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町へー2

プレイヤーが居なくなっていた・・・・?そして生物という生物が意識をうしなった?どういうことだろう・・・・?うーん・・・・

「まあ、だれもなぜ起こったのか知らないしな。それに今考えても仕方がない。そういえば、ユキナちゃんはなにか身分証明できるもの持ってるか?」

「え?」

「持ってないのか・・・。」

身分証明できるものなんて持ってないよ、どうしよう

。と悩んでいるとショウが急に声を上げた。

「うーん。どうするかな・・・・・あっそうだ!」

「ひゃぁ!!」

あーびっくりした・・・・・急にショウが大きな声を出したからびっくりしてしまった。

「よし。盗賊に襲われたことにしよう。」

「いいんですか?」

盗賊に襲われたことにしようとして良いのかな・・・・・

「良いのだよ、気にするな。気づかれなければいいだけだ」

「はあ」

良いもんなんだな。まあ、それで町に簡単に入れるならいいや。そうこうしてる内に町の門と思わしき物が見えてきた。

「よし、間も無くつくぞ。俺が門番に話すからユキナちゃんは何もいわなくていいからな。」

町の門の脇に門番らしきガタイのいい男とひょろりとした男が立っていた。ショウはそのガタイのいい男のほうに近ずいていった。

「やあ、ガイアス。」

「おう、ショウか。また、暗闇の森に行ってきたのか?」

「ああ」

その言葉を聞いたガタイのいい男ーガイアスは私から見てかなり呆れているようだった。

「はぁ。やっぱりか。あそこは危険な場所だから一人で行くなと言われてるくせに・・・・。」

「わかったわかった。次からそうするよ。」

ショウは急ぐようにガイアスの言葉にうなづいた。なんでそんなに焦ってるのかな・・・?と思ってるとショウが近づいてきて耳打ちしてきた。

「ガイアスはいい奴なんだがな・・・あいつの説教がな、かなり長くてな。だから説教が始まる前になだめないとダメなんだよ」

「わかったならいいが・・・。」

納得したガイアスが次は私のほうを見てきた。

「ショウに似合わないような別嬪の嬢ちゃんだなぁ。ショウ、どうやって口説いたんだよ?」

「はあ!?口説いたわけじゃないぞ。確かに可愛いが、盗賊に襲われていた所を助けたんだよ。」

可愛いって面と向かって言われると照れるな。

「ほう、盗賊に襲われたのか・・・。災難だったな嬢ちゃん。それで襲われて身分証明できるものとかを取られたというところか?」

「まあな。本当はそれとかも取り返したかったんだが、逃げ足の速い奴がいてな、ダメだったという訳だ。だから頼むよ、ガイアス。頼む!」

ショウの必死の願い?にガイアスは仕方ないという感じで頷いた。

「よし、嬢ちゃん。この紙に名前を書いてくれ。」

ガイアスがどこからか紙とペンを出して渡してきたのでそれにユキナと書いてやった。

「ほう、ユキナちゃんか。俺はガイアス。しがない門番だ。何かあったら頼っていいぞ。宜しく。」

「よろしくお願いします、ガイアスさん」


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