カードバトル比翼の鳥
ここ、とある高校の仲良し二人組。放課後に残り……。
「よーし! やろうぜ!」
「はいよー!」
「今日、塾あるから早めに終わらせよう!」
「じゃ、【HP】は1000でいいか?」
「そだねー」
「まず山札から5枚、キャラクター山札から1枚、だっけ?」
「そう」
「よし、じゃんけん!」
「俺からか! お互いのキャラクターをセット! 俺はシーゲル!」
「俺は、真武!! 剣同士だ!」
「熱いな!」
「【MP】使って、早速、真武の抜刀術! これは、えーと、紅蓮ってことで!」
「効果は?」
「火の剣だから火傷するってことで、火傷は1ターン50HPダメージ!」
「むむ、仕方ないか。だが、シーゲルも洞察力がある! サイコロを振って……、その紅蓮の特性を見抜いた!」
「なにー!」
「じゃあバトル!! シーゲルは剣撃、真武って盾ないでしょ? 当たったら即死じゃね?」
「いや、そこはサイコロに委ねよう! 奇数なら紅蓮で受け止める! 受け止められなかったとしても回避と防御、幸運でダメージは……。120! 真武のHPは150だから生きてる!」
「ドロー、ヴォーゲンだ!!!」
「なに!? ヴォーゲン引いたら終わりの合図だろ! 山札きり直し!」
「だな。ドロー、アイテムカード、ガソリン!」
「シーゲルがガソリン持ってなんの意味があるんだよ! ドロー、助っ人カード!! キャラクター追加! おお! ワルキューレ!」
「たしか、シーゲルでも互角なんだよな?」
「そうそう! 勝ったな。ふふふ」
「では、バトル! シーゲルがガソリンをワルキューレに浴びせる!」
「どうやってだよ!!」
「そこらへんはノリで! で、真武の紅蓮に近づける!」
「おっと! サイコロ! 真武は紅蓮を納刀したよ!」
「くそっ!」
「で、ワルキューレとシーゲルがやり合ってるとこに、真武の抜刀術! 疾風!」「待った!」
「なんだよ?」
「疾風ってあれだろ? 速い攻撃だろ? それは青羽がすべきでは?」
「むむ、たしかに……。じゃあ、鎌鼬! これならいい? 真空の刃、遠距離攻撃!」
「いいだろう。サイコロで、シーゲルは見破った!!」
「はあ!!? まじかよ……」
「ふふふ、じゃあシーゲルはワルキューレに攻撃! ほぼ互角だから、サイコロ次第だな」
「ワルキューレHP200から180、そっちのシーゲルは?」
「150」
「じゃ、ドロー! ワルキューレに二本目の槍、二刀流? いや、二槍流か」
「ドロー、あまり不慣れなことはしないこった! シーゲルに新しくライターを装備! ふふふ」
「なにー!」
「バトル! 勿論シーゲルがライターでワルキューレを燃やす! ダメージ判定は防御力を0、回避も0、で、ダメージは、3000!!!」
「うそー……」
「真武は?」
「うーん、抜刀術しかないからなぁ、シンプルに真紅で! 盾くらい破壊できるかな?」
「あ! やべえ、もう時間だ! しゅーりょー!」




