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 いよいよ待ちに待った新曲が完成した。またもや有名な人だ。うちはさー某ボカロ風の人にやってもらいたいが、あの人楽曲提供聞いたことないんだよな。どこかでしてるんかもしれんがWIKIみるほど大ファンってわけでもないし。うちにわかって言えばにわかなんだよな。ただ世間が知る前から知ってただけで。


 うちの音楽アンテナアイドルに偏ってるからな。うちが求めてる曲調が変わったのがすぐ分かる曲だからな。それでいてかろうじてアイドルに寄せらるかも。そもそもミクっぽいからな。前から言うが声優とアイドルの相性はいい。多分原因は金だ。いずれWINWINの何か?見つけ出してみる。


 例によって2つ作る。今回はうちを皆が押してくれたんでそれにする。


「あのさ今回は元々うちのにする予定だったけど、まさか皆ビビってないよね?特に桃姉、自分で自分の曲押さないとは」


桃子「あ、いや、なんかおよびじゃない?って空気きついんだよ」


「なんとかそれを変えたくてね。アイドルソングって良い言い方をすれば総合芸術なんだよ。悪いい方をすれば曲以外の者に縛られやすい。うちがその縛りをほぐせればと思ってやってる」


桃子「なんとなく狙いは分かるけど、これどうだろうね」


「ギリギリなんだよ。うちの歌唱で押し切ってる。シンガーソングライター歌う、SSR曲をアイドルが歌う、アイドルソングとして作った曲をアイドルが歌う」

「この3つは実違うんだよ。作曲家とSSRの差が個性だけじゃない。そこにアイドルソングのツボがある。だったら2つめのアイドルの歌唱を工夫すれば3に近づけさせられる。だが下手な事をすればアイドルソングの作曲家も個性はあるわけで、こういった良さがアイドルの素人芸で壊される」

「うちだからできたって力業。かろうじてSSRのアイドルソングじゃない個性出てるでしょ?」


桃子「分かるけど、これ以上やると、アイドルソングとしてSSRが作ってしまった曲になるね」


「分かってくれたね、そこなんだよ、うちが桃姉に歌わせたのは、まあ桃姉は第4極の部分もあるけどね」


 以前の様な事は無かったが、逆にサブリミナルのようにかなり奥に隠れたような違和感になったようだ。何か妙だなと皆感じているようだ。先はまだ長い。分かりやす端的な何か?はないが、1つ分かる事があるとすると、多分トップアイドルの曲が衰退していく原因は似たものに対する飽きに近いものじゃないか?と思う。


 そういえばアメリカのカントリーってコテコテの曲からずいぶん変わった。でもああカントリーだなとわかる。カントリーは別ジャンルの曲調を合体させることが多い。これを今のDTMの潮流でぐちゃぐちゃにして今に至る。これは前から考えていたわけじゃない。ただ混ぜるという意味では今回の試みそれなりにじゃないかと思う。



 某ジ〇リ風声優こじらせ監督が声優として真田君と曲を使って檸檬でアニメ映画を撮ることに、うちらの映画見たようだ何故うちには???だが、あいつアニメなんて無理だぞ実写もあやしいやつなのに、んで檸檬が演技指導にうちに来ることに、聖域に男が来たーー。


 まああいつの部屋に行くと変な噂になるからお姉ちゃんが見張ってるって事らしい。あいつはな分かりやすく言うとやり〇んだ…。こんな奴良いのか?うちのレーダーが発見したんだから間違いない。でもくそ真面目、いつか本性出るのでは?と思ってたらアニメの声がとり終わった。


 うちあの監督の声選びぎりぎり好きなんだよな。敢えて言うと2.5次元声優。悪くないのに鼻につくから抵抗があるだけで。内容は基本好きだよ。恋愛を扱うより青春って何か上手さがある。そこに何が違いが?それがくそうまいんだよ。実際恋愛面に触れる作品もあるから、そのコントロールは絶妙。


