初からあったなーって思った」


「なるほど」


「人生はショーなんて言ってしまいそうになるよ。そこまでなってないけどね」


「またおかしくなるよ。確かにあれは演技じゃないね」


「単純に精神状態が悪くなると出てくる。ただそれを演技として利用できる技があるだけなんだよ。ダークくるみんはうちのもう1つの姿だよ。ただ本性は的外れってだけで」


「どっちかと言えばイレギュラーだから本性は今だと付き合ってれば分かるけどね」


「世間に言えば、いらん事いって収拾つかなくなる典型…」

「後さ檸檬に言ってないけど、桃姉には熱心に語った、何故か?と言うと歌が関係しててね。その事で子供のころから夢だった世界進出諦めたこれで精神状態がすぐ入りやすくなってた。頂点なんてなるものじゃない。この先何やればいいのか?分からない」

「その時気が付いたんだけどさ、性とアイドルって視点がその世界進出に絡んでて、これを冷徹にうちは心に刻みすぎて、性と恋愛を全く別物として扱うように心が出来上がってるだよ。以前さっぱり分からんって言われた心理やっとわかった。あれ檸檬分からんわ。うちおかしいわ…。今知った」


「やっぱおかしいよね?なんか純愛ぶってておかしくない?って見てた」


「あるな、やたらと性にはふしだらな女が恋愛にはすごい純真だもんね。あれね心はすごい少女なんだよ?ってどこかうちが好きな人に多分伝えてる」


「監督?」


「まあいろいろ、もし監督一人なら間違いなく付き合ってる。でもこれ以上言わないただ言えるのはうち虎徹君好きだよ。問題は子供なので大きくなってうちの事それほど好きじゃないと知ったらつらいな…」


「じゃ何が好きなの?」


「うち顔顔いうほどメンクイじゃない。ただ金髪イケメンにはこだわりあるみたいやね。ああこの子うちの理想のタイプになりそうって…」


「なるほど監督と話してるお姉ちゃんいやらしいからねー中身が好きなんだねそれタイプビジュアルと同程度か…」


「まあ身内ゆえの安心できる信頼関係があるのが大きい」


「結局胡桃の恋愛論って支離滅裂だよね。それを元にアドバイスとして妹に話すってちょっと恥ずかしくない?」


「なんか冷たいなー」


「なんか女優として説教されたからさ。今聞いたら何これ馬鹿みたい?って唖然」


「うちが落ち込んで優しくされたから忘れてたが君毒舌だった。むっとしてた?」


「ちょっとねその時でさえ滅茶苦茶な恋愛論でやや説教っぽいからどうしようって、今聞いたらあんた限定の恋愛論じゃんってあほくさくて」


「話の続きするね…、でさうちさ男の子そっくりな性への感覚なの多分うちや〇まんって言われる…、それが分かるから違うって言いたくてね」


「ああ心は純真アピールー」


「男性と女性は性衝動の違いって何かで読んでうちは全く…。じゃ何故そうなったのか?分かった。うちアイドルとして性に厳しく心に絡めつけてる。アイドルだからうちはや〇まんになってる」


「分からないなー」


「シンプルに言えばうちはアイドルは娼婦だと割り切ってるの。多分ファンへの愛欠片もない…」


「ああ本性ね…」


「うんバレルの恐れてる。あまりにそれ徹底した歪みが体は娼婦、恋愛は少女って乖離を作ったみたい」


「あの時仕事と絡めて本気がぐちゃぐちゃと言ってたね、思い返すと恥ずかしい?」


「かなり…、人に全く理解されない拘り持った人って得手勝手な理論武装すると扱いにくくて仕方ないよね」

「あのさ、別に心を守ってるとかじゃない。うち精神状態不安定なの出るよね?それが原因じゃないからね?」


「あそなんだ」


「子供のうちから男性の性にさらされておかしくなったとか言われたらむっとする。うちは成功する早道として割り切ったほうが良いって思っただけで、別に苦痛から防御したわけじゃない。どうやったら効率的に男をおとせるか?ってゲームみたいなものだよ」


「聞いてると知らない人が聞いたらほんとや〇まん」


「だよね、ただとても重要な事がある。うちファンにはうちへの恋愛認めてる。ただうちはさっぱりあんたら恋愛としてみてない性は与えたるけど。それがうちのパフォーマンスのすべて。うちの根底って効率を追求したら性だけに効果的なもの絞った方が良いとなったんだよ」

「まあそれでもトーク大事にしてるよ。その人を知って好きになるみたい?ただトークって追及すると難しいんだよ。うち難易度高いのは徹底的に避けるから。まあだからアイドルって視点では演技好きじゃないんだよね。顔では割り切れない演技の価値って確かにあるんだよな」

「まてそもそも顔面役者論っておかんじゃないか…」


「お母さんは論理的なせい。オカルト役者論嫌ってるから」


「どーせ熱く語った馬鹿に口説かれたんだろな。男優監督の2大女優殺しだからな。女は論理的じゃないからって、落とす男が屁理屈なのわかってないのを母さんに論破されたんだろな。やばいぞ逆切れしない?」


「ソフトに言うの上手いから、そのあたりはどうだったか?分からないけど上手くやってると思うよ。それにお母さんは可愛いを力説しない」


「せやな、アイドル顔と役者顔はそのあたり微妙に力点違うわな日本だと重なる部分多いけどずれは分かる。役者の顔理論は、美と違う部分があるから綺麗に語れん。男優の場合明らかに醜いに突っ込む人が大御所って全く矛盾せんからな」


「リアリズムだろうね、アニメならアイドルの顔全体と似てるから」


「ああ基本モブまで可愛いな。駄目なアニメだとモブの方が可愛くてこれは作品として失敗してるから。アイドルの場合確率論的に無理なだけで。今ジュニアアイドル育ててて、アイドルってたまに一般人?って人いるけど、あの意図が分からんかった。でも今なら分かる。そのタイプ子供のころからアイドルやってる」


「そこは育てる側は怖いね。人間なんだから物みたいにね…」


「うちとんでもないJKとしてはアイドル顔にかんして知識あるからな。役者とかもふくめて社会論もからめて顔について論文書けば多分書ける。ただこの研究認められるかな?」


「微妙、こぞって芸能関係者が見まくると思う。だけどそれ以外は…」


「ああ化粧品メーカーが動くかもしれん。アイドル後って考えていて今それもありだなと思えてきた。これ化粧品メーカーが多分重宝するぞ。大学からメーカーの研究員にはいってもおかしくない。元ミラシスの看板も使えるからな。ただな論文で扱うには甘っちょろい部分が多々あってな」


「いくら論理派っていってもお母さんそこまで考えてないからね」


「うんうちおかんに納得してるレベルやから」


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