表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
配信に誰も来ないんだが?  作者: 常夏野 雨内


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

94/317

94話 時間も出来る事も限られる

 どうするべきか2人は考える、小学校の中には誰も居ない事を前提に考えていたが、蓋を開ければ全校生徒の600名の児童が居た。


 灰川はどうやったらこの子達を守りつつ怪人Nを討伐するか、何とか子供たちを逃がす方法はないか、作戦が崩れた、こんな事は想定すらしてない、そんな事がグルグルと頭の中を回ってる。


 タナカは国家超常対処局に連絡を取ろうとしたが繋がらず、隠蔽はどうするか、子供たちの安全をどう確保するか、外は騒ぎになってるのか、明らかにキャパオーバーだ、2人で対処できる任務ではないと焦る。


「まずは生徒を一か所に集めるのが先だな、脱出方法を探しつつ放送設備を使って体育館に集合させるぞ」


「生徒達の安全確保もっすね、状況が普通じゃないから子供たちを混乱させないようシンプルに行きましょう」


 パッと思いつくやるべき事は生徒を体育館に集めること、脱出路を探ること、怪人Nへの対処といった感じだが、どれをとっても簡単ではない。


 放送設備が何処にあってどう使うかはタナカが調べてたらしく問題はない、しかし子供たちが見ず知らずの大人の言う事なんて聞くのか、集めた所で人数確認も生徒の把握をしてない灰川では無理だし、タナカも確実ではないと言う。


 だが事態は緊急を要する、Nの出現予測時刻は23:00だがアテにならない可能性が大だ。とにかく動くしか道はない。


「考えるべき事は余りに多いが、誠治は校内を教師のフリして見回ってくれ、その際に脱出経路も探して欲しい」


「分かったっす、校内に一人知ってる子が居る筈なんで協力を要請したいと思うけど、今の状況で大丈夫っすかね」


「学校を知ってて信頼が得られてるなら協力を仰ぐべきだ、とにかく急ぐぞ」


 タナカは服装が夜間戦闘服という格好のため、校内をうろついたら生徒を怖がらせてパニックの引き金になりかねない。既にどこかから子供が突然の事態に泣いてる声が聞こえてるし、少しの事で最悪の事態になりかねない事は容易に予想できる。


「17:00までに生徒の集合を完了させるぞ、トランシーバーの電源は常に入れておけ」


「GPSも作動してるっすね、お互いの位置は逐一確認で」


 スマホは外に繋がらない事を確認し、外部への連絡手段は断たれてる事が予想できる。灰川とタナカはそれぞれに動き出し、今やれる事を最大限にやろうと決めた。最優先は全児童の保護となり、それに向けて動き出す。




 生徒から4年生の教室がある場所を聞き出し、向かった先の教室を当たって佳那美が居ないか灰川は探すと。


「えっ!? 灰川さんっ?」

 

「佳那美ちゃん、落ち着いて聞いて欲しい、この学校を案内して欲しいんだ」


 トランシーバーで佳那美ちゃんを発見した事を即座に伝え、直後にタナカが職員室にある放送設備を使って生徒を体育館に呼び出す。


 灰川も生徒達に何が起こってるのか、どうやったら帰れるのか等を聞かれたりするが、タナカと口裏を合わせたように野生動物が侵入したから体育館に集合してとだけ言っていた。


 ここからは灰川が短時間で脱出が可能な場所を探り、タナカが害獣駆除業者だと苦しい言い訳をして生徒に体育館から出ないよう言い、その後は灰川が体育館の入り口で生徒が出て来ないよう見張る事になる。


「灰川さん何が起こってるのっ!? なんでみんなここに居るのっ!? これって幽霊のしわざなのっ!?」


 聞きたい事は大量にあるだろう、佳那美は混乱の中で知ってる大人に会えた安心感から少し興奮しつつ灰川に様々な疑問を投げかける。他にも児童は居たが灰川には近寄って来なかった。


「佳那美ちゃん、まずは落ち着いて、俺は皆を助けに来たんだ。俺以外にも大人の人が来てるから安心して」


「う、うん…っ」


 不安を取り除く事は出来ない、気付いたら小学校に子供たちだけで閉じ込められたという状況は予想以上に児童たちの精神の負担になってるようだった。


 見た感じだと生徒達の避難誘導も上手く行ってない、泣いてて放送を聞いて無い子や、混乱と不安で行動が制限されてる子もいる。


 生徒やクラスのまとめ役の教師が居ないのが余りにもキツイ、普段だったら担任教師が生徒を並ばせてまとめたりして移動してるとの話だったから、それが出来ない今は行動の遅延が凄まじい事になる。


