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 ライブ苦行がやっと終わった…。長かった。社長次の計画立てやがった。ぶらっきーなのでつい普段のおじさん呼びを忘れるほどに。あの人やさしいおじさんだが、ちゃんと弱小プロ社長なんだよな。あこれ稼ぎ時とわかってやがる。


 檸檬のスケジュールに合わせて、量を減らして箱を大きくした。うちの希望通りになったが複雑な気持ち。計画とは全然違う突発的事態。それぐらいミラシスにとって大きな動きだったんだ。そういえばリオが片りんを見せてきた。ロリ大人が出来つつある。うちが社長ならこいつはくるぜって思う。


 うちの社長細かいところはてんでだめなので。そこはアイドルの地力任せ。そこがクルミンズがチームとしては失敗した原因だろうな。社長がオーナーだとするとうちもろ監督。檸檬のコーチがママんだとするとほんと監督。ピッチャー交代俺ーな感じ。立ち上げの監督はブラッドおじさんだけどね。


 そういえばリオってなんなん?日本人です…。うち変な名前多いから当たり前に受け入れてるけど、よくある理央や莉緒的なカタカナ登録。ものすごく普通に日本人。つかーねえちゃん知ってるし、どこを見ても外国人と関係ない。うちすぐこれ忘れてしまう。それぐらいうちは名前がな。大半そういうのはおばあちゃんのせい。


 まあうちのおかん、岸田ローズか岸田野薔薇としか公的な文章以外書かれんけどさ。意外と岸田ローズって言いやすい。本当は岸田野薔薇ローズやから。



 くそーうちの妹ちゃんをいじめるなーが仕事に繋がってしまった…。以前から考えていた金髪のハーフヒロインを勝ち取った。漫画特有のいまいち描きわけが出来ないため、外国人と日本人が同じ顔なのに金髪だけで、区別される案件だ。


 うちがやった運動が決め手になったようだ。まずビジュアルイメージだけ出されたため、コスプレ感が全くないと評判だ。SFファンタジーものって日本金かけないから実写化弱いけど、学園ラブコメなら絵的に安心だわな。つかーだからこそ扱いが難しい金髪ハーフが問題になる。


 ちなみにメインヒロインではない…。場合によってはカットして、原作改変問題を起こしそうな問題キャラだ。それをこなすっていうんだから、原作ファンの期待は大きい。まさかこれで学園ものの絶対美少女なんてとらないよね?


 熱い男子のリビドーを掻き立てて、おっぱいの大きさじゃ勝てなくなるぞ。20代の層もガチファンなんだよな。もうね、この援交美少女って言ってやりたい男層。うちこれ大丈夫か?絶対エースのアイドルとして成長してきて檸檬の姉って何気に傷つくぞ。



 大きな箱でライブが始まった。妹ちゃん目当てでしょ?ってだるーって感じでいたら、始まる前に会場のチェックしてたらくそテンションが上がってきた。これに客がいっぱい入るのはもう決定済み。うちは客が多ければ多いほど力を発揮できる。マウント婆って言ったが、あれエレガントに言うと支配力だ。


 客が多いほど、うちのアイドルとしての支配力が高まる。ばばあーなんて隠し武器持ってやがったんだ。おっぱいだけじゃなかったんだ。この規模でやるの初めてだ。そりゃこの力の存在に気が付かないはずだ。終始テンションアゲアゲで、観客の隅々まで見えるようだった。


 あこれゾーンだ。うち特殊能力保持者やったんや。婆やっぱすげー。絶頂に乗ってきてラスト我にひれ伏せのオーラを自分で感じた。間違いない大半が檸檬目当てのこのライブを支配できた。この高揚感がばばあの力の源なんだ



檸檬「あれへこんでると思ってた」


「なんでそう思うかな妹ちゃん?」


「なんかまだ変なスイッチ入ってる」


「OKOK冷静になった」


「酔っ払い…」


「パーフェクトだ苦行の成果が花開いた反省会なんていらない」


「早く落ち着いてよ。別に反省会したいわけじゃないから」


「んじゃ何がしたいん?」


「ちょっと変な雰囲気だった」


「それ分かってるなら何故へこんでると?」


「いや逆あの雰囲気が良く分からなかったから」


「一言で言えばくるみ教のミサだ。ただ今日はおばあちゃんに助けられた。いずれ胡桃教にする。くるみがうちの中に降臨したんだよ」


「何馬鹿な事言ってるの?」


「それぐらいじゃないと檸檬の客取れないからだよ。まあまだまだミラシスはこれからだよ。うちのパワーアップと、チームの底上げとその団結力が残ってる」


「変な少年漫画風に例えないでよ」


「なんか疲れてきた…」


「いつもの胡桃に戻ったね」


「少年漫画の王道の覚醒したんだよ。その反動が来た。もううちは戦えない…いずれおっぱいパワーでパワーアップは約束されてるけど、現時点では最高点。チームとしての問題が残るから反省会はいるね。リオ君はいずれ大いなる力を手にする」


