小さい頃の約束 前編
お久しぶりです!
はい、1年ぶりくらいです!
仕事で死んでました笑笑
『……君、大きくなったら私と結婚してね』
『うん!約束する!僕も大きくなったら……ちゃんと結婚する』
『約束だよ!』
『うん!約束だね!』
「コウ君起きろ!コウ君!」
俺は誰かに呼ばれる声で目が覚めた。
すると目の前には同じくらいの年の女の子の顔あった。
「なんだ…ヤチヨかよ…あと日曜日だから寝させろよ…」
俺はそう言ってまた布団をかぶって寝ようとしたがヤチヨの奴に布団を取られた。
「ダーメ!今日はコウ君とお出かけの約束だから!」
布団を取られてしまうと、目覚めたばかりの俺にとっては少し寒い
「返せよ…てかまだ朝だろこれ。まだ寝させてくれよ」
そう言って布団を奪い返そうとするが、布団を持ったままベットから離れて行くヤチヨ。
どうやら意地でも二度寝をさせてくれないらしい。
「そう言えばコウ君、なんか寝てる時に表情がコロコロ変わってたけどなんか夢でも見てたの?」
ヤチヨがそんなことを聞いてくるが…お前そんな俺の表情が変わるのがわかるくらい俺の部屋に居たのか?
そんな疑問が浮かんで来たが、今回のところをスルーしとこう。
「あぁ…お前とあの約束をした日のことをな!」
するとヤチヨの顔が照れ臭さそうな顔になった。
「そんなコウ君は夢に見るほどあの約束のことを大事に思ってたなんて嬉しいな」
そう言ってクネクネと体を揺らすヤチヨ。
お前のその動きは現役の高校3年生がしていい動きじゃないけどな。
「そんなことより…どうせ朝飯作るつもりなんだろ?食いに行くからリビングで準備しててくれ」
「わかった!コウ君がそんなすぐに私の手料理が食べたいなら、急いで準備してくるね!」
そう言って、俺の部屋から出て行き階段を走りながら下る音がした。
俺は口から大きなため息が出た。
「約束のことね…」
俺は今日の夢の事を思い出す。
確かに懐かしい夢ではあった、しかし懐かしい夢だからいい夢という訳ではない。
あの夢は俺にとって全ての元凶であり、悪夢でしかないのだから。
ヤチヨと知り合ったのは幼稚園の頃だった。
俺の家族が親父の仕事の移動で家族揃って引っ越しをして、新しく住んだ家の隣に住んでいた家族の娘がヤチヨだった。
小さい頃のヤチヨは引っ込み思案だったらしく、幼稚園でもいつも1人で絵本なんか読んでるような子だったらしい。
でもそんな事も知らない小さい頃の俺は、隣の家に同じ歳の子が住んでると聞いて、引っ越しの挨拶に親が行くときについて行って、そのままヤチヨを外に連れ出した。
ヤチヨもいきなり知らない子に外に引っ張られて訳がわからない状態で、人見知りとかそんなことをする暇もなかったようだ
そして俺はヤチヨと色んなことをした、滑り台にブランコ、砂場遊びやシーソーなんか色々とした。
帰る頃には2人とも泥だらけになっていたが、ヤチヨのお母さんは初めてヤチヨが友達と遊んだ事が嬉しかったらしく、帰ってきたヤチヨを抱きしめながら嬉しそうに泣いていたのを覚えている。
俺の方はいきなりお隣さんの子供を引っ張りだして、泥だらけにして帰って来たことに対しての罰で1発ゲンコツを食らってしまった。
あの時の痛みは今でもなんとなく覚えてる。
それからと言うもの、ヤチヨは何かあるたびに俺についてきた。
幼稚園に行くときも、幼稚園で遊ぶ時も帰ってから遊ぶ時もヤチヨは必ずと言っていいほどそばにいた。
それは小学生になっても変わらなかった。
ずっと俺の後ろをついて来ていた。
俺自身も流石にヤチヨ以外の同級生の子供達と遊びたかったのでヤチヨには、
「ヤチヨちゃん、僕友達と遊びに行くから」
そう言って行こうとしてもヤチヨは俺の服を掴んで離してはくれなかった。
そんな日が続いたある日、流石の俺も耐えられなくなり、ヤチヨに聞いてみた。
「ヤチヨちゃん、どうしたら僕以外の子と仲良くしてくれるの?」
幼稚園の頃から知り合ったヤチヨには自分以外に友達と言える人はいなかったと思う。
なにせ暇があるなら俺の服の袖を掴んでるような子供だったからである。
そんな子に友達ができるわけもない。
俺がヤチヨに聞くと、ヤチヨはボソボソ何か言い出した。
「結婚…」
「ん?結婚?僕とヤチヨちゃんが?」
「うん…コウスケ君が私と結婚してくれるって言うなら、私も友達作る…」
もしこの約束をする前に戻れるなら俺のこのお願いを絶対に断ってるであろう。
しかし小さい時の俺なんて、結婚=お母さんとお父さんみたいな感じになる程度の認識しかない。
なので俺は特別に考えず、そのままオッケーをしてしまった。
オッケーを出すとヤチヨは一旦家に帰るとある紙を持ってきた。
「ならここにコウスケ君の名前を書いて!」
その紙というのは結婚届の紙であった。
そんな紙の事なんて当時の俺がわかるはずもなく、とりあえず名前を書いた。
そしてその婚姻届はヤチヨが自分の親に見せて、さらに俺の親にも見せ、名前以外のところは全てしてもらった。
そしてそれはヤチヨが管理すると言い出し、そのままヤチヨに預けた。
その次の日からヤチヨは俺から離れた。
離れたってよりはべったりしなくなった。
袖は掴まなくなったし、俺が遊ぶのについて来たりしなくなった。
俺はやっと自由を手に入れて、友達と遊びまくった。
ヤチヨの方も女友達など沢山出来て、徐々に関わる事も少なくなって行った。
そしてそのまま月日が流れて高校一年の頃になった。
ヤチヨと俺は同じ高校に進学するも、そこまで話すわけでもなかった。
朝出るときに会ったら挨拶する程度。
一緒に遊ぶなんてうちの親とヤチヨの親がたまにお互いの家に呼び合って食事会?みたいなのをする時くらいである。
遊ぶと言っても、俺がゲームをするのを隣でヤチヨが見るって感じで、遊ぶと言うには何か違うがそんな感じだ。
そしてヤチヨの誕生日の日、あの出来事が起きた。
ヤチヨの誕生日会と言う事で、俺ら家族はヤチヨの家に行った。
ヤチヨの家に入るとヤチヨとヤチヨの両親が既に準備をしてくれている。
「あ、コウ君!いらっしゃい!わたしまってたよ!」
リビングに行くとヤチヨが嬉しそうな顔をして待っていた。
「お、そうか。とりあえず落ち着け、なぁ?」
とりあえず机の下で足をバタバタさせないでほしい。
机にのってあるヤチヨのお母さんが作った美味しそうな料理が落ちてしまいそうになるから。
とりあえず俺もヤチヨと向かい合わせに座るとヤチヨが立ち上がって俺の隣に座ってきた。
「ねぇ?ヤチヨ、なんで隣に座るの?」
「え?コウ君の隣がいいからに決まってるじゃん!」
なんでこいつはそんな恥ずかしい事を平然と言えるのだろうか…
まぁ、俺とヤチヨは兄妹みたいなもんだから別にいいが。
そしてヤチヨの誕生日会が始まった。
お互いの両親は仲良く話してるだけで、俺とヤチヨはと言うと…
「ねぇ、ヤチヨさ、さっきから俺が食べてるのをずっと見てるけど…なんか面白いか?」
俺はヤチヨにずっと見られながらご飯を食べている。
「うん!とっても!」
そう言って笑顔を見せてくるヤチヨ。
いや、まぁ、ヤチヨがいいならいいんだけど…
「ねぇコウくん?その料理ね実は私が作ったんだよ!」
え?この料理をヤチヨが…
「ヤチヨ…お前料理とか出来たんだな…」
俺は割とそこにびっくりしてる。
俺はヤチヨが料理してるところなんて見た事なかったからな…
「私だって料理くらいするよ!それで味の方はどうだった?」
ヤチヨはこっちに体を寄せながら聞いてくる。
あまり近いもんだから、胸とかあたるし、髪の毛のいい匂いとかする。
「まぁ…美味しかったよ」
そう言うと、ヤチヨは照れくさそうな顔をした。
「美味しかったならよかった!毎日食べたいくらいかな?」
ヤチヨがそんな事を聞いてきた。
確かに毎日食べたいくらい美味しいが…
「馬鹿だな、それはお前の将来の旦那さんにもでも言ってやれ」
すると落ち込んだようにヤチヨが顔を下に向けてしまった。
「コウくん…私のとの約束忘れちゃったの?」
約束?いつの頃の約束だろうか?
するとヤチヨは二階に登って行って、ある紙を取ってきた。
それは俺が幼稚園?の頃くらいに書いた婚姻届であった。
「約束したよね?コウくん、私と結婚してくれるって!」
そうしてテーブルの上に婚姻届を広げるヤチヨ。
しかし、俺本人はそんな事を随分前のことだから忘れていたし、もう10年くらい前の事なのでそんなのは無効であると思った。
「なぁ、ヤチヨ…これ書いたの随分前の事だろ?そんな約束なんてもうなかった事になるレベルだぞ?」
しかしヤチヨは揺るがない。
「何言ってるの?書類上でも残ってるし、私は心が広い女の子だから、ちゃんとこの10年間、私の結婚できる歳までコウくんの浮気を見逃してあげてきたよ?」
俺はもう開いた口が塞がらない。
浮気とはなんぞや?と思った。
だいたい付き合ってる訳ではなかったし、浮気のカテゴリーには入らないだろうと
「いや…浮気ってまず付き合ってた訳でもないじゃん…」
「いや、付き合ってるとかじゃなくて婚約者がいるのに他の女の子と遊んだりするのは立派な浮気だよ?」
もう開いた口が塞がらなすぎて、顎の骨が外れてしまいそうなくらいになる。
「とりあえずさ、もうコウくんから離れないから、学校に行くときも、ご飯食べる時も帰る時もずっと一緒にいようね!あ、休日も一緒だからね!友達より私優先だからね!それから…もう女の子と遊ぶの禁止ね!喋るのも禁止!目を合わせるのも禁止!事務的な会話以外は絶対ダメ!もう10年も私は我慢したんだから!これからの残りの人生はコウくんの人生は私が貰うね!」
そう言って隣に座ってるヤチヨが俺の腕にしがみ付いてきた。
いや、重い…重すぎる…
俺の腕に抱きついてきてるヤチヨが重いし、愛が重すぎる…
こうしてヤチヨと俺は付き合う?事になった…
あれからヤチヨ16歳誕生日事件から約2年が経った。
あれから約2年間は本当に大変だった。
朝起きて家を出ると必ず家の前にヤチヨがいた。
半年経った頃にはもう家の中にまでいた。
1年経つ頃にはもう俺の部屋の中に朝起きたらいた。
流石に俺の部屋に居た時は朝起きて驚いた。
次の日から鍵を閉めても何故かヤチヨは俺の部屋にいた。
鍵をどうやって開けてるのか聞いたら…
「愛の力だよ!コウくん!」
って言われた。
いや、愛の力だよってもう愛の力(物理的)になってるじゃん!
登下校中もそうだ。
手を握ったり、腕を組んできたり…
もう離すまいってしてるのがわかる。
周りからは朝からイチャイチャしてんじゃねえよって目線が突き刺さる!
