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ヒーローウェイク1


 「さて積み込むは終わりと」

「皆お疲れ様」


 「報酬は各自ギルドで」

「解散」


 ロマンが笑い伝える・・・・


 「「「お疲れさまでした!」」」


 冒険者たちは声をあわせ伝える・・・・・


 そろそろ朝食時・・・・・

冒険者各々何処で朝食を食べるかで話して居る・・・・


 冒険者其れは神々の従者である・・・・

彼らはつまり神の法の下に存在し・・・・


 国に拘らず・・・・・

必要とされる国に派遣される・・・・・


 バイトである!

待遇いいけどね!


 勿論体験もできる!


 それをロマン事ゴザ・ラシカ・ヒルサウンドは・・・

利用し働いている・・・・


 皇太子が何故できるのかは優秀な配下と・・・・

彼の愛溢れる技のお陰・・・・・



 ロマンは皆を見送ると・・・・・


 荷馬車の傍・・・・

石畳の上に・・・・


 区切られた区画の中で・・・・


 布を敷・・・・

おにぎりを食べ始めたオニオの傍に・・・


 風の如く煌めく風と共に・・・


 「やあオニオ君」

「美味しそうだね」


 空は晴れ渡り・・・・・

暖かく小鳥が舞う・・・・・・


 穏やかな朝食時・・・・

ロマンは輝いている・・・・・・



 オニオは・・・・

雑穀海苔おにぎりを手に・・・・


 ロマンを見上げる・・・・


 「欲しいですか」

「貰えるならね」


 からんと白い皿がシートの上におにぎりが乗る・・・・

「ありがと」


 「どういたしまして」

「ラシカ殿下」


 ロマンは座りながら・・・・

うーんと・・・・


 「いつものロマン兄さんが良いかな」

きらりと笑顔を輝かせ・・・・


 「まさか笑顔か輝く」

「皆の頼れるお兄さん」


 「ロマンお兄さんが」

「実の腹違いの兄とは」


 感慨深げに・・・・・

オニオは喋り・・・・・・・


 おにぎりを食べる・・・・・


 お互いおにぎりを食べ・・・・・


 ロマンはびこやかに・・・・


 「うまい!」


 「いつ声かけてくれるだろうと」

「楽しみにしてたんだけどね」


 「先生め」

「伝えて無かったと」


 お互い食べ終わり・・・・


 オニオは新たにおにぎりを・・・・

皿の上にも・・・・


 「いりませんか?」

「もらうよ」


 「まあ何時もの試練でしょう」

「だれのだろうね」


 オニオは考え込み・・・・・

「俺へは気を配れ」


 「ロマン兄さんは」

「我慢を覚えろと」


 「そんなところかなと」


 お互いほのぼとおにぎりを食べ・・・・・


 「ああだから」

「声は出来るだけかけるなと」


 「釘をさされたと」


 二人おにぎりを食べ・・・・・・

食いきり・・・・


 「いります」

「僕はいいよ」


 オニオはおにぎりを取り出し・・・・

皿を煌めく風で皿を荒い収納ポーチに仕舞う・・・・


 「兵は」

「ゴメンね送れない」


 「じゃあ入念に」

「頼むね」


 「無職のオニオ君」

「冒険者ギルドあって良かったです」


 「いっつもタダ働きゴメンね」

「いえいえロマン兄さんにはヨクして貰ってますから」


 「此れからはもっと」

「仲良くしていきましょう」


 オニオは笑い・・・・

ロマンも笑い・・・・


 「ああ勿論」


 オニオ聞き食い始める・・・・・


 ロマンは・・・・・


 いやゴザと呼ぶべきは・・・・・

頼れる弟が出来たことに喜び・・・・・・


 穏やかな朝は過ぎていく・・・・・


 


 ゴザはいつかオニオは国から出て行く・・・・

いや誰もがそう考えていた・・・・・・


 悪だくみに故に巻き込まれ・・・・・

彼はