あとがき
※本項では本編の内容に多少触れている部分があります。まだ本編を読んでない方はそちらを先に読んでください。それでも気にしないと言うのであれば、自己責任でお願いします。
この度は「関わりのなかった2人が学校でバカップルと呼ばれるようになるまでの話」を読んで頂きありがとうございます。
コテコテのラブコメみたいなタイトルだけど、読んでみたら思ってたのと違くて、そこ含めて物語の結末に絡めてある。そういうのが書きたくて、今回筆を取りました。
実はこの物語のプロットを書いたのって、昨年の5月頭ぐらいなんですよね。しかも1時間もかからずに書いたので、当初はここまで難産になるとは思っていませんでした。
というのも、展開はある程度プロットをなぞっているのですが、少しずつ「ここはこうした方がいいんじゃないか」「この時の九貫の心情は……」「このセリフは本当に必要なのか?」とかやってるうちに一年以上経ってました。そしてそうして悩んでるうちに何度も筆が折れかけ、少し復活してはまた折れかけて……と、なんなら今でもあまり納得できないまま、けれどこのまま終わらせないのは良くないと思い、なんとか物語を終わらせたといった感じです。
特に後編の城戸さん・九貫くん2人の心情の吐露は本当に悩みました。実に半年も。なんというか、各々の主張が筋書き通りでなかったり、けれど私の言いたいことでなかったりと、とにかく納得できないことが1セリフ毎に生まれてくる感じてして……とにかく苦しかったです。
ただ、物語の長さだけはおおよそ当初の予定通りに収めることが出来たので、そこは満足しています。まあ、そのせいで回収できてない伏線だったり設定はあるかもしれませんが、そこは大目に見てください。そもそも、物語を書き上げるっていうのが今回でまだ2回目なもんで……「終わらせる」ことの経験がほとんどないんですよね。なので、もしよろしければ感想で「あれどうなったん?」とか気になることがあれば、質問してください。そうしたら答えたり、答えられなかったりすると思うので(そこまで考えられてない可能性がある)。
というわけで、あとがきもこの辺で終わろうかなと思います。改めて、最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。個人的にまだ書きたい話があるので、次回投稿した際には是非読んで頂けたらと思います。今のところは異世界転生もの、しかも長編の予定です。ただこれも同じように投稿するまで長い時間がかかると思うので、恐らく皆さんが忘れた頃に投稿されると思います。もし、覚えていたら、それほど嬉しいことは無いです。
それでは、また次回作でお会いしましょう。