学校ではもう女の子と喋る事なんてなくなった。
喋ろうとすると、いきなりヤチヨが出てきて…
「ちょっと用事があるの!コウくん!」
と言われて空いてる教室に連れ込まれて、
「なんで他の女の子と喋ってるの?浮気なの?ねぇねぇねぇ…」
と永遠に聞いてくるのだ。
ついでに目のハイライトも消えてるおまけ付き。
何度生きた心地がしなかった事だろうか…しかし…
「はぁ…まさかあれからもう2年くらい経つなんてな…」
「ん?どうしたの?コウ君?独り言?」
「いや、何でもねえよ」
朝のやり取りの後、すぐ家を出た俺とヤチヨはとりあえず適当に街に来た。
休日ということもありあいかわらず街には人で溢れている。
「なぁ…ヤチヨ…もう人が多くて疲れたから帰ろうぜ…」
「ダメだよ!せっかく明日コウ君の誕生日なんだから!今日は明日のために準備するものを買わなきゃいけないの!」
そう明日が俺の誕生日である。
18歳になると言うことは、よく言う18禁開放である。
これで俺も合法的にエロ本コーナーや、レンタル屋さんのアダルトコーナーに入れるぜ!
ってテンションが変に上がるのだが…
俺は全く上がらない…
何故ならば…
「でも長かったな…コウ君が結婚できる歳になるまで…明日からもう正式に夫婦になれるね!」
そう男性は18歳でで結婚ができるのだ。
このままでは俺は18歳の誕生日に人生の墓場に行かなければならない。
「ヤチヨ…やっぱり結婚とかやめないか?まだ俺たち学生だしさ、もっと色んな経験もした方がいいと思うんだよ!」
俺がそう言うとヤチヨは抱きついていた腕を折らんとばかりに力を入れて来た。
「ちょ…ヤチヨさん…痛い痛いこのままじゃ折れちゃう!」
俺がそう言ってヤチヨの目を見ると…
目のハイライトが消えている。
あ、やばい…と思うのが遅かったようだ…
「え?ごめんコウ君なんて言ったの?もしかして結婚しないとか言ったの?もう…コウ君って冗談が上手いんだから!結婚しない訳ないじゃん!結婚しないとコウ君に悪い虫が付いちゃうよ!後色々な経験って…え?もしかしてコウ君…私以外の女と何かしたいの?私はコウ君以外の男なんてどうでもいいのに…え?コウ君は他の女とお喋りとかお出かけとかキスとかしたいの?まさかそんな訳無いよね…そうだよね…コウ君…」
今にも俺を腕を折ろうとするヤチヨ。
ヤバイ…腕が…
「ヤチヨ…そんな事ないからとりあえず腕が折れそうなんだが…」
するとヤチヨの目に光が戻ってきた。
「だよね!ごめんねコウ君があんまり上手い冗談を言うもんだからさ!」
そう言って腕の力を弱めてくれるヤチヨ…
危なかった…もうちょっとで俺の腕が二度と使い物になるところだった…
「まぁ、コウ君、とりあえず色々なお店まわろ?」
そう言って笑顔になったヤチヨが俺を引っ張ってくる。
もう俺は諦めてヤチヨについて行く。
もう勝てる気があんまりしないのだが…
とりあえず今日はおとなしく付き合おう…
「とりあえずヤチヨ、その手に取った本は置いておこうか」
俺はとりあえずヤチヨが手に取ったゼ◯シィを元の場所に戻してもらった。
それからあっという間に夕方になった。
買い物の方はもう大変の一言だった。
あれから服を買いに行くと、
「これからコウ君との夜の営みの為にも可愛い下着選びたいから…コウ君が選んで!」
なんて言われて下着コーナーの方に連れていかれた、そしてそこからこれかな〜あれかな〜なんて悩んでるチヒロにずっとついて行ってた。
ヤチヨには流石に気まずいから俺は外の方で待ってると伝えると…
「え?コウ君…もしかして浮気?私がコウ君の為に可愛い下着を選んでるのに、コウ君は他の女に会うつもりなんでしょ?ダメ!絶対にダメ!コウ君が見ていい女の子は私だけ!だから絶対に一緒にいる!わかった?」
とヤンデレゼリフ全開で言われてしまったので、これはあかん奴や!と思って結局一緒にいた。
あとやっぱり途中途中ゼ◯シィを持ってくるヤチヨを止めていたが、最後の方は諦めた。
ゼ◯シィを買えたヤチヨはご満悦だった。
夕方になりお互いが家の前に着いた。
「コウ君!今日はありがとうね!明日からは夫婦として頑張ろうね!」
笑顔でそんなことを言ってくるヤチヨ。
だが俺は本当にまだ夫婦になんてなるつもりはない。
だいたい結婚なんてしてしまったら自由がないじゃないか。
こうなったら…
「なぁ…ヤチヨ…今日お前の家に泊まっていいか?」
「え?コウ君…それってもしかして…」
ヤチヨが期待した目で見る。
確かにヤチヨ的には明日結婚する相手が家に泊まりにくるってことは夫婦の初夜を期待してるんだろうが…
俺は違う!こうなったらどうにかして、結婚届を破り捨てるのだ!
