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水の人々と物引く海の獣

「陛下から伝書竜が届きまして功績者、陛下にとりましては好敵手であるバウバ団長には直筆の招待状が届きました。それと強制するものではなく一つの願いとしてですが竜目潰しなる魔法使い殿にも竜との戦いを聞きたいとの事で」


 大半の傭兵がシルヴァ・アルターより離れた頃、役所からの使者が来て伝言と共に王からの手紙兼招待状を届けに来た。


 内容は単刀直入に刃を交えたいから来てくれ的な願いから始まり、昔と同じ様に士官の無理強いはしないと言う確約と、旅行代の負担もするので家族も連れて来ればいいなどと言う感じ。……要約するとアレだが確り読めば意外と気を使った文体である。


 アダマティオス四世は強さを至上の価値とするが故に、認めた強者に対しては一定以上の敬意と気遣いが出来るらしい。


 それ以外?……ノーコメントで。


 使者を見送った後バウバは少し困った様な顔で口吻を撫でて。


「王命とは言え仕事があるんだがな」


 シルヴァ・アルターと王都は往復するだけで一月近くかかるのだ。もし家族で行くとすればフッシャも居なくなり憲兵団の団長と副団長が一人居なくなる訳だ。短く見積もって一月半、長く見積もれば三ヶ月は掛かるだろう。


 正直、もう一人の副団長に任せても傭兵達がシルヴァ・アルターを離れた為に問題は無いだろうが立て続けに手間をかけるのは申し訳無い。しかし視線を下げれば期待に輝く瞳で見上げるゴニャとグゥクゥが足にしがみついている。


「王都に行くなら船乗れる!?大きな船!!」


 ラキの作った石の船を持って問うゴニャ、同じくグゥクゥも耳と尾を振りッ振りだ。


 バウバは憲兵、お巡りさんだ。役職柄どうしても長期休暇は取りにくく昨今は特にその傾向が強い。


 愛おし気に、ってか実際に愛おしく二人を撫でながら。


「そうだな。ピーラータ・ポルトスへ行けば軍艦の一隻くらいなら見せてくれるかもしれないな」


 ゴニャとグゥクゥの耳と尾が千切れんじゃないかってくらい振られる。ラキは二人に頼まれた読んでいた船乗りの話が記載された本の表紙絵をチラッと見て。


「帆船、良いですね。俺も本物の帆船を見てみたいです」


「ラキもそう思うか」


 バウバは笑って頷く。彼の嫁の内ミャニャとフッシャは少し浮ついていおり、クーウンもよく見れば耳と尾を振らない様にしているのが分かる。

 偶には家族と遠出するのも良いかもしれないと憲兵団と領主陣営との相談を決めた。


 さっさと結果を言ってしまえば家族での旅行が決まったのだが、もう一人の副団長に寧ろ仕事し過ぎだと言われたあたりバウバらしい話だ。続けて俺も家族旅行をする時は休ませてもらうとか言うんだからいい副団長である。


 尚、移動が帆船や馬車を基本とする世界の旅などと言われれば道中の安全が気になるだろうが基本的にグルム王国内には盗賊とか居ない。国境なんかだと話は変わるが盗賊になる必要が無いし、盗賊蔓延らせる雑魚は殺すって名言する様な王様が統べる国だ。


 何だったら王都近隣の領地なんかだと子供が悪い事したら竜翼重騎兵に轢き殺されるって言うからね。盗賊出たら嬉々として王様すっ飛んで行くから、それもフル装備の竜翼重騎兵連れて。3回くらい事例あるけど現行犯の盗賊ミンチってレベルじゃねーからアレ。


 裁判とかねーし、むしろ盗賊より王様にビビってたから被害者(村人達)


 んな国で誰が盗賊すんのって話よ。


 閑話休題、んな訳でグルム王国内は治安が良く旅行というものは大衆的だ。


 そしてバウバと同じ様にラキも休暇の確認が必要だった。気持ち的にも戦争から帰って半月も経ってないし、流石に仕事を休み過ぎ感が有って気が引けたからだ。と言う訳で王命と言うよりは魔法使いであるラキ相手なので依頼と言う形の招待状が届いた事をクルスビーに告げる。