 うちがネットで茶化した感じで二人の事リアタイで話してたので、まあ多分こんな中問題あると思えないと思ったのかそれほど騒ぎにならなかった。後多くの人間が真田某に声優は無理だと思ってたので、2.5次元を見事やり遂げて納得してくれた。


 演技が面白くなってるのかや〇ちんが矛をおさめてる。ってまた下ネタを…。あの映画そんなヒットしてないに業界人がやたら見てるんだよな。うちそのうちの一人からの被害者だし…。



 うちの社長ってめちゃくちゃだよな。お金儲け好きなんだけど、うちが先を見越した実験的な取り組みしたら付き合ってくれる。ソロ曲ばかり集めてミニライブした。大半無料。でも生歌は全く価値が違う。そして箱ある程度小さくして声を重視した。


 マイクだろ?それでも合唱の魅力は出だしをソロにするとよく分かる。たまに使うけど、その分失わせるものがある。でだしからどかーんって迫力がないんだ。マイクでもやっぱ合唱って大きいんだよね。特にアイドルって声量がイマイチなのがちょくちょくおる。それをもろ補う。


 アイドルソングって複数の下手な歌い手の力不足を補う仕組みが様々見受けられる。それを敢えて時代に逆行するソロオンリーライブ。ついでにうちの持ち歌ばかりなのに、他のメンバーもちらほら歌った。間違いなく大成功。ソロって知ってきてくれてるし、ヒット曲もちゃんとあるし。


 多分分かってるアイドルグループならうちらの後追いで使いこなせるんじゃない?いや難しいかな、膨大なグループでのヒットがもたらすソロヒットだからな。客が付いてないと無理。うちらしか出来ない試みかも。ルネサンスって言うのかな?やっぱ難しいかな。



 妹企画面白いのがおった。個性と美と将来可愛さが残るかも?って3拍子そろったを見つけた。モデルを扱う事務所なのですぐに落としに行って採用した。ただこれ社長と話し合う事に、


「モデルとの兼任するなら外のまま出来ない?」


「良いんじゃないかな、うちの場合アイドルがモデルやってたからこなっただけで大変だったからな。モデルの比重が落ちたら移籍って事にして」


 相手の事務所と話し合って丸く収まった。モデルって雑誌関係以外も多くて多岐にわたる。だから関わる業種が違う部分がある。うちの場合に〇ら一本で、そのステップアップにモデルやってただけなので。


「ええーと名前は書類で知ってるけど教えてくれるかな?」


「三田かよです」


「かよちゃんか」


「はい」


「最初はほとんど仕事が無いよ。長期計画だからねそれに耐える覚悟は欲しい。うちらもそうやって本当に長い下積経て今にある。普通の事務所なら切ってると思う。この事務所大半家族なのでそういった無理が出来た。ただ今はミラシスって成功例があるから。かよちゃんにやる気がある限りは付き合うから」


「はい」


 今すぐ何か?もなく帰ってもらった。大きくなるまでは分からないけど、理想の顔なのは間違いない。個性の中で目はとても扱いにくい。腫れぼったく見える目は基本アイドルに向かない。だが本当にごくまれにいる。その子は独特の眼力以外見つけられないだろうな。今回そんな分かりにくい目じゃない。


 だがその目は強烈な個性を生むのでその点扱いやすいんだ。じゃそれ以外の個性ってなんなんだってなかなかむつかし。大半がこの東洋人独特の目が個性の元になる。釣り目も東洋人らしい目だ。その真逆でかよちゃんは西洋人のような眼をしている。


 ハーフ?名前からは分からない。うちは顔しか見てないので書類審査してない。いや大変なんだよ…。元々顔以外うちが図るべきものはない。ただ写真よりはっきりわかったのでこんな子だとわかっていたら親をもっと見ておくべきだった。


