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帆船ってカッケー

 港町ピーラータ・ポルトス一等王領。シルヴァ・アルターから運ばれた木材を使い軍船を作る造船所が並び幾多の強力無比たる戦列艦達が並ぶ軍港を内包したグルム王国の要地である。


 この地の歴史はオリエンティルミムス地方の地主を討伐し北方から人類が入植して発見されたオリエンティルミムス海を南下して発見された二つの入江が元だ。

 天然の良港として使えたその入江を国に雇われた元海賊の探検家や探索隊が発見整備し、南方航路との接続地と分かって国から離反して根拠地とし国と言える程の規模になったのである。

 長い間、それこそ地名になる程の期間海賊の楽園となっていたが、南方航路を欲したグルム王国国王アダマティオス3世が彼等を蹴散らして奪ったのだ。


 グルム王国の勢力下になってからは数代に渡って港と造船所の規模を発展させていき軍港と商業港を分ける為、ウィウィヤールという当時最強の魔道士の一角であった人物に頼んで二つの入江の間に軍事用の入江を作り今に至る。


 今では商業港、軍港、造船所の三つの入江を中心にした超重要クソデカ港湾都市なのだ。


 まぁ発展するのは当たり前でグルム王国の軍事傾注気味な体質上造船所に金が流れ、何より南に向かう四つの南方航路の内で最も安全で安価な道のりの入り口だ。


 他の航路と言えば海の外界の地主の頭上を突っ切る航路とも言えない自殺航路、海賊諸島と名前からしてヤベー場所を経由する海賊航路、グルム王国の航路より遠回りで寄港する国が増える人類が始めて海の地主に勝って得た討伐航路だ。

 先ずもって南に向かうグルム王国を通行できる船ならばグルム内海を通る程度には需要があり過ぎる立地。


 そんな訳で今迄で見た中で最も人がごった返し、様々な人種の居る商業港に入ったラキは少し気分悪くなった。


 人酔いである。


「大丈夫ですか?」


「大丈夫でうミャニャさん。すぐ慣れると思うで、お構いなく」


 少々顔の青いラキ。同じく調子の悪そうなフッシャを支えながらバウバが気遣わしげに。


「困った。使いが迎えに来てくれているらしいんだが」


 そう呟いたバウバはクーウンにフッシャを預けサーベルの柄に手を添えた。


「おっとっと、待ってくれバウバ」


 皆が振り返ればバウバよりも少し大きな背丈の隆々たる海の男。上等な水人衣装の上から勲章の付いたコートを纏い羽根付きの三角帽子を被った水人だ。

 彼等らしい海の様な髪と髭は例えれば深海の様に濃く、白い肌には黒く焦げた跡と古傷が交差するがニッカリと笑う顔には愛嬌がある。


 警戒を解くサーベルから手を話したバウバは驚いた様に。


「ピレ=ウェル船長、いや提督」


「ナッハッハッハ久し振りだなバウバ、堅苦しいから提督なんて呼んでくれるな。

 初めまして御家族。元海賊ピレ=ウェル・アムニスだ。明日までの短い間だが精一杯歓迎するぜ!」


 バウバの家族達は挨拶を返す。ラキもバンデ=クリンゲとして一礼すればピレ=ウェルが感嘆して。


「養子かと思ったら絆名を貰ったのか。凄いな、最近じゃバンデ=カメラートなんてそう見ないってのに。よろしくな、ラキ」


「よろしくお願いします」


「ささ一行、付いてきてくれ。馬車を用意させてあるからな。人が多いから慣れてないと辛いだろう。俺も此処に初めて来た時はゲロっちまいそうだったぜ」


 そう言うと編んだ髭を揺らし歩き出した。言われた通りついいていけば直ぐに大きな馬車が止まっており煙管を咥えた御者の老剛人が深く被った帽子の下から。


「おおバウバ坊じゃぁないか」


「ダッティオ砲長、お懐かしい」


「全くだな。最後に顔を合わせたのはわしの足が吹っ飛ぶ前だ」


「そんな」


「ハッハッハ何を狼狽えてる。今じゃ海賊の頃より安定してらぁ。寧ろ良い武勇伝だぜコレァよ」


 そう言ってカラカラ笑い義足を叩く。


 変わらない。バウバは強く思った。海賊達の何処までも続く海の様な陽気さは強烈なまでに昔を思い出させるモノだ。


「世話になるダッティオ砲長」


「おう、砲も手綱もお手の物よ」


 馬車に揺られながら船長とバウバの昔話を聞く一家。バウバが敵船団に一人で乗り込み戦列を作っていた三隻を行動停止に追い込んだ話をピレ=ウェルが語れば、バウバがピレ=ウェルの智恵と勘によって襲ってきた突貫魚を返り討ちにした事を語る。


「ナッハッハ煽てても酒しか出ねぇぞバウバ」


「嬉しい事を。久々に飲み比べでもしようか」


「良いなそれは懐かしいぜ。ああ、そうだ今日は提督府の客室に止まってくれ。御家族も新鮮な海の幸を楽しんでくれよ。嬢ちゃん坊ちゃん、俺のガキ共と仲良くしてやってくれな」


「うん!」


 ゴニャが大きく頷きグゥクゥもコクリと。嫁さん達はお世話になりますと一礼した。


 馬車は進んでいく。国家機密モリモリの軍港の中へ。


 ……信用され過ぎじゃない?