リオ「盛り上がったのは分かるけど、なんかあほあほな話になってきたよ?」


檸檬「いやむしろこっちが本物内容は覚醒時のものだけど」


「なんだ覚醒認めてるじゃないか」


「スイッチが入ったとは思ってたからね」


リオ「それで?」


「その力はロリ大人、ちなみにうちは大人ロリね」


「どう違うの?」


「前者はロリが軸で大人がサブ、後者はその逆。うちリオ大人の女っぽいからね。馬鹿にはしてないからね?うちキャラ被りじゃないメンバー欲しいから。同軸でうちと争ってほしくない負かすしね」


「要するに子供っぽいって事?」


「うん、ただ難しいのよまだ完全体じゃないからそもそも子供でしょ?って突っ込みで終わる。だが将来リオは多分子供っぽい大人になる。ロリ可愛い…、背もちょっと低いしね、お姉さん見る限りそんな高くならないよね?」


「そうかもしれない」


「アイドルとしてはうちがおらんかったらNO1になれる器」


「檸檬の方がそれっぽい」


「ああ檸檬ますます磨きがかったけど、この人アイドル枠なん?変な人、キャラ被りしてないのとうちの妹なので放置してる。アイドルグループを単純にスポーツに例えられない良い例。これはこれでアリだと思うし、今日のライブで確信した。うちが絶対エースや、始まる前ビビってた。どーせ檸檬の客やんていじけ」


檸檬「やっぱそうだった」


「せやけど途中からそれ奪ったら良いがなって関が原理論になった。うちの中では勝ってるよ。多分ドラマ見たらまた檸檬ーってなるけどね、この会場ではうちが絶対の支配者や。はっきり言えばアイドルとしてあってない。でもね、アイドル活動ってそもそもそうかっちとした型があるわけじゃなくて謎なのよ。だからスポーツとは違うって」


みよちん「サッカー選手と野球選手が混じっても成立するみたいな?」


「うん、みよちんにはいろいろ話してたもんね、その流れで桃姉育ててる」


「私育てられてたの?」


「じゃり監督がわしが育てたって言ってる。いずれ卓球選手混ぜてもゲームを成立させる」


リオ「分かったような分からんような」


「安心しなさいうちを倒そうとしない限り君は王道のアイドル王者だから。今となってはリオを発見したのを奇貨行くべしって盛り上がりたい気分」


檸檬「胡桃いつ読んでるか分からないけど歴史ネタ多いよね」


「キングダムがあるだろうー」


「漫画か…」


「オードリーヘップバーンがティファニーで朝食をで馬鹿にされたような言い回しだ」


檸檬「見てると思ってチョイスしてきたね」


「10アイドルグループがいたら、その10に1人ずつぐらい入ってる強キャラがリオ。危なかった君の魅力に気が付かれる前に引き抜けた。うちも最近まで気が付かんからしゃないけどね。うちは100個アイドルグループがあればその中にクルミンズ1個あるだけや」

「まあ死んだら負けって形でうちの絶対性は揺らがん。どやみよちん、これがクルミンズ崩壊の理由や。こんなグループ普通は存在せんから分からんだけや」


みよちん「無茶苦茶やけど、確かにクルミンズみたいなグループっておらんね、形だけならいくらでもあるけど、ただ偉そうなしょーもない中途半端エースやね」


「うん、大概のワンマングループはその根拠がないのよ。婆はアイドルとしては偉人や、でもうちならチーム力で今程度でも倒せるけどね。うちもう完璧に覚醒をつかんだから、いくらでも妹ちゃん客連れてき、うち色に染めたるさかい」

「たださライブ終わったら覚めるから多分今のうちの覚醒世間にはまだ浸透せんと思う」


檸檬「当の本人も素に戻ってるしね」


「全くや」

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