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配信に誰も来ないんだが?  作者: 常夏野 雨内


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259話 バイタリティー屋さんに行こう!

 灰川とバイタリティーを売ってるという謎の店に行く途中、市乃は考える。


 実は『バイタリー・ティー』というお茶を売ってる店なんじゃないか、『買多利亭(ばいたりてい)』という買い取り専門店なんじゃないのか。


 『バ・イタリティ』という名前のイタリア料理の店なんじゃないか、そんな肩透かしな感じの店なんだろうとか考える。そもそもバイタリティーなんていう精神性とか経験則といった感じのものを売れるはずがない。


「どーせ変な肩透かしのお店なんだろーけどさっ、なんか楽しみっ!」


「俺も店に入った訳じゃないし、どんな所なのかも分かんねんだよな。変な店だったら速攻で出て来ようぜ」


 市乃はさっきまでは空羽と来苑に及ばないと知って打ちひしがれてたが、今は元気だ。


 立ち直りも早い性格だし、今は灰川と2人で出掛ける事が出来て嬉しい気持ちというのもある。市乃は灰川の事が異性として好きだし、それと同じくらい一緒に居ると楽しい人だから面白いという気持ちもある。


「あ、そーだ、せっかく灰川さんと一緒に居るんだから、制服着てきたら良かったねー? その方が灰川さんも良かったでしょー、あははっ」


「おいおい、俺は別に特別に制服フェチって訳じゃないっての」


 市乃は今日はロケで学校を休んでおり、服装は私服である。明るいブルーのインナーシャツに袖が短い白のトップス、下はプリーツスカートというオシャレな感じのファッションだ。


「そういやロケで打ちのめされたって言ってたけどよ、撮影は上手く行ったのか?」


「うんっ、私かなり頑張ったよ!? 空羽先輩と来苑先輩にどうにか付いてったんだから!」


「なら良かったじゃんよ、三ツ橋エリスは業界トップに付いて行ける逸材ってことじゃんか、それってメッチャ凄い事だと思うぞ」


「そっかな? そうかもだねっ! やっぱポジティブに行かなきゃダメだよねっ」


「そもそも100万登録って時点でメチャ凄い事だからな? しかも高校1年で」


 業界トップに付いて行けてるというのは純粋に凄い事だ、普通の人やアマチュアがプロ野球選手に付いて行けないように、普通はあの2人に配信や撮影などで付いて行くのは無理な話である。


「それにハピレとシャイゲじゃ風土が結構違うからよ、あんまり気にする事ないぞ」


「それはそうだけどさ、やってる事は同じな訳だし。テレビ撮影は先輩たちも初心者なわけじゃん」


「空羽と来苑は同じ会社の2人だったから、市乃は気後れしてたかもしれないぞ? そういうのって自分じゃ気付けない時ってあるしよ」


 励ましたりしながら渋谷駅に向かって電車に乗り、少し離れた地域にある街に来た。住宅地がメインの静かな場所で、落ち着いた雰囲気がある。




 静かな街の商店街っぽい所の一角にその店はあった、市乃が予想した通りに灰川の見間違いとか紛らわしい名前の店だった……なんて事は無かった。


「よし、着いたな! ここがバイタリティー販売所だ!」


「ホントにあった! そのものズバリな名前だー!」


「すいませ~ん、バイタリティーを一つ下さ~い」


「個数単位で売ってるの!? バイタリティーがどういう売り方してるかなんて分かんないけどさ!?」


 小さな3階建ての1階に店があり、看板には目立たない感じでバイタリティー販売所と書かれてる。店構えは八百屋みたいなクリーニング屋みたいなよく分からない感じで、どういう店なのか分からない。


「いらっしゃいませ、当店は初めてですか?」


「実はそうなんですよね、ここってどんな店なんですか?」


 店内は物販棚が3列ほどあり、何かの商品が売られてる。他には相談窓口みたいな場所があり、思ってたほど変な店内ではなかった。


 灰川と市乃は相談窓口みたいな所に案内されて座らされ、まずは御用聞きから始まる。店員は30代くらいの女性で落ち着いた雰囲気のある感じの人だ。


「どのようなバイタリティーをお望みでしょうか? それによってお勧めする物が変わってきますので」


「えっと、なんて言うか人と話す時とかに、その人が求めてる事とか考えてる事を理解できるようになりたいって言うか~~……」 


「なるほど」


「あと物事の予測とかイメージ力を鍛えて、バイタリティーのある人になりたいかなーって感じですっ」


「ふむふむ、そうですか」


 流石はVtuber、話してはいけない身の上については隠した上で上手く説明した。やはり物事や精神的なことの言語化が上手く、こういう性質は仕事とかでも凄く活きるだろうなと灰川は思う。


