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おっさんの徒然エッセイ

うちの子たちの話 ~にゃんことわんこの事情~

うちのおバカたちの紹介と半生について



 さて今現在(令和4年5月5日現在)我が家には3匹の猫と1匹の犬がいるんですが、(最大で猫5匹犬1匹いました。過去にはモルモット、ハムスター、インコなども飼っていました)彼らについて、今日はお話ししていきます。


 今いる、うちの子の中でも、比較的に平穏な猫生なのはアデルとサージュ(女性名ですがオスです(笑))の兄弟でしょうか。

 近所の子猫を引き取ったのが飼い初めでして、仕事から帰って来たら、母親が引き取ったらしく家にいました。黒が基本の白混じりの錆虎で、まだ目が開いたばかりくらいなのにこっちに歩いて来て甘えてましたね。

 実は同じ柄の猫で雨哭(うこく)と名付けて「うーちゃん」と呼んでいた猫がいまして(雨の日に捨てられて鳴いているところを発見されました)ずっと飼っていた彼が亡くなった直後だったものですから、思わず転生して戻って来てくれたのかと思ってしまいました。


 この2匹を飼う前に前述のうーちゃんと、その前から飼っていた、こちらも職場に捨てられていたのを保護して、ポヨポヨとした見た目でポヨと名付けたメス猫も亡くなったばかりでしたから、本当に何か縁を感じたものです。


 引き取った当時から太めのアデルは太っちょのがっちりに育っていたずらっ子で元気な子で、たいして、細くて小さめだったサージュは今でもやや小柄のスリム体型で臆病な甘えん坊です。

 引き取った当時は引っ付いて離れなかったサージュは今もちょっとしたことでパニックになってしまう小心者で困った顔が特徴です。

 好奇心の塊みたいなアデルとは兄弟と思えません(笑)


 さて、次はテン助くんです。

 来た当初はふわふわまん丸毛玉だったテン助は狼の子供みたいに凛々しい表情をしていて天狼星のテン助と名付けました。

 テン助くんは家の近くの農協関連施設で兄弟と供に捨てられて、野犬か何かに襲われたらしく怪我をしているのを発見され保護されました。

 職員の人が3匹いた子猫を保護したあと、一番軽傷だったテン助をうちの母に預けて、重傷の2匹を病院に連れていったそうで、幸い残りの2匹も手術の結果、一命をとりとめて、その職員さんが飼っていて、テン助はうちの子になりました。

 テン助は大型の猫種であるノルウェージャンフォレストキャットだと推察されるんですが、いかんせん子猫の時にしっかりと餌を貰えなかったようで、フォレストキャットとしてはかなり小柄です。

 それでも和猫に比べれば大きいんですけどね。

 今では沢山食べれるので、餌も残すし、一番がっつかなくなりましたが、来て1ヶ月くらいは餌を前足で隠して後退りしながら、ウニャウニャウニャーと威嚇の声をあげながら食べるという奇行を見せてくれました。

 母親と笑いながら可愛いと思う反面、どれだけ餌を貰えなかったのだろうと悲しくなりましたね。

 あっという間にやらなくなって安心しましたね。

 テン助は大型の猫にありがちな甘えん坊でおとなしいタイプですね。一度引っ付くと離れたがりませんね。今では一番の古参のくせに他の子を抱いているとやって来て、そこを退けとプレッシャーをかける悪い子です(笑)


 最後に唯一の犬、パピヨンヘッドの長毛のチワワ、イゴちゃんについてですかね。

 イゴちゃんはケージごと河に流されそうになっていた所を母親が発見、すぐに救出し、流そうとした元飼い主と話して引き取ったらしいです。

 我が母親ながら凄いですな。

 イゴと名付けたのは毎度の如く私です。

 大好きな菅仲夷吾(いご)から頭のいい子になるようにとつけました。


 そんなイゴちゃんは構ってくれと尾っぽを振っては近付いて来て、頭を撫でてあげると、止める度にエアお手で催促する甘えん坊なんですが、いまだに呼んでも近付いて来ないし、抱こうとすると、一瞬後退りします。私や母親以外にはなつかないようで、虐待されたことで人間不振になってしまったようです。

 本来はなつっこくて甘えん坊な性格の子が人に怯えるようになってしまうんですから、虐待は赦せませんね。


 そんなイゴちゃんはさっきから腕枕されて布団の中でエアお手を連発してます。

 あと、イゴちゃんは兄弟たちのせいで自分を猫と思っている節があるおバカに育ちました。


 とにかく、安易に飼って捨てる人にはならないで欲しいですし、ペットショップで買うのもオーケーですが、出来たら保護猫、保護犬の里親募集や保健所の里親募集なども検討してみて欲しいです。


 捨てられた子にはすでに大人になってしまって、虐待などで心を開かなくなってしまった子もいるので、飼うのが難しいケースもあります。

 あまりにペットとして飼うことが困難な子を無理に引き取ることを勧めはしません。

 子猫や子犬でまだ人になつく可能性がある子を保護してあげて、一匹でも多くの子が幸せになって欲しいと思います。


 うちのおバカたちみたいに(笑)




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― 新着の感想 ―
[一言] ケージごと河に流されそうって、その発想に至った事もヤバイけど、実行しようとするとかヤバすぎますね……。 しかも虐待……ペットをアクセサリーか何かと勘違いしてるんじゃないかと思えてきます。 飼…
[良い点] 淡々とした文章ですが愛情たっぷりな気持ちが伝わってくるようです。 一匹でも多くの子が幸せになってほしいところに完全同意です。 [気になる点] エアお手。 [一言] 二度目の拾った子のこ…
[一言] テン助くん、一時期体調をくずしていたみたいですが元気になったんですね。そしてノルウェージャンだったとは。 何となく名前の響きから小さめの子を勝手な想像をしていました。 イゴくんのお話、酷い…
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