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冬の物語  作者: 柳 空
9/10

八頁目 「また来年」

次話は、最後に出した作名で、ちゃんとした童話で書こうと思います。

あまり長くならないようにしないとなぁ…。


楽しんで読んで頂けたら幸いです!

それから数日が過ぎました。

その数日間、冬の女王様はウィリーたちとたくさん遊びました。

今まで一人ぼっちだった冬の女王様は、今はたくさんの友だちに囲まれていました。

そして、隣街へと出発する日、街は大人たちによって飾り付けされ、初めて、冬の女王様のためのパレードが開かれました。

そえして、冬の女王様は隣街へと、ウィリーたちの街には春の女王様がやって来ました。

それからというもの、ウィリーたちの街では冬の女王様がやって来ると、ほかの街よりも盛大なパレードが開かれるようになり、ほかの街からも人がやってくるようになりました。

冬の女王様は、子供たちと遊ぶようになり、冬は人々に慕われるようになりました。


こうして、一人ひとりぼっちだった『ふゆ』は、人々(ひとびと)にあいされる季節に(きせつ)なったのでした。


☆~☆~☆


「ウィルー?早く降りていらっしゃい!冬の女王様のパレード、もう始まるわよー!」

「はーい!今行きます!」

ウィルはお気に入りの本を閉じると、部屋を出て行きました。

外からはパレードの歓声が聞こえてきます。

部屋に残された本のタイトルは、『ストーリー・オブ・ウィンター』。

その本には一人の少年と、冬の女王様のお話が書かれています。


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