竜の宿り木亭ー1
「私は竜の宿り木亭がいいと思うわ。でもね・・・。竜の宿り木亭の店主は気難しいから気に入った人しか泊まらせないのよ。だから悩んだんだけれど。まあ、あなたなら大丈夫だと思うわ。」
気難しくて気に入った人しか泊まらせないだと・・・・・。それじゃあ宿の財政は厳しくならないのかな・・?まあ、いいや。取り敢えず、女の人に道をきかないと。
「あ「あら!急がないと遅れてしまうわ。気をつけてね〜」の、竜の宿り木亭までの・・って行ってしまった。仕方がないですね。自分で探してみますか。」
※※※
竜の宿り木亭を探して1時間。見つかりません。ってかユグドの町広すぎです。というわけで通りすがりのお爺さんに聞いてみたのですが・・・。一回竜の宿り木亭の目の前を通り過ぎていたようでなぜ気ずかなかったのか。私は早くフカフカのベットとかで寝たいんだというのに。疲れたので早く入って寝ようと思ってドアを開けると・・・巨大な熊がいました。
「客か?何泊だ?」
どうやら熊ではなかったようです。死ぬかと思った・・・
「じゃあ、7泊で」
「7泊か。二百Gだ。」
よかったよかった。通貨はゲーム時代、つまり神世から変わっていないようで変わっていたらどうもしようと焦ってました。
「鍵だ。それと部屋は134だ。」
鍵を受け取って部屋へ行こうとすると冒険者風の金髪碧眼の男の人から声をかけられた。