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冒険者ギルドー5
「はぁー。ここが冒険者ギルドですかぁ。でかいですね。」
というかなんでこんなにでかいのに私は見つけられなかったんだろうか。そう思うほど巨大だ。冒険者ギルド。
「冒険者ギルドの巨大さに驚いているみたいだが、ここユグドの町の冒険者ギルドはもともと貴族の屋敷だったらしいぞ。んでその貴族が冒険者ギルドに譲ったらしい。ちょうどその時冒険者ギルドはここに拠点を作ろうとしてたらしいからな。」
「そうなんですか。ということはこの巨大さは何も意味がないということですか。」
その言葉を聞いたショウが苦笑しているように見える。何か変なこと言ったかな?
「まあ確かに意味はないな。おっと、いつまでも外に居ないで中に入って冒険者ギルドに登録するぞ。」
「あっ、はい。」
冒険者ギルドって嫌な予感しかしない。絶対ファンタジー系の小説のテンプレが起こる気がする。私は結構色々な小説を読むのでファンタジー系の小説ももちろん読んだことがあるがそのファンタジー系の小説のほとんどが冒険者ギルドの登録の時にテンプレが起こってるんだよなぁ。めんどい。