 小学生は訓練された軍人でも無ければ、指示に忠実に行動するマシンでもない、子供というのは統率するには非常に難しい存在なのだ。灰川はトランシーバーのスイッチを入れてタナカに話し掛ける、現状を少しでも良くする方策を思いついたからだ。


「タナカさん、体育館に行けば食べ物を配ると言って下さい、防災倉庫があるから緊急食糧があるはずです。あと子供が怖がるから硬く話さないで」


『あ、ああ分かった、こういう事は初めてでな…どうにも慣れんよ』


 子供は食べ物で釣る、本来はやってはならない事だが今は仕方ない。この方法は昔から児童誘拐の代名詞みたいな物だ、こんな事を言われても普通の教育を受けてる子なら今どき着いて行かないだろう。しかし今は状況が普通じゃないから有効打になる。


 海外では今もこういった手法で子供を誘拐する事件が後を絶たないらしい、貧民街の子供や戦争難民の子供を誘拐し、テロリストに教育したり人身売買の商品にしたりするという事件が後を絶たないそうだ。平和な国とそうでない国では日常に潜む危険の数も質も違うのだろう。


「佳那美ちゃん、誰にも話さないって約束してくれる?」


「う…うんっ…、やっぱり…幽霊のせいなのっ…っ?」


「倒す作戦はあるし、どう考えても俺が負ける訳ない、大した相手じゃないから安心して欲しい」


 本当は作戦は破綻したも同然の状況で、敵戦力を大幅に見誤ってた可能性が高く、勝てる可能性は未知数で、相手は国の機関が動くほどの相手だ。しかしそこは正直に言う事は出来ない。


「そこで学校の事を知ってる佳那美ちゃんに少しだけ協力して欲しいんだ、俺の言う条件に合った所を案内して欲しい」 


「案内? うん、わかったっ」


 こんな状況で佳那美だって怖いだろう、いきなり小学校に居た事だけでもパニックを起こすには十分な理由だ。


 それでも佳那美は小学4年生ながら企業Vtuberとしてデビューし、並居る大人たちと混ざって切磋琢磨する強さを持った子だ。元来に明るくよく笑う子だというのも、今の状況で協力を仰ぐのに適してると言える。


 本来なら6年生の生徒に頼むのが良いだろうが、佳那美の場合ならば最初から信頼してもらえるというアドバンテージがある。信頼とは非常に重要な要素であり、それは互いを知ってるからこそ生まれる物だ。肩書や地位で得られる信頼とは一線を画す感情なのだ。


「まずは普段はあんまり人が居ない場所とか、目立たないドアがある場所とか~~……」


 そのまま佳那美に案内してもらいつつ、生徒を体育館に誘導しながら、隠れてたり放送を聞いて無かった生徒にも体育館に行くよう促しながら、物理的や霊能力的な手段で脱出が出来そうな場所が無いか確認していった。




 灰川は強い霊能力を持っており、多少の結界術くらいなら破る自信があったのだが、霊力の形が違うのか何なのか外への道は開けなかった。


 窓を椅子などで破ろうとしたが駄目で、霊能力を使って開けようとしても失敗する。今の所は効果的な対抗手段が見つかってない。


「灰川さんっ、学校から出れそうっ!?」


「まだちょっと難しいかな、でも必ず家に帰れるから安心してね」


 結果として学校からの脱出は簡単には出来ないと結論付けた、時間を掛ければその限りでは無いが、600人の児童に一切のケガやトラウマを負わせないという目的がある以上は短時間で怪人Nの無力化が必須となる。


 しかも怪人Nだけが脅威とは限らない、児童が集団パニックを起こせばケガ人や物資の奪い合いなどが発生する可能性もある。600人も居るのだから問題児童だって相応の数がいる筈だ、問題は山積みである。


 ふと佳那美を見ると強い疲れが顔に浮かんでる、休ませてあげなければ不測の事態の元になるかもしれない。


「あ、そういや俺チョコとジュース持ってたんだった、佳那美ちゃんにあげるよ、案内してくれたお礼」


「えっ? 良いのっ? あっ…でも灰川さんが食べないと、お腹がへって幽霊に勝てなくなっちゃう…」


「それも考えてチョコは3枚持ってきたのさ、ジュースは余り玉景品だから気にしないで良いよ」


 佳那美は灰川の事を考えて遠慮しようとした、まだ9才か10才そこらなのに出来た子だ。


 今は時間が惜しいが灰川としては学校の情報も聞いておきたい、佳那美を少し休ませつつ5分程だけ話を聞く事にした。今はタナカも放送を終えて校舎に子供が残ってないか確認してると通信が来た、この間にどうしても聞いておきたい話を聞く。


「そういえば灰川さんと2人っきりになるの、初めてかもっ」


「いや、事務所に佳那美ちゃんが駈け込んで来た時に2人になったよ」


「そうだったっ! あははっ、忘れてたっ」


 佳那美の教室の椅子に座りながら佳那美にチョコとジュースを食べさせる、多少のえこひいきは勘弁してもらおう。


 こんな状況でも笑顔になれる佳那美はやはり凄い子なんだなと灰川は感じる、どこか赤味がかったような印象を受ける黒の髪色や、少しクセがあるセミロングの髪形も元気な印象を受ける。


 可愛い子だなと灰川は思う、顔立ちも愛らしく笑顔が似合う子で、社交的で自分にも懐いてくれてる。そんな佳那美を最低の怪異の餌食にさせる訳にはいかない、何としてでも奴を倒す。 


「この学校に佳那美ちゃんの他にVtuberとか子役俳優やってる子とか、何かスポーツとかに熱中してる子っているかな?」


「えっ、うん、何人か知ってるよっ」


 渋谷という芸能事務所が多いという立地もあり、佳那美ちゃん以外にも芸能界で活躍してる子も居るらしく、近くにサッカーユース等もあってスポーツをしてる子も多いらしい。そういった子にNが狙いを優先させる恐れがある。


 佳那美は既にVtuberとしてデビューしてる身であり、そういった身の回りの有名人情報は細目に収集してるようだった。そうでなくとも佳那美は割とアイドルとかが好きで、元からそういう情報には詳しいらしかった。


「佳那美ちゃんの知ってる範囲で良いから、そういう子達にコレを渡してあげて欲しいんだ」 


「うん、私も灰川さんがくれたの持ってるよ」


 佳那美は灰川が渡したサッカーボールくらいのサイズの袋を肌身離さず持っていたようで、今は教室の後ろの道具入れに置いてるようだった。


「じゃあそれ持って体育館に~……」


 椅子から立ち上がった瞬間に気配を感じる、教室の外の廊下の先にナニカが来てる事が分かった。


「タナカさん、Nと思われる者が出現、協力者一名帯同中、状況をどうぞ」


『了解、こちらは体育館への生徒誘導を未確認ながらも完了、極力接触は避けろ』


「感覚から察するに居場所が割れてる可能性高いです、援護に来て貰えるのが理想です」


『分かった、だが敵が1体とは限らん、体育館の守りも固めたい、協力者の体育館への非難を最優先とし、2分以内で状況終了させる』 


 目標は佳那美の体育館への避難、幸いにも佳那美の教室は体育館に近くタナカも近くに居る。出来るならば怪人Nを確認して情報を得たかったが、佳那美が居るため危険は犯せない。


「は…灰川さん…っ、なんかっ……怖いの来るっ…」


「大丈夫だよ、静かにしてれば来ないから」


 小さな声で佳那美を宥めつつ、タナカがNを上手く引き付けたのか気配は去って行った。


「じゃあ体育館に行こう、不安にならなくて良いからね佳那美ちゃん、何せ体育館の守りには俺が付くんだから」


「灰川さんが守ってくれるのっ? だったら安心だねっ」


 信頼してもらえるというのは有難い事だ、何としてでも頑張ろうという気持ちが湧いて来る。


 


 すぐに佳那美を体育館に連れて行き、そのまま灰川は壇上に上がる。


「え~皆さん、校舎内に危険な病気を持った大きな動物が侵入したので、駆除が終わるまで体育館で待ちましょう」


 生徒達は集まっており、害獣の駆除が終わるまで待つ事をアナウンスするが。


「お家に帰りたいよーー!」


「何で学校に居るんだよ! 今日休みのはずじゃん!」


「塾があるから早く帰してよ!」


 もう非難轟々だ、ブチギレてる子や泣き腫らしてる子、塾や習い事の時間に焦る子など様々だ。


 子供でも600人も集まると迫力が凄い、パニックにならないよう考えを回すだけで精いっぱいで、灰川は早くもどうすれば良いか分からなくなりかけてる。


 そんな時に一人の女子生徒がマイクを持って壇上に上がり、力強い言葉で生徒達に向けて声を出した。


「皆さんお静かに!動物の病気は怖いんです! 狂犬病になってしまったら死んじゃうんです!静かに待ちましょう!」


 小学生であってもしっかりした子は居るものだ、この子はそういうタイプなのだろう。生徒会長とかやってるタイプに見える。 


「まず生徒が全員揃ってるか確認しますので、クラス委員が確認して居ない子が居たら報告して下さい、低学年のクラスは高学年の副委員が確認するように!」


 生徒達の彼女への信頼もあるようで、取りあえずは落ち着かせる事が出来て指示も的確で灰川としては大助かりだ。


「食べ物を少量で良いので配って下さい、さっき変な服を着た人が防災倉庫から荷物を体育館に運んでるのを見ました、約束を守らないと生徒からの信頼を失ってまとめられなくなります」


「ああ、分かった。ありがとう助かったよ、生徒会とかの子だよね? 俺はやる事があるから生徒会で配ってくれないかな、誰かが盗まないようにも見てて欲しい」


「分かりました、何が起こってるのか分かりませんが、生徒達を静かにさせてられる時間は長くないです、早い解決をお願いします」


 気丈に振舞ってるように見えるが、生徒会長っぽい子は手が震えていた。自分たちが置かれた状況は怖いと感じてるが、壇上に上がった灰川では学校の事も知らず、生徒を収められないと判断したのだろう。子供ながらに見上げた判断力だ。


『誠治、そっちはどうだ?』


「どうにかパニックは回避出来たっす、生徒会に今はまとめてもらってるっすよ」


 どうにかなった事は説明したが、同時に時間は限られてる事も話す。その事はタナカも重々承知しており、急いで事態の解決に当たらなければならない。


『ところで誠治は全校生徒達に顔を見せて大丈夫だったのか? 俺は見られても整形手術をすれば良いだけだが』


「えっ…あ、いや…、まぁ、大丈夫…っすよ…」


 タナカと灰川では考え方の元が違う、顔を見られて困るという考えには至っても、普通は整形するなんて考えには至らない。やはり彼は裏の人間なんだなと思った。


「ところで、今分かったんですが体育館に来てない生徒が3名居ます、男子生徒1名と女子生徒2名っす」


『了解、捜索を継続しつつNの対処に当たる、やはり人員が足りな過ぎる…』


「それとさっき感じた気配から分析したNの特徴予想を言います、参考にして下さい」


 灰川は佳那美の教室で感じた気配の体験を無駄にはせず探りに当て、Nの気配の特徴を掴む事に成功した。


「参考の一つの意見として考えて欲しいんすけど、奴は実体存在型怪異ですが、恐らく一定の形は無いっすね」


 灰川が感じたNの気配は安定を欠いており、決まった形を持たないタイプに多い。それは厄介な特徴であり、高度な思考能力を残してる念であれば様々な物に形を変えられる。


 例としては子供の母親に化けて連れ去ったり、道や部屋に化けて興味本位で入った者を攫ったり、神隠しの原因の一例にも上げられる。恐らくは怪人Nはそのような手法で今まで子供たちを攫ったのだろう。


「でも一番厄介な性質は、本来であれば存在しない物、無いものを無理やりに有る状態にして見せるから、人間の脳の本能的な部分にバグを起こさせて、人を狂わせてしまうんです」


『ふむ、局でも問題になってる存在だな、その狂わせる力を多数の無意識に作用させて子供を誘導したんだろう』


「人にもよりますが少し見たくらいじゃ狂いません、でも奴は今に至るまで姿を見せてない、その意味を慎重に考えつつ対処に当たって下さい、俺は体育館の警護に当たります」


『了解、最優先事項更新、3名の不明児童の確保、Nが現れたら子供たちを死守しろ』


 トランシーバーが切れてイヤホンを少し外して息を付く、問題は山積みだが一つ一つ丁寧に対処してる時間はない。


 体育館に詰めさせてる生徒達も普段だったら既に下校してる時間であり、ストレスも加速度的に高まってく事だろう。その他にも地味な問題がある、トイレや水道はあるのだが数が少ないし、窓などは塞がれており酸欠にこそならないが空気も悪くなる筈だ。


 環境的な問題も相まってタイムリミットは近いだろう、現在時刻は18:30で生徒を騙してられる時間も限られる。もし子供たちの我慢の限界が来て校舎に入ってしまったら、その時は……。



 今の話は心霊ホラーというよりパニックホラーを目指して書いてます、毛色が違うと思いますが、お付き合いください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 心情的にもう逃げられない灰川さんのピンチです。 パニック起こされたら負けですし。 それにしても児童会長の言葉をちゃんと聞く辺り、育ちの良い子等だなあ。 [気になる点] 怪異が現れた時、職業…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