「ああ、旅行な。良いじゃねぇか。別に構わねぇよ」


 あっけらかんと笑って答えた師匠クルスビーはラキを案じる様に続ける。


「だが王都何て面倒クセェ勧誘とかには気をつけな。キッパリ断っとかねぇと後々後悔するぜ」


 真顔のクルスビーのガチ過ぎる忠告。


 なにせ実感篭った経験談だ。真顔で言われて頷く事しか出来ない。クルスビーが領主付き魔導士に勧誘されてるの見てたんで笑えない話である。

 ラキの読んだこの世界の昔話の一つにもそういった話は万とあった。というか強力な魔法使いが辺境に引き篭もってる理由の九割がコレだもん。


 頷かざるおえない。


「そうだ、もう一つ忠告だ。船に乗るなら酔い止めを買っとけ。まぁ海が荒れなきゃそう問題はねぇらしいがバーさんが良いのを持ってるからよ」


「酔い止めですか。そんなに揺れるんです?」


「偶に会いに来る変わった客や納入先の船乗り達から聞いた話だがな。あ、でも王都に行く航路は逆か」


「て事はそのお客さん南の海から来るんですか」


「おう。影人の豪商で刻印板や水晶球儀の卸先の一つだ。んで俺らは水晶やらを買うかんじだな。そういや、もう随分と会ってねぇな」


 そんな事をつらつら話しながら二人の手は止まらない。グレヴァに頼まれた刻印板の試作品作りの手伝いだ。要望に合わせて刻印文字を彫る。それが発動出来るかの確認だ。


 何してっかと言うと、紙に書いた魔法陣に魔力流して感覚で良し悪しを見極めてる。


「この刻印板。ルーツァの魔法言語ゥエルとかガッシだと異様に疲れる感じしませんか?」


「そうだな……どっちかってーとスパウトか、コッチでやってみるわ。ガンツォがいりゃ楽なんだが、今は街の刻印板の修繕に手一杯だしな」


「ガンツォ、刻印板を弄り過ぎてヴィルヴィアさんにブン殴られてましたからね。さっさと仕事しろって」


「まぁー、剛人だからな。良くも悪くも」


「良くも悪くもグレヴァ師匠とゴルディ、ガンツォは剛人の中でも筋金入りな感じですけどね」


「ハハッ、違いねぇ」


 因みに今作ってる刻印板は水道的な物の装置の廉価試作版だ。水の刻印板は外界の砦や軍の兵站などの重要品なのだが魔法銀なんかが使われる為にコストが高過ぎる。それのカットを目指した国から委託されての技術研究の一環だ。

 グレヴァの何かしら作りたい欲求を満たす為である。まぁ時間はかかっても結果は出すだろうし、工房の素材をちょろまかす事は無くなるので一石二鳥。


 さておき、昼休みだ。喧騒から離れてってか面倒いから結界張り何時もの面々と飯を食うラキ。


「え、何。お前またどっか行くの?しかも王様に招待されて船乗って王都ってお前どんだけだよ」


「良いなぁラキ。僕等はピーラータ・ポルトス迄しか行った事ないよ」


 羨ましげなゴルディとガンツォ。ただ二人は一緒に行くか聞いたところで研究の方を選択するだろうけど。


「ああ。良い酒でも買って帰るよ。王都なんだから何か良い物あるだろうし」


 ラキの酒というワードにキャッキャ燥ぎだした剛人二人に仕方ないなと笑ったディキアナは言う。


「王都ね。穀倉地帯と商業港の合間に有るから魚のフライが美味しいらしいわね」


「いやディキアナ。王都って言ったらコロシアムじゃねぇか?」


「へぇー、コロシアムって。そんなモンが有るんだな。どんな競技やんの?」


 ラキはグレヴァのコロシアムという言葉にサッカーやら野球をやってる光景を想像して獣人強そうとか考えながら問うた。確か野球みたいなのは無いがサッカー擬きなら子供達と遊んだのを覚えてる。


