ギルドマスターー1
実力者の一人、ギルドマスター登場です!
グゥエリンデさんに連れられて受付の奥にあった扉を潜り、廊下を歩いて1番奥の扉で止まった。グゥエリンデさんがドアを三回叩いた。すると男の声が聞こえた。
「おう、誰じゃ?」
「グゥエリンデです。虹ランクのユキナさんをお連れしました。」
え!?もうギルドマスターに伝わってたの?わかったのついさっきだよ。早いな。
「おう、わかった。入って良いぞ。」
「では、ユキナさん。入ってください。」
「あっ、はい。」
ギルドマスターの部屋は接待用の部屋も兼ねているのかそこそこ広く、テーブル、椅子なども黒光りしている高そうな物ばかり。壊さないように気おつけよう。うん。
私が入った後、グゥエリンデさんが入ってきてドアを閉めた。
「そこの椅子に座ってくれるかのぅ。」
ギルドマスターの言葉に従い、椅子に座る。すると、相手のギルドマスターのひょろりとしている青い髪のお爺さんがこちらをじっと見つめてきた。
「ふむ・・・・」
「なんでしょう?」
あまり見つめられるのは良い気がしない。後、地味にこのお爺さん、プレッシャーを放ってきてる。これはスキル威圧だろう、多分。こちらの実力を確かめるつもりだと思う。なんとかして誤魔化せないかな?と思っていると・・・お爺さんが口を開いた。
「お主、龍じゃな?高位の。」