 店員としても何となく市乃が欲してるバイタリティーという物を理解したようで、求められてるのは『様々な活動における洞察力や予測力』といった、パフォーマンス力に繋がる物なのだと話は纏まる。


「お客様のようなものを欲しがられる方は多いので、当店ではそのようなバイタリティーを鍛える体験をご用意しております」


「えっ! 本当にあるんだっ! どんなことなんですかっ?」


 どうやら顧客とかも居るらしく、市乃みたいな人間的性質みたいなものを求める客も居るらしい。


「その前にお客様、バイタリティとは何だと思いますか?」


「え? 優秀な人とか、凄い成果を出せる人って感じですねー」


「現代ではバイタリティという言葉は凄く色々な意味を持つ言葉になってます。それも間違いではありませんが、元々は生命力という意味なのです」


 バイタルとは英語の意味でも『重大な』とか『活力』とか『生命の維持』とか色んな意味があり、やっぱり意味がグワフワしてるイメージのある単語なのだ。 


 だがパっと聞くバイタルとかバイタリティーとかの単語は、生命力みたいな意味で使われる事が多いらしい。


「当店は全てのバイタリティーは、元は生命力や活力に繋がると考えまして、自分という生命を実感してバイタリティーというものを向上して頂くという目標があります」


「ちょ…何だか怪しい宗教みたいな感じになってるけど大丈夫ですかね…?」


「ご安心ください、当店はカルト宗教やマルチ商法などは一切やっておりませんので。そもそも本業はオフロードバイクとかマウンテンバイクとかを製造販売やカスタムをしてる会社です」


 「「ええっ?」」


 どうやら本業の傍らに社長が税金対策か何かで始めた事業だったらしく、実態はオフロード競技などのための単車を作ったりカスタムしたりする会社らしい。


 だがこっちの事業も手を抜いてる訳ではなく、しっかりとバイタリティーというものに向き合った商売をしてるそうだ。


 この店の社長はサイクルスポーツを通して、生命力の充実には様々な体験が大事だと気付き、そこからこんな店を開こうと思い至ったとの事だ。


「当社ではバイタリティーとは“生命の実感や充足から得られる”をモットーとしてまして、そのための様々な商品とか体験のご案内をさせて頂いております」


「じゃあ商品棚とかには何が置いてあるんですか?」


「バイタリー・ティーやバイタリTシャツなどを置いてます」


「やっぱバイタリー・ティーあったんだ!」


 この店はバイタリティーを高めるためには新たな体験や日常とは違う楽しみの心が大事だと説く、確かにそうかも知れないなと灰川も市乃も思った。


 活力とかは生きてる実感とか楽しさから生まれるというのは概ね同意であり、活力があって様々な経験をして様々な感情を経験して、知識と経験によってイメージ力とか予測力とか勘というものが鍛えられて行くのだろう。


 少ない知識や経験でも予測力や勘が優れてる性質の人は居る、それが空羽や来苑のような人達なのだろう。


 灰川としては実は来苑はそこまで凄い人物という実感は無かったのだが、そういう部分が表に見えない性質という人物だったというだけだ。そうでなければ配信であんなに人が集まる筈がない。


 市乃は業界トップの2人に並ぶような才覚は無いかもしれない、しかし鍛える事は出来る。才覚だけが全ての世界じゃないし、だったら色んなバイタリティーで勝負という訳だ。


「まず当店ですぐに提供できるバイタリティー体験は~~……」


 ここから市乃に提供できる体験だとか、欲しい性質のバイタリティーを向上するアドバイス等の話をされた後、市乃は今からやれる体験を選んでセッティングしてもらった。




「まさか自己啓発とかのための体験セッティングとか、マッチングの店だったとは思わなかったなぁ」


「マウンテンバイクとかの体験もあったっぽいけど、チーム貸し切りじゃしょーがないよねー」


 バイタリティー屋さんの正体はサイクルスポーツの会社がやってる、非日常体感によるメンタルアップ体験などのマッチング会社だった。


 しかし会社の社長がかなり活動的な人のようで、長年の仕事によって色々な所に伝手があり、客や団体に色々な体験を即座に提供できる態勢が整っている所でもあった。紹介マージンとかも取ってるのかも知れない。