 歓待を受けた翌日、早朝。


 体調不良の所為で余り見る事の出来なかった軍港には朝日降り注いでいた。沖の停泊地の輝く水面の上には十数隻もの巨大な帆船達が停泊している。


 沖に疎らに並ぶ巨大な軍艦は戦列艦と呼ばれる代物が近い。海賊物の映画を見た事のある程度のラキが判断できる程度の元いた世界の帆船との差異が三つあった。

 先ず目を凝らせば捕鯨砲の様な対空飛槍が横腹から突き出るテラスの様な部分と、船首のバウスプリットを挟んた左右の計四ヶ所に付いている。そして最後尾のマストが太く作られ、伸びるガフセイルに魔法陣の模様が見えるのだ。

 で、最後になのだが……何よりデケェ。特に巨大な物は砲列甲板が五階層でマストも五本付いててデカ過ぎだ。


 こう、詳しいわけでは無いけどラキ的にはデカくてもマスト三本と砲列甲板は三回くらいじゃね?と思う。


 まぁ、さて置き眩い陽光と水面、勇壮な戦列艦。グルム王国は黒と白の塗装で統一感があり男の子やったらテンション上がってしゃーない。マジカッコいい。ヤバい。


 朝っぱらからキャッキャ燥ぐ子供達+ラキにピレ=ウェルが胸を張って。


「あそこに止まってんのは三等140門魔導戦列艦8隻、二等170門魔導戦列艦3隻、そしてこの南方艦隊旗艦にして俺の乗艦レガリア級とも呼ばれる一等200門魔導戦列艦グルム・レクウィアだ!」


 並んでる船達はこのピーラータ・ポルトスの軍港に居る南方艦隊の全ての主力艦である。全て、即ち全部、Allだ。態々、ドックや船着場に留まってたのを巨大な海のケートゥスに引っ張り出させた。それこそ任務中と修理中の船以外は全部。


 まぁこれらの艦艇はデカ過ぎるわ金掛かり過ぎてるわで、戦争以外で安易に使えないし動かせない。主力艦ってのは戦時の為の船、ラキの元いた帆船時代最強国家の生まれてから13年放置ビクトリーパイセンと同じだ。ある程度の出港が出来る状態にして係留してる物である。


 即ちこの勇壮な光景はピレ=ウェルの粋。


 人生で最も目を掛けた男の子供達が為に一肌脱いだのだ。職権乱用と言う輩も居るかも知れないので補足しとくと、どの道ドックの入れ替え作業があるんで少し(一月)早めに入れ替えただけと言っとく。


 ……ちょとグレーゾーン気味だけど。セーフ、ギリセーフ。


「提督、あの後ろの帆に書いてある大きな魔法陣は?」


「良いところに目を付けたなバンデ=クリンゲ。アレは刻印帆って言って船に乗せてる水晶球儀から魔力を送って短期間の間風を引き寄せられる帆だ。

 大きな船の操船は難しい、下手すると動けなくなくなっちまう。そんな時にアレが無いとどうしようもなくなっちまうんだ。

 それにあの帆が有れば短期間の間だが逆風の中を進められる。すると戦術の幅が変わるんだ」


「あの大きさの魔法陣で風を呼んで帆は破れないんですか?」


「絹蜘蛛の布を二枚重ねて外界で取れる珊瑚を砕いた液に煮付けたりとか、何だかよくわからねぇ加工をしてて頑丈なんだと」


「うーん変な風……珊瑚に煮付けてるのはたぶん魔法の為に、かな?」


「そうなのか、よく知ってるな」


「ええ、一応は魔道具職人ですから」


「あらら。ならクルスビーの兄いちゃんの知り合いか?」


「ご存知なんで?」


「うちの船は全部クルスビーの兄いちゃんが作った水晶球儀と刻印板を載せてんだ。アレが出回りだしてから航海の飯は随分と良くなった。火の刻印板と少量でも水の出る刻印板なんて軍用に使えなくなったのが造船所に流れりゃ商人だって殴り合いよ」