 だがハーフじゃなくてもおかしくはない。いわゆる縄文弥生のものだろう。はっきり言えばたれ目だ。だが日本人のたれ目は重くまぶたが垂れ下がった一重に近いたれ目だ。西洋人のたれ目とは違う。日本人においてこの個性は珍しいな。


 ただ両親が日本人だと思うのはそこ以外は日本人らしさと調和してるから。本当に奇跡。ハーフも難しい部分がある。うちの家はそこはややこしいからな。上手く組み合わさるか?ブラッドおじさんみたいにあっちに振り切ってしまうか?で変わってくる。


 あるならクオーターだ。それならもう個人情報すぎて聞かないと分からない。はっきりは分からない多分泣袋と言われる特徴がある。化粧術でよく言われるやつ。ただ年を食うと垂れて目のしわの原因になるので若い時なら問題の出ない武器だ。


 リオは拾い物で、みよちんはコネなので、これ苦労して探したかいがある。リオはうちらがジュニアアイドルなので簡単に拾えた感じがある。その後聞いたが純正の日本人だそうだ。すぐに全国オーディションを開始した。ミラクルシスターズの妹ってキャッチコピーだ。お金があるからな気楽にこんなことやれる。


 面倒なので歌踊りは一切ない顔だけ、すごい覚悟してきた子たちに拍子抜けされた。うちの辛辣な芸能人感がある。ただ子供の顔はかなり難しい。それゆえ歌踊りやしゃべりみてパフォーマンスで見るのも手や、だがこの狙いは他社に手を付けられる前に、うちだけが見抜ける顔を取ってしまいたいからや。


 他ものなんて成長して身につけろ、しょせんアイドルだしって言ってみたり…。


 大きく出た割には様々なものを削ってこじんまりとなってしまった…。いろいろ考えたら長期スパンで育てるので、東京に絞って通える子だけにするかって…。しりすぼみとは全くこの事だ。当初ミラシスみたいに5人って思ったが規模が小さくなったので後2人に…。


 つかー普通に親来るよな。うち見られてるな。このぐらいの世代の親なら年も20~30代ってところか。うちのおかん若すぎるんだよな。一応メンバーに意見聞いたが、ぴんと来ないのでうちが鶴の一声で決めた。


 一人は、正統派童顔。これが一番アイドルとして成功するには簡単。父親も来てもらうべきだったな…。このタイプは顔の伸びが怖いからな。もう一人は探し求めた腫れぼったく見えるがアイドル向きの顔。この手のタイプは確認のため目を大げさに見開いてもらわないといろいろ迷う。


 ただ頑張って見開くのは駄目。それ瞼腫れすぎ。このぎりぎりの線が重要。


 最初の子と話す


「名前は?」


「田辺瞳」


「次の子、名前は?」


「水上さや」


「はいありがとう。とりあえず3人で互いに軽く話して。もう合格だから今からこっそり審査して落とすとかないから」


 きょとんとした顔してた。


「ああごめんそういう意地悪したら面白なって思いついてね…。油断した時にみせる素の態度を重視とかね」


 お母さん苦笑い。たまにそういう審査あるからね。


「アイドルと言うと踊り歌となるのですが、うちはアイドル踊りはそれなりに高度ですが、歌は正直プロの中ではイマイチだと思います。よってもっと学んでほしいものがあると思います。その1つが演技。これは皆の顔のせいです。うちはアイドルと役者は重なる部分が多いと思います。でもその時生き残れないのが顔がちょっとイマイチなアイドル最近は多いんですよ」


 ちょっと笑いが。


「だからうちは大人になって役者でも使える顔で取りました。その中でもアイドルでも人気出そうなって重なる子を選びました。最初から君たちは成功に近い。ただ顔が良くても消えていく役者もいます。だからそんな時演技をやっておくと得になるかな?って感じです。演技に関しては絶対成功するってものじゃないです」

「君たちにはあまり当てはまらないのですが、何も取り柄のないアイドルは何を売りにするか?でトークしゃべりです。ただ特に笑いを取る必要はないです。それなら芸人でもやってろです。人柄が分かるそんなアピール力が問われるわけです。演技に息詰まったならトーク伸ばしましょう」