 世の中には実は会社の社長が趣味や副業的にやってる色々な店などがあったりして、それらは本業とは全く違う業種だったりするのだ。 


「シャイゲだって元は渡辺社長が旅行会社の傍らに趣味で興した会社だったしな、バイタリティー屋さんもそんな感じなんだろな」 


「えっ!!? そうなのっ?」


「あれ、知らなかったのか。シャイゲの事務所の下の階って渡辺社長が家から継いだ旅行会社なんだぞ」


「聞いてたかな…? 忘れてたのかもだけど知らなかったよっ、そうなんだっ! なんかスゴイなぁー」


 この事は別に隠してる訳でもないし渡辺社長は普通に公言してる、しかし所属者は知ってる人は居てもシャイゲファンなどは別に興味無いから知らない人の方が多い。


 とにかく世の中には割と副業や趣味で店をやってる人なんかも居るという事で、時には副業の方がメインになってしまうような逆転現象もあったりする。


 さっきの店は逆転現象は起きてないが、渡辺社長の方は今は逆転現象に近い状態になってるようだ。


「ところでさー、灰川さん残念だったねー?」


「ん? 何か残念な事ってあったか? まあ折角だからバイタリー・ティー買ったけど、別に残念とは思ってないぞ」


「そうじゃなくてさ、本当はマウンテンバイク体験にしたかったでしょー? あははっ」


 さっきの店では体験紹介料と予約料として市乃と一緒に1000円づつ支払い、そのついでに変なお茶も買った。市乃はバイタリTシャツも買ってた。


 店の裏には本業であるサイクルショップやバイク店があるらしいのだが、マウンテンバイクのコースなどもあるらしいのだ。


 しかしコースは会社のチームが今はトレーニングに使っており、使用できないと言われてしまった。


「マウンテンバイク体験だったら、市乃ちゃんの胸が揺れる所とか見れちゃったのねー? 残念でしたー」


「おいおい、そんなん考えてなかったっての」


「えー、考えてなかったのー? この前は灰川さん、私たちの事そういう目で見てないって言ったら嘘になるってゆってたのにー?」


「それはだな、なんつーか…、ってかそういう話をしたらセクハラになっちまうっつーの」


 灰川も言葉に詰まってしまう、実際に今はそんな事は考えてなかったのだが、前にそういうことを言ってしまった手前として完全に否定もしづらい状況だ。


 しかし前はそういう事を言っても良いという感じの空気感があり、複数人での会話だった事もあって言えた事だった。


 今は市乃とマンツーマンの状況であり、そういう事を口に出したら普通にセクハラとか、邪な気持ちがあると感じられる可能性が高いと思うから灰川としては話を変えたい所だ。


「灰川さん、私には別にセクハラがどうとか考えなくて良いよー? そういうの気にされちゃうと話の幅が狭くなっちゃうしさー」


「そんなこと言ったってだな、女子高生に下ネタ話とかは大人は気が引けるってのが普通だぞ。普段からそんなにソッチ系の話とかしないしな」


「私も普段はソッチの話とか友達相手でもあんまりしないけどさ、灰川さんとだったら良いかなーって思ってるよー。だって楽しいしさっ、あははっ」


「俺の反応見て楽しいってだけな気がすっけどなぁ、まあ多少なら良いか」


 市乃は割と灰川にセンシティブ系の話をしたりするし、灰川もそれを受けて妙な気になる事もない。その程度には大人である。


 市乃は特にそういう話が好きという訳ではないが、やはり思春期や青春期という事もあって多少はそういう話に心は向くのだ。とはいえ率先して話す訳でもなく、ましてや異性にそんな話をするなんて灰川以外には考えられないとも思ってる。


 灰川にはそういう話を異性であれど普通に出来るというくらい相性が良いと感じており、からかい半分だったり、少し本気で気を向けさせようと思ってたり、そんな理由でそういう話を振ってる。