「それは……じゃあ謁見が終わってシルヴァ・アルターに帰ったら頑張って刻印板に魔力を込めますね」


「ん?」


「?」


「今、魔力込めるつった?」


「ええ、はい。言いました」


 ピレ=ウェルは皿の様に広げた目でラキをまじまじ見つめハッとして。


「バンデ=クリンゲ、お前さん。もしかして竜目潰しか!?」


「あ、えと。一応そう呼ばれる事は有りますハイ」


「蒼竜鱗の義手が無いから気付か無かったぜオイ。こりゃ、とんだ有名人と会っちまった!是非、竜に一発くれてやった話を聞かせてくれよ竜目潰し!!」


 ピレ=ウェルが捲し立てる。竜と戦ったと言えば英雄譚の様だが、実際の所は慌てて飛び出し片腕食われて気絶しただけの話。

 ラキからすればちょっとした黒歴史みたいなモンだ。だが世話になってるオジサンに興味津々聞かれては答えざるおえない。

 ゴニャとグゥクゥが船を眺めるのに夢中なのを確認してからツラツラと語った。


「うーん、竜目潰し。お前さん随分と自己評価が低いな。大概の人間どころかバケモンだって自分より強い敵に立ち向かえるヤツの方が希少だぜ」


 そう可笑しそうに呵々と。実際に子達を救っているのは十二分な功績、それを誇らないのはピレ=ウェルからすればラキは控えめと言うか謙虚にさえ写った。そして慎ましやかなのかと思えば勇気、果敢とでも言おう行いは元海賊として好ましい。


 粋のいい若人はこのオッサン大好きだ。


「そうだな、船に興味があるみたいだし修理中の六等級魔導戦列艦でも見せようか」


 面倒見の良いオッサンという者は目をかけた相手にサービスしたくなるものである。


 造船所の中で特に厳重に警護された修繕中の戦列艦を置く造船所へ。船台や船渠が並び、作りかけの巨大な戦列艦までも置いてあった。グルム王国で産まれる軍艦の故郷と言われる事は有る。


 その内で乾ドックという船の点検して海面より深い穴、その中で盤木に乗せられ鎮座する帆船が一隻。


 ピレ=ウェルは一度足を止めた。


「コイツは六等級50門魔導戦列艦マンドカーレ。コイツと同じ時に作られたルプス型5隻との航路の哨戒帰りに紛れ込んでやがったクソ魚……突貫魚に腹をやられてな」


 悔しげに言うともう一度歩き出す。反対側に回れば船体中央後部に大きな穴が開いていた。ゴニャも、グゥクゥも、ラキもこんな大穴を開けられて沈まないのかと口よりも良く語る表情にピレ=ウェルは頷き。


「普通は沈む。だがコイツは持ち堪えたんだ。そりゃ船員も並みの苦労じゃなかっただったろう。これだけの穴が開いてんだから継ぎ接ぎの応急処置をしながら水の掻き出しだ。

 曳航出来た事も含めて奇跡と言っていい正に幸運の船さ」


「幸運の船?」


 ゴニャの言葉とグゥクゥの視線に提督はニッと笑って。


「ああ、その通り。そりゃあ験を担ぐってモンさ!今じゃ船出の前にコイツを拝みに来る奴等が後をたたねぇ!勿論、俺を含めてな。船にに乗るヤツは験を担ぐモンさ、三人もよく拝んどきな」


 ピレ=ウェルは付いて来なと一言、船に入る為の橋板を進む。数多の綱と並ぶ大砲、潮風と汗の混ざった香りに包まれながら甲板を進み階段を降りた。


 船底には薄っすらと湿気が残っており突貫魚の衝角が突っ込んだ大穴の前に立てば灰色のドックの石壁がよく見える。


「不沈マンドカーレよ。船出する若人に一欠の幸運を願い給え」


 ピレ=ウェルはそう言うと船板を引っぺがした。メキィッと言う音と共にへし折れる板を唖然と見る三人。


 ラキは慌てて。


「え、壊しちゃっていいんですか!?」

「ん?ああ、いや。こんだけの大穴だと全部取っ替える必要があるんでな」


 そう言いながらピレ=ウェルは剥がした木の板を持って三人を引き連れ船を降り乱雑に置いてあった工具で三本の長方形の棒にして手渡す。


「昔からのお(まじな)いでな。大難から生還した船の取り替える部品を持っておくと災い除けになるって信じられてんだ」


「ありがとう提督!」


「く!」


「ありがとうございます」


「ンナーハッハッハ!!良いって事よ。俺のガキ供とも仲良くしてくれた礼だ」


 ピレ=ウェルが少し照れながら鼻を掻いていると背に気。


「親父、やっぱり此処にいたか」


 声に振り返ればピレ=ウェルの十二人の子の中で最たる年長者。明るい青の髪に白い肌、三角帽子にコートを着て腰には布を巻きカトラスの様な剣を挿している。水人だからだろうが上半身の海賊感と下半身の差がすごい。


