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刃を渉るナメクジ

作者: 黒楓

今日の“金曜 女のドラマシリーズ”は黒楓の担当です。




家を持たない()()()

陽が落ちると

どこからともなく現れる


引きつれたNo.22の香りは

まんま彼女の這い跡を残して

どこかのCLUBか

はたまたBARか

うつほらに淀み潜んで

今日の獲物を狙う



鬱積した男どもよ!

そいつを探すには

No.22の香りを辿れ

探偵や猟犬になる必要は無い

ただ酒で頭をイカレさせておけばいい


長い夜をそいつと過ごすための……

ちょうどいい按配となるから


男は食わせてやって

食ってるつもりで

食われている


妖しく光るネオンの森は

そいつの狩場

飽く事の無いそいつが食い散らしても

あちこちで熟した果実が地に落ちる

だからそいつは

腐った果実は踏み潰し

ギラリ!と光る()()()

ぬらぬらと汚しながら

夜伽に沈み

次の陽が落ちるまで蹲る


それがそいつの

殻なのだから






と言う訳で、

爛れたオンナのお話でした(^^;)



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― 新着の感想 ―
[一言] 淫靡な内容のハズなのに、みょ〜にハイテンションなノリを感じましたw 
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