そうせれば書類的には夫婦なんて無理だ。
書類さえなくなれば、あとはどこか遠くにでも逃げればいい。
「いや、別にそういう訳でもないけど…とりあえず久しぶりに泊まりたいから今日泊まってもいいか?」
「うん!いいよいいよ!実は私も今日コウくんに私の家に泊まってもらおうかなって思ってたから、ちょうどよかったの!」
なんだその予定は!?泊まってもらう予定って…普通ありえないが…もう聞かないでおこう。
「ありがとうな、とりあえず家で準備してくるから一旦家に帰るな…」
「わかった!待ってるからね!すぐに来てね〜」
ヤチヨは手を振りながら自分の家に入っていった!
とりあえず俺も家に入り、泊まりの準備をする。
「あら、あんた今日はどこか行くの?一応あんたの誕生日だから晩御飯を豪華にしようかなと思ってたんだけど」
家に帰り準備していると母親がどこに行くのか尋ねて来た。
「一応ヤチヨの家に泊まる予定だよ」
すると母親は少し驚いた顔をして
「あら、ヤチヨちゃんところに泊まりに行くの?ならちょっと待っときなさい。」
そう言って母親は奥の方に消えていった。
何分かすると母親が戻ってきた。
「これ、あんたにあげるから大事に使いなさいよ」
そういって母親がビニール袋に何か入ってるやつをくれた。
「なんか知らんけど母さんありがとうな」
俺は一応母親から貰ったものを確認してみる。
そして確認終わると俺はそれをゴミ箱に捨てにいった。
「いや、あんな何捨ててるのよ!」
俺がゴミ箱に捨てたものをまたとってきて怒る母親。
いや、でもさすがにこれは…
「いや、何息子がとなりの幼馴染に会いに行くときにコン○ーム持たせる母親がいるんだよ!」
何故か母親からコン○ームを持たされてしまった。
「いや、あんたとヤチヨちゃん一応明日で結婚するじゃない?その前の日に泊まりだなんて…もう完璧に初夜を迎えようとしてるわよね?でもね…一応高校は卒業して欲しいのよ。たしかに孫の顔も早く見たいけど…せめて卒業はね…」
この母親は頭が少しイかれてるのか?
ついでに結婚の事に関してはうちの両親もヤチヨのところの両親を了承済みである。
息子1人残して何許嫁的な位置を作ってるのだろか。
「とりあえず…俺はヤチヨの家に泊まるから!後どうにかしてヤチヨとの結婚の約束を取り消してもらう!」
すると母親はびっくりした顔で
「あら、あんたまだヤチヨちゃんと結婚の約束をした事を取り消そうとしてるの?多分無理だけど…頑張ってきなさい!」
そういってまた奥の方に消える母親。
奥に行くときも
「結婚してくれた方が嫁姑問題がなくなるのに…」
とか言っていたが…
俺は自分の進む道は自分できめる!
そして俺はヤチヨの家に向かった!
今回は地味に少しずつ書いていって
「あれ?これ長過ぎじゃね?」
となって前編と後編に分かれる形になりました!
後編も今年中には上げたいと思ってます!
一応予定です!でも予定は未定です!