「おうムッダム=フィン。船の準備は出来たか?」

「ああ、親父の言いつけ通りケートゥスに牽引させて岸に付けた。積荷もギリギリまで減らしたし獣人の水夫は減らしたよ」

「ナッハッハ流石は俺の子だ」


 少し照れたのか父と同じように鼻を掻く。


「さ、三人とも来てくれ。私の武装商船ムッダム・リベリタスがカリスト・トロヌスの港に送ろう」


 そう言ってムッダム=フィンは魅力的な笑みを浮かべた。


「ねーちゃん、よろしくね!」


「ね!」


 ゴニャとグゥクゥを微笑ましげに見るムッダム=フィン、父の伝や後ろ盾があったとは言え齢十八歳にして船舶を持つ商会を開き船長となった女傑である。

 オカーチャン似で「え、本当にあの提督の娘?」と言われる程度には太陽に照らされ爛々と輝く水面の様な美人だ。雑に言うと青い海みてーに綺麗系の顔してるけど大らかで眩しいぐらいに明るい感じと言えば良いだろうか。分かり難いな。

 因みに今年で20歳、父親以外の親族からは結婚せっつかれ気味。


「よろしくお願いします船長」


 ラキが言うとムッダム=フィンは頷いて。


「任せときな竜目潰し。さ、行こうか」


 そう言って肩を組んでくる。


 余計な話しをするがラキは割とウブだ。故に鼻血出そうになった。まぁね、水人の中でも特にデカいからね、何がとは言わんけど。


 ムッダム=フィンに合わせて歩を進めるムッツリ野郎がスッと鼻を抑えた。誰にも見えない角度で水の筒に包まれた赤い蔓が海に落ちていく。魔法なんて夢のある物を使って鼻血を隠蔽しないで欲しい。

 ゴニャとグゥクゥに臭いでバレない様に水で包む一手間よ。


 宿泊した館の前でバウバ達が待っており船着場へ向かう。ラキのいた世界だと帆船というのは錨を下ろして停泊し、人や物は艀などで運び人は綱を登り物は船のクレーンで積み込むモノである。しかしこの世界ではケートゥスという頼もしい海の味方がいて、あくまで比べての話だが容易に離岸着岸し荷物を載せられた。


 大砲に火薬や家畜、後は水に弱い物を運び入れるのにはとても良い。


 乗船である商船ムッダム・リベリタスが今まさに喧々と積んでいるのはシルヴァ・アルターの紙だ。獣紙と木紙の両方を積み、後は毛皮や絹に少量の鉱物。


「紙は沢山運べる上に需要がある。積めるだけ積みなよお前ら!!」

「へい姉さん!!」


 船長と船員が語らう。その横でバウバが口吻を撫でながらピレ=ウェルに。


「まさかと思えばこの船は私が乗せてもらっていた船だな」


「ああ、その通りだバウバ。随分と様変わりしたんだがよく分かったな」


「忘れんさ提督。鼻が覚えてる」


「ナッハッハッハ。懐かしい、船の上は鼻が曲がるとよくホザいていたなあ。さぁ後の事はムッダム=フィンに任せて乗った乗った」


 ピレ=ウェルに促されタラップを。砲は少なく広く感じる甲板、バウバは海賊船がれっきとした商戦に変わったのだと一息。懐かしい刀傷を見てもう一息した。


 まるで己が家の様に迷い無く懐かしさに突き動かされて船を歩く。甲板、船室、ピレ=ウェルが良く握っていた舵を見て首を傾げ。


「この丸い車輪の様な物は?」


「ああ、今の船の舵は舵柄じゃなくて、この操舵輪を回すんだ」


「ふむ……」


 バウバが興味深そうに舵輪をツンツンしてるのを見ながらラキは子供達と共に似た様な思いに囚われた。『舵輪(アレ)メッチャ握ってみてぇ!!』と。

 いやもうね、なんか三角帽子とか被って面舵いっぱいとか言いながらシャーってしたい。パイレーツ的なカリビアンなアレ。


 女性陣は船長室へ。


 錨が上がり出港準備が終わるとピレ=ウェルの手の空いている家族十三人とバウバの馴染み達に見送られ離岸した。


 投錨地にて三匹の中型ケートゥスと繋がっていた綱が海に落ちる。


「さぁ帆を張りなァ!!」


 一挙落ちて広がる純白の帆、進路は北、風向き等によるが凡そ三日間の航路を行く船旅が始まった。


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