 ガンツォが確かと前置きし。


「決闘とかだね、剣闘士とか兵士志望の。後は猛獣同士を闘わせたりするらしいよ」


「決闘!?てか何、猛獣闘わせるって」


「そのままね。珍しい獣を闘わせるらしいわ。確かお父さん達とか狩団を集めて捕まえたクアトロ・コルヌがコロシアムの王者なんじゃなかったっけ?」


「えぇ……怖。てか、どうやって運んだのソレ」


「アダマンタイト製の檻に入れて酒精結晶やら麻酔薬を定期的に与えたらしいわ。凄い褒賞が出たらしいけど二度とやりたくないって言ってたわよ」


「うわぁ……。んまぁ、土産楽しみにしててくれよ」


 そんなかんじで一家全員が旅行の準備に奔走し大半を済ませた日の夕食、パンを飲み込んだラキが喜色満面に言う。


「俺も休暇の許可を貰えました。リューネリン爺ちゃんの牧場にアルヴトニトルス達も預けれるし準備も終わりそうですね」


 バウバは醤油っぽいアールヴソースと麦芽糖を混ぜた甘塩っぱい鳥の照り焼き的なのを切りながら。


「ふむ、やはり早めに港へ行くか。最長で三月は家を開ける事になるかな」


 子供達が嬉しそうに。


「ほら二人共、気持ちはわかるけどね。ご飯を食べてる時に暴れない」


 バウバの言葉に興奮し足をバタバタさせた二人をクーウンが苦笑い気味に嗜める。


 マジで微笑ましい光景にミャニャが御嬢様らしく品良く笑いフッシャが耳と尾をピコピコさせながら笑う。


 バウバ一家、初めての長期の長距離な家族旅行の準備完了だ。


 そんな感じで出発日まで過ごし。バウバ一家は旅支度を終えてシルヴァ・アルターの港に立っていた。

 旅支度といっても荷物は少なく族証器、数着の服、金銭くらいのもの。族証器は其々バウバとラキはサーベル、クーウンは槍、ミャニャは短剣、フッシャは短弓で有る。


 さて旅の需要は有れど町の間程度の短距離なら外界に行った時の様な客船もどきの客艀もあったりするが長距離となれば貨物船の船室を借りての旅行が一般的だ。


 主に金額が洒落にならないから。とは言え旅行シーズンと言うのは凡そ夏か冬の事で有り、ほぼ貸し切りと言えば聞こえは良いが実際の所は貨物の隙間を借りた様な形だった。


 だが、そんなトコに篭ってるのはヒマである。麦狩りのモジャヒゲのオジサンに聞いて邪魔にならない所、ってかガレー船の船首付近で流れる景色を堪能だ。


 太鼓の音に合わせてムキムキのマッスル達が必死に櫂を漕ぎ倒して、凡そ時速10キロくらいで1鐘半《1時間半》から2鐘(2時間)おきに大小の港町に寄港し漕ぎ手が後退してグングン進んで行く。


 ラタの本流から支流へ船が移れば流れに乗れる分速度が上がる。速度を増した船の先でグゥクゥを肩車しながらラキは思った。


「麦おじさん。あの帆って使えるんですか?」


「あ?風があればな。じゃなきゃ付けねえさ」


「じゃぁ、魔法で風出しましょうか?」


 おじさんは少し考えてから苦笑いで。


「有難いんだが、そうなると俺たちが金を払わなきゃいけなくなる。てぇと俺たち漕ぎ手の報酬を減らして払う事になるから、おまんま食いっぱぐれちまうなぁ」


「成る程、分かりました。必要だったらいつでも言ってください」


「おう。そん時は頼まぁ」


 そんな一幕を経てシルヴァ・アルターを出て2日。大きく弧を描く川から運河を通り岩に挟まれた強風の吹き上げる水路を帆を広げて進めば湖が広がる。


 大きな湖の中心には街が見えた。


 街の名はパルバ・ラクス。小さな湖だとか言う意味で、名前にふさわしく無い大きな湖の真ん中に浮かぶ島の上の港町だ。金甲魚とケトスと言う水性家畜が名産品で観光名所でもある。


 町並みは湖の真ん中に浮かぶ島に橋の上に建物を建てたバスティッド的な水人建築で城壁は無いが代わりに旋回式の砲台と着港する為の船着場が島をグルリと街を覆う。

 船が無ければ街には入れず、強めの風が時折吹くためか背の低い家屋が段々に並んで島の中央に大きめの屋敷が鎮座している。


 ミャニャ曰く住人の大半が水人シレネスだそうだ。


「おーい。そこの船、先導するぞ!」


 何処からか声が。


「おお、運がいいな。頼むぞ!」


 おじさんがそう言って手慣れた様に紐を投げたが岸までは未だ距離が有る。ボチャンと言う音にに誘われ船首の手摺から水面を覗けば水人が紐を受け取っていた。

 まさかそのまま引くのかと思えば、何やら鯨か海豚の様な灰色の生物が顔を出す。強いて言えば背びれが小さくスナメリが近いだろうか。馬で言うところの頭絡の様な物を付け、そこから伸びる背鰭の後ろ迄伸びた器具に紐が装着される。


「おお!?」


 グラッと揺れる船、短距離とはいえ漕ぐより早く船が動き着岸する。


「凄ーい!」


 ゴニャが目を見張って言ってグゥクゥがコクコク頷きラキが続く。おじさんが微笑ましそうに。


「アレはケートゥスって陸で言うところの馬みたいな奴らさ。

 水人はお前さんらみたいに変身できるからな。腰の上あたりから足先までケートゥスみたいな尾鰭になるんだが水中で馬みたいに操ってんだってよ」


 そんな説明を受けながら着岸、荷下ろしをするおじさん達と別れ街に入る。


 道行くシレネスは白い肌に大半が青っぽい色の毛髪を持ち、コバルトブルーや深い青に珍しい部類ではエメラルドグリーンなどの青系統の髪が特徴だ。黒い髪もいるがそれは少数で珍しい部類。

