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こどおじ

何だここは、、、真っ白だ。いつのまにか壁も天井も床も真っ白な部屋の中に居た。いつか見た雪景色の様だった。悲しさを思い出してしまう、何故ここにいるのか思い出さなければ。

渡辺龍介 ワタナベリュウスケ 男 45歳 ほぼ無職

たまにバイトをしているが、親のすねを齧って生きている。元々両親と兄さんと弟の俺で暮らしていたが、兄さんが結婚し、家庭が出来てから両親は兄さんの家で暮らしている。俺は実家で一人暮らし。両親、特に母さんが俺のことを気にしているのかお金は渡される。ずっと同じ日を繰り返している様だった。お昼頃に起きて、シャワーを浴び、PCを付けてずっとゲーム。たまに漫画。漫画を買いに行くのが辛いのであまり漫画は読まない。そして寝る。確か、漫画を買いに行った時に車に轢かれた。思い出した瞬間。痛みが襲ってくる。強い衝撃で飛ばされる。鋭い痛みで立ち上がれない。

俺は死んだのかもしれない。ならナナはどうしてここにいるんだろう。

「ナナ! どうしてここにいるんだ? 何かあったのか? 大丈夫か、」

奈々 (ナナ)は兄さんの娘だ。兄さんも嫁さんも共働きということもあって、いつも暇な俺に面倒を見て欲しいとお願いして来た。初めては何をしていいか分からず困ったが、慣れてきた。日に日に奈々を預かることが多くなっていたが、ある出来事が起きてからずっと疎遠になっていた。話すのはいつぶりだろうか。いつのまにか大きくなっていた。

「、、 わかんない。龍介さんはなんでここにいるの?」

よく見たら奈々は制服の裾を握っていた。ここが何処なのかもうどうでもいい。俺が奈々を守らなければ。

「ピンポンパンポンー」

学校のチャイムの様な音が流れた。

スピーカーの様なものと壁一面に付いている大きなスクリーンから流れているらしい。

「社会不適合者の皆様。これから皆様方にはデスゲームに参加して頂きます。ご了承の程よろしくお願いします。」スピーカーから機械音声が流れ、この文章がスクリーンに映った。

デスゲーム? 漫画やアニメで見たことが現実で起こるとは、、


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