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1話 ログイン世界。

ショウ「なぁ! 知ってるか?」


ここはごく普通の高校のとある教室。今は休み時間。

ショウの、人より少し多きい声がガヤガヤとした教室に響く。


タイキ「どうした...」


ショウ「今俺たちがいるこの世界...実は、VRの仮想世界なんです!!」


タイキ「って昨日テレビが嘘言ってたんだな...」


ショウは最近よくテレビの情報を鵜呑みにして、それを自慢げに友達に話す癖があった。

その中でも特にタイキにはこの手の話をよくしていた。初めのほうは 「そうなのかー」と相槌をうっていたタイキも最近では飽き飽きしてきている。


ショウ「嘘じゃないって! 科学のすんごい専門家の人が! そう言ってたの!」


タイキ「そうかそうか... ショウ君はどうやら騙され専門家のようだね」


タイキが苦笑いでショウをからかった。

それに対してショウは、なにそれ酷くない!? だのほんとなんだって!

と熱心に言っていたが、その言葉は次の授業のチャイムにかき消された。


タイキ「分かったから... ほら早く席に着くぞ」


授業開始のチャイムにいつも以上に不満げなショウとは反対に、タイキは助けに感謝する気持ちで席に着いた。


その日の晩...


タイキ「はぁ...」


タイキはテレビにため息をついていた。テレビが今映し出しているのは「専門家による世界の不思議」という番組だった。


司会「さあ、昨日は仮想現実説のお話でしたが、今日はどんな世界に連れて行ってくれるのでしょうか?専門家のライさん!」


タイキ(こんなの今どき小学生でも信じないぞ...)


タイキはショウに毒づきながら、テレビを消した。


ブチッ...


その時だった。





タイキ「え?」

たった一言、そう発するのにタイキは丸10秒を費やした。

テレビを消したと同時にタイキの視界には一切の光がなかったのだ。


部屋には誰もいなかったので目隠しをされているわけでもない。目をどこかにぶつけたわけでもない。


原因が全然わからないタイキに追い打ちをかけるような音声がながれた。


「Human Plugin Loading it try connecting to system lobi」


無機質な女の人の声の英語のアナウンスが、タイキの不安を煽った。


タイキ「誰... ですか...」


震える声で勇気を振り絞ってそういった瞬間、タイキの視界にやっと光がさした。

しかし、その光が持つ情報は、とてもタイキに理解できるものではなかった。




20畳ほどの真っ白の床。その先には無限にも思える黒い空間に青の英数字が流れている。

真っ白の床には、自分のほかに、4人の知らない人がいた。


タイキ「家... は...?」


もはやタイキはこの状況に全くついていけていない様子だった。ほかの4人もタイキほどではないが、

ありえない状況にかなり混乱している様子だった。


そんな彼らの様子が全く見えていないかのように、また無機質な女の人のアナウンスが流れた。


アナウンス「Human Plugin の方々。ようこそ。世界。」


アナウンス「ドキュメントを配布します。しっかりと読むことを強く推奨します。」


アナウンスがそういった瞬間、5人の目の前に、「Document」と書かれた本が出てきた。

その場にいた全員がびっくりして。無意識に本から距離をとる。


しかしアナウンスは、一切気にすることなく、無機質で冷たい声を彼らに向け続ける。


アナウンス「ドキュメントの電子署名を読み上げます。著者、Wolther。作成日.....」


男「はぁ?? どういうことだよ... なんも意味わかんねよ... っていうかここどこだよ」


震える声でとぎれとぎれにこういったのは、大学生くらいのやせ型の男だった。

しかし、アナウンスの女の人は、無視して、電子署名を読み続けた。


そして、電子署名を読み終えた最後にこう付け足した。


アナウンス「電子署名は以上です。 質問イベントを検出しました。りゅうせいさん。ドキュメントをお読みください。回答は以上です」



アナウンス「30秒後に、ドキュメント本を持たせた状態で、system lobiからkickします。」


彼らにとっての一瞬の30秒間。5人全員が冷や汗をかき、震えながら互いに顔を合わせる程度で、それ以上言葉を発するものは誰もいなかった...





タイキ「家...だ...」

悪夢にうなされた朝のような顔をしながら、一人つぶやく。

タイキの目には、見慣れた家具、テレビ、風景、そして異質な「Document」があった。

タイキ「夢... じゃない... 」

そういって、タイキはその場で気絶するように眠った。

実は人生で小説書いたことないまんまるです。

初めての作品なので 温かい目で見てくださいお願いします。

飽き性なので面白いと少しでも思ったら反応してくれたらうれしいです。


小説って書くのむずかしいいいい


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