エピソード20
起きてもイケメンは来なかった。そりゃあ、そうですよねーあの時が奇跡に近かったという事で片付ける事にした。でも何でこの場所なんだろう……と疑問に思っていた。
あ、またさっきの所に行かなきゃ!そうしてまたしても上級者ダンジョンに進む私だった。
ダンジョンを進むと敵に遭遇した。だけど、前とは違う。周りに人がいるのだ。何でだろうと思った。
「ライトスピリッツ!!」
4人くらいが同時に唱えてる。パーティーの群衆のようだ。私は訳の分からないまま、敵からの攻撃に守られた。
リーダーみたいな人の「こっちだ」という声。私はそれについていく事にした。
さっきのように周りの人が敵を倒してしまい、とうとう裏ボスの所まで来てしまった。到底、森子の戦力じゃ敵わないに決まっている。なのに私は敵の近く――すなわち前衛にいる。一番ダメージを食らう位置だ。私はそれに気づいてない。
「これはボスだから注意して戦えよ」とリーダーみたいな人が言った。
「えーっ、怖いぃ~私なんてこんなの無理ぃ~っ」猫なで声で怖さをアピールする。
「お前なら大丈夫だ」と別のパーティーメンバーが励ました。
「じゃあ、いくわよっ!」その掛け声で戦闘が始まった。
私は分からないので取りあえず小回復ばかりしていた。攻撃しても弱いから敵にダメージが当たらない。そしたら別の人が大回復してくれた。
(あ、何これっ。HPって所の上限とMPって所の上限が数字上回ってるんだけど!)そこに気づいた。
しかもさっき怖いって言ってた女の子、消えたと思ったら飛んでるっ!人じゃないの?
「来るぞ」
(え、何がっ?何が来るの?)
「そこの転生者、外国人、後ろへ下がるんだ!早く!」
(それって私の事?)
「早く下がらないとやばいよーっ」
「貴方の防御力じゃ簡単に死にます。後ろに下がるのが賢明な判断かと」
(死ぬ!?また死ぬの?死んでもまたあの場所に戻るだけだよね……下がったよ)
下がったけど敵の攻撃範囲内に入っていたので、大ダメージを食らい、戦闘不能になってしまった。
あーあ
意識が回復すると、また城のような建物の前の草原に戻っていた。そして癒物のLvがすごく上がっていた。癒物に癒された事で大幅upしたのだろう。
あの塔の敵は強すぎだったので、これからはもっと易しい敵に挑もうとする森子だった。