「2つともうちらがずっとやってきました。ただその発表の場が最初はありません。そこで新世代のうちらはずっとネットの動画を使ってきました。君たちもそれが良いかな?と思っています。ただ、君たちには大きな武器があります。うちらがすでに売れてるからその関係者、これは大きな武器になります」


さや「歌と踊りは一切やらないのですか?」


「ええーと動画使って勝手にやる?まだオリジナルを出しても多分売るのは難しいと思います。練習としてうちらの曲使って遊び感覚で踊って歌って動画作ってください。皆が見てくれたらそのうち新曲を桃姉に作ってもらいましょう」


桃子「私が?」


「まあ下手な鉄砲数撃てば当たるぐらいの作曲家さんですが、まずはそこからスタートと言う事で…」


「私威厳が…」


「いやすでに大量の練習素材と言う名の公開曲があるから言い訳できないでしょ」


「まあプロなら没にしてるか…」


「桃姉、トークと同じ、上手さを見るんじゃなくて、桃子ちゃんちょっとづつ成長してるなーこういう過程を楽しむのです。だから過去の練習素材消したら駄目だよ」


「なるほど」


「後は時期を見てリオを組んでもらいます。見れば分かります、一番顔幼いです。お母さん方の子供と言ってもでもいけるはずです」


ちょっと笑い。


リオ「私一人?」


「扱いにくい。うちの見た目を要求してる層とこの子達の層が一致するのは考えにくい。その点リオならあるかな?と、将来的にうちらと融合しても考えてるけど今は怖い」


「うちらの経験から、アイドルってやり方では、正直今の年齢の価値はないです。うちが将来売りたい子を先物買いしたところがあります。ただそれだけじゃ芸がないので、今売れる売り方をいろいろ伝授します。ただそんなに売れないかもしれませんよ」

「それより圧倒的にうちらと組む得は、うちらが売れ始めたのが小学校から中学校ぐらいの時期です。小学校の時期から売れるようにがんばります。うちらよりは早く売れるようにするつもりです。それがミラシスの妹ってブランド力です」

「偉そうに言ってますが、売れ始めた時期の最初は子役の妹が学園ものに出て知名度があがったおかげです。だから演技をお勧めしてるわけです…、それがなければもっと遅かったと思います」


「あみよちんもかける子いたら確保しておいて、それなりに版権もうかってるでしょ?」


みよちん「あれね一番はさ外注の人だよね」


「ごめんねあれ、新しい試みとしてやってたら。売れてからあっという間で次の手打てず何か適当になってしまったよ。外からもっとイラスト頼もうと思ってたんだよね。そのパイプにみよちんを考えていた」


 やべーー、どっと疲れた。他社にとられる前に確保って考えてみたら親にとってはつらいな。親の視点考えてなかった。本人たちは遊び感覚でやってもらいたいんだ。急に面倒になった、高校生が親の目線で子供の将来とか考えるのつらいよ…。


 多分親ミラシスのブランド価値あんまり考えてないな…。ただ有名で知ってると、ブランド価値があると知ってるじゃ全く違うからな。アニメだけ上手くいかなかったけど、後は大半有名になってからブランド価値でやってきたぞ。ミラシスのブランドで遊んでるだけで成功できる可能性あるんだぞ?


 今のファンは自然体アイドルを好むからな。こっちは分かってるが、親は即戦力期待してて、んなわけーねーだろって思うわ。これクルミンズから続くブランド価値だからな。それなりに信頼置けるのにな。子供たちだけ念頭に置いてて、近視眼的で欲深い親の目線考えてなかったよ。


 成果をスポンサー(親)にすぐみせなあかんと焦る立場になってしまった。なんでミラシスが素人の一般人にこんな低姿勢にならないといけないのか…。それでも囲い込みに後ろめたさがあるからなんとかせんとあかんとは思ってる。


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