 先程の水先人たる水人もそうだが彼等の着る服の大半が、ベトナムのアオザイっぽい形状の服に鱗模様の腰巻を着けてる感じの衣装で、服も全体的に青味がかった物が多かった。


 入って直ぐの大通りは寒色が多い故か皆街の活気があって尚も何処か爽やかに感じたがそんなのは一瞬だ。木製の背の低い屋台が並び水人の男女が声張り上げて物を売り飛び交う声は大半が商売にまつわるもので聞き耳立てずとも耳に入る大声である。


 港町特有の活気、彼ら水人の美しい寒色の髪と服で抑えねば鉄をも溶かしそうだ。


「どうだい取れ立ての湖魚だ!!」


「ピーラータ・ポルトスの港で南方船から仕入れた香辛料か、文句無いがもう少し安くならんか?」


「さぁさ氷は要らないか!?魚を冷やすも果実を冷やすも重宝するぞ!!」


「うーむ良い紙だな。これはシルヴァ・アルターのだろう?」


 いくつかの店を冷やかし市を進む。時折見つけた珍しい果物なんかを露店で買っては頬張りながら。バウバが干した白っぽいデーツの様な果実を口に放り込んで。


「久々に食べたが甘いな。ここも昔と変わらず活気がある。それに、どうもコレを食べると南の事を思い出す」


 三日月の様な果物の真っ青な皮を剥いて真っ赤な柑橘類の様な実を頬張っていたゴニャとグゥクゥが頬を膨らませまま興味深そうに父親を見上げた。


 バウバは懐かしそうに。


「前にも話したが南方に行った事があってな。彼方は植物が豊富で様々な果実が必ずと言って良いほど食卓に上がった。これも良く食べた果物の一つで飽きもせず毎日食べたものだ」


 バウバは少し苦笑いを浮かべ一粒放り込んで、味わい、飲み込む。


「南は、何せ熱い。冷えても甘みを感じるこの果実は食べても食べても飽きなかったし食べるのを止められなかった」


 バウバの思い出を聞きながら島の裏側へ。此方は風が少ない様でシルヴァ・アルターに近い建築が増え数回建の建物が並んでいた。

 違いと言えば島全体に言えるが水場に囲まれてるからか窓が多く、そして大きい。


 居住区を増やした結果、島を風除けに空から見れば雫の様に裏町が広がる。まんま水上都市の様な光景だ。都市だけで近い絵面で言えば水上の煉瓦建築の為にヴェネツィアの様な感じか。


 違う所で言えば綺麗な水路を交差する小さな船をこれまたちっこいケートゥスが引いてる。此方はカワイルカの様に丸い頭と細長い口吻を持っており、偶に水面から顔を出すのだが目がつぶらでメッチャ可愛い、餌を貰うとスースー鳴いててヤバい。


 魚を咥える口吻から覗く牙はメッチャ鋭かったけども。


「ケートゥスって愛嬌が有りますね」


 フニャフニャな顔のフッシャが水上宿屋のロビーの大窓から水路端の歩道に立った子供達とラキに撫でられるケートゥスを眺めながら言う。


「フッシャちゃんもそう思いますよね。私も昔、父に強請った事がありますよ。池では死んでしまうと言われました」


「そういえばミャニャの義父さんがシルヴァ・アルターでもケートゥスを使えないかって水人を呼んでくれたっけね。無理だったけど……」


 クーウンが惜しそうに言い、ミャニャも頷いて悔しげに。


「ケートゥスが住める様な湖が近くにありませんでしたからね」


 バウバの嫁さん達ケートゥス好きすぎん?


 手続き、チェックインを終えたバウバが三人の話しの丁度いい切れ間に帰って。


「待たせたな。ゴニャ達は……後で呼ぶとして部屋に荷物を入れておこうか」


 嫁さん達は頷き立ち上がった。


 翌日はセミクジラの様な大きなケートゥスに引かれてグングン進んでく。丘を背に遮られた川の流れに任せる様に。


 凡そ一日、朝パルバ・ラクスを出て夕方になろう頃、断界山脈の内側に広がる広大なオリエンティルミムス海と潮の香りを存分に楽しんでいると巨大な街が見えた。


 バウバが感慨深く。


「アレがピーラータ・ポルトス一等領。グルム王国最強の軍港にして海賊提督の縄張りだ」


 迫る港町、遠目に見える帆船に期待を膨らませたラキと子供達を焦らす様に船が進んでいった。

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