「じゃあ今度に何かスポーツしようよ、そしたら市乃ちゃんの胸揺れ見れちゃうよー? あははっ」 


「はいはい、そん時はガン見するから覚悟しとけよ? でも正直言うと、普段は胸より市乃の笑顔とか元気な仕草とかに目が行っちゃうんだけどな」


「え? あ、あはは、なんか女の子褒めるの上手くなってきたねー、今の言葉は普通にウレシイかもっ」


「そうだろ? こう見えて俺も前は色々と勉強してたんだぜ? モテ男指南本とかメンズ雑誌とか読んでモテようとしたりよ、結果は聞くなよな…」


「灰川さんもそういうの読んでたんだねー、勉強の成果が今出てるよっ、良かったじゃん。あははっ」


 そんな会話をしつつ駅に戻ってアドバイスを受けて飛び入り予約した場所に向かう、その店は渋谷にあるとの事でトンボ返りみたいな事になってしまった。


「でも意外だったよな、まさかバイタリティーアップ体験が怪談カフェだなんてよ」


「私って今でもたまに怪談配信するしさー、怖い話とかも人に話したりするって言ったら紹介してくれたんだよねー」


 Vtuberとかの素性は明かさず、トークとかを主体にした活動をしてみたい等の条件でのバイタリティーアップの相談をしたらしい。


 その相談中は灰川はトイレに行ってて聞いて無かったが、市乃は店員から『ネットではなく人前のステージで話を披露するのが良い経験になる』とアドバイスされたそうだ。


 そこから提示された体験は、客もステージに上がって怪談を披露できるイベントタイムがある怪談カフェで話すというものだった。


「人前で話すのって緊張するなー、ネット配信だとリスナーさんの顔とか見えないしね」


「前に由奈と出掛けた時に怪談会に参加したんだよな、由奈はけっこう上手くやれてたぞ」


「聞いた聞いた! 由奈ちゃんってそういうの得意そうだもんねっ! 中学2年だけどスゴイよねっ」


 ネット配信とリアルステージは空気感が別物だ、感じる緊張感も異なってくる。


 市乃はVフェスなどのイベントにメインで参加してるが、やはり生身でステージに上がるのとは違う環境だ。


 Vtuberというモデルを挟んだトークではなく、観客の注目を直に集めるステージの違い。この体験は確かに市乃が言うバイタリティーの向上に繋がるかも知れない。


 市乃にとってのバイタリティーとは、灰川が思うに『総合的なパフォーマンス力』とでも言うような感じだろうと考えてる。それを上げるためには様々な体験が不可欠だろう。


「リアルステージって上がった事ないの? 学校とか行事とかでさ」


「そういうのはあるけどさ、全く知らない人達の前で1人で話すって無かったと思うよー。別に演劇とかしてた訳じゃないし」


 ハッピーリレーに入ってからレッスンなどは受けてるが、ステージに上がる訳じゃない。


 まだ高校1年生だし、仕事のプレゼンテーションなどがある訳でもないから、リアルステージ経験は薄いと語る。


「じゃあ良い経験になるかもな、先に怪談師の話も聞けるようだから、少し勉強させてもらうくらいの気持ちで行こうぜ」 


「そだねー、お客さんも良い感じの人達だったらイイなー、灰川さんもちゃんと聞いててよねっ?」


「おいおい、俺が怪談を聞き逃す訳ないだろって、もちろん市乃の怪談もガッツリ聞き入るからよ!」


 こうして夕方頃に怪談カフェに2人で向かい、新たな体験や怖い話を楽しみにしながら歩いてく。


 バイタリティとは現代では活気だとか優秀度とか意味が定かではないような感じがするが、プラスな意味の言葉である事は間違いない。


 それらを向上するためには活気を出すための基礎が必要だ、つまりは経験値である。様々な経験や体験をして生きる活力や、パフォーマンスに必要な知識や技術を鍛えようという事だ。


 そんなの簡単に向上など出来ないのが普通だが、やっぱりやってみないと分からないし、自分の気付かない所や意外な時に経験が役に立つ事もある。


 日常だったり、少し変わった非日常を楽しむ心がバイタリティというものを育てるのかもしれない。さっきの会社はそういう事を言いたかったのだろうか。


「怪談が怖すぎたらさっ、きゃーって感じで灰川さんに抱き着いちゃうかもよー? あははっ」


「そうなったら俺が驚いて飲み物とか噴き出しちゃうかもだなぁ」


 市乃は灰川に言ってないが、実は怪談カフェを店員から勧められたのには理由がある。


 それは『一緒に来てる男の人が喜んでくれるような感じの体験ってないですか?』と、灰川がトイレに行ってる時に店員に相談してたのだ。


 店員に灰川がどんな事が好きなのかとか説明して、そこから導き出されたバイタリティ体験が怪談カフェだったという訳である。ちょうど店には怪談カフェに伝手があったのも都合が良かった。


 市乃としてはバイタリティも大事だし、空羽や来苑に負けたくないという気持ちも本当だ。


 しかしせっかく一緒に出掛けるのだから灰川にも楽しいと思ってもらいたいし、自分たちに灰川の気持ちをもっと向けさせたいという気持ちも大きい。


 それ故のチョイスであり、怪談カフェが選ばれたのは偶然ではなかったのだ。


 他にも色んな体験とか商品が紹介できるとの事だったが、灰川と言えばやはりコレだろうと思っての選択だ。


「ステージでやる怪談だったら前に配信でやってた、白い服の女の話が良いんじゃないか?」


「配信でやった話したらリスナーさん居たらバレちゃうかもじゃん、やっぱ配信でNGになったあの話かなー」


「期待度上げてくれるじゃん、楽しみにしてるぜ1流Vtuberの怪談をよっ」


 市乃としてもリアルステージに上がってトークという体験は珍しいものだし、どんな感じなのかと緊張と期待が入り混じる。


 こういう緊張や期待、異性同性問わない人間関係など、刺激と言えるものこそがバイタリティというものを生み出す根っこなのかもしれない。

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