入学式
初の連載、いつまで続くかはわかりませんがやれるとこまでやります
世界最大規模の能力学園「黒桜」。一般の学園は在籍人数約1000人に対し3000人とずば抜けている。人数が多ければ格差も大きくなり普通の学園でランクA上位とランクC下位の差はここでのランクB上位とランクB下位の差とも言われている
そんな黒桜にも春の季節がやってきており入学式が行われていた
ホールいっぱいの新入生、席は5ブロックに分かれており右から順にD,C,B,A,Sと並んでいる
入学式が淡々と行われている中Dブロックにて
「あ〜まじでダルすぎるだろいつ終わるんだよこれ」
「仕方ねーだろ、短かったら式典にならねーんだから」
「それにしても長いわ。ま、俺らDランクだから文句言ってもなんも聞いてもらえないんだがな」
「なぁ、さっきからこうして話してて思ってたことがあるんだ」
「なんだよ急に、かしこまって」
「お前誰?」
「…」
「急に話しかけてきたから仕方なく返事してたんだが冷静に考えてみたらお前誰?初対面のやつに敬語なしで話しかけるとかすごいなお前」
「まあいーじゃねーか!俺の名前はニルム、これからよろしくな!」
「はぁ…カイ、よろしくとは言わんぞ」
「なんだよ〜言えよ〜、まええか…お?首席さんがスピーチするらしいで」
「首席?」
「なんだよお前知らねーの?入学試験で歴代初、全て満点取って首席になったバケモンらしいで」
「ふーん」
「まじかよお前興味ないの?俺らDランクからしたら空の上の住人だぜ?目指そうとは思わねーのかよ」
「思わんな、目指したところで何になるんだよ。家でダラダラしてた方が楽しいだろ」
「それにしても美人だよなー、首席さん。強くて頭良くておまけに美人って完璧超人にも程があるだろ、天は二物を与えずはどこに行ったんだよ〜」
「完璧超人?俺はそうは見えんな」
「何故?」
「まず歩き方、リラックスしてる時の歩き方とは違う意識して正しているような歩き方だ。おそらく本当は猫背だがそれを隠しているのだろう。さらにうなじのところに骨の出っ張りがある、典型的なスマホっ首の症状だな。極め付けは目元に微妙にある化粧だ、おそらくクマを塗りつぶしている。これから予想するに家ではスマホばかり見ているのだろう」
「へー、お前すごいな。観察力高すぎるだろ。そんな観察力どこで手に入れたんだ?普通にいて手に入れられるもんじゃねぇんだろ」
「わからん」
「は?しらばっくれてんじゃねーよ」
「本当だよ、いつのまにかできてた。今もコツとかなしで完全に感覚でやってるし」
ニルムがカイを睨む
「怪しい…お前みたいなやつは絶対なんか隠してるって相場が決まってんだよ」
「なんだよそれ」
その時、壇上から声が聞こえてくる
「…ご清聴いただきありがとうございました」
「ん?まだスピーチ終わってなかったんだ。一言も聞いてないけど」
「あぁ、あとは学園長の話があってそれで終わりらしいな。やっっっっと帰れる〜!」
ニルムが椅子に座ったまま背伸びをする
「つっても帰るところは我が家じゃなくて寮だがな」
「かわんねぇだろ、結局は俺の家なんだし。そういやお前寮誰と入るか決めたんか?」
黒桜では一部屋2人まで入れる、そして学園は生徒の権利を尊重し同性であることを条件に誰とでも入れるのだ
「まだ」
「なら俺と入ろうぜー
俺ぼっちだしお前と話せたの奇跡とも言えるからお前と入りたい」
「奇遇だな、俺も同じだ。」
そうして2人は生徒会室へと行くのであった
よかったら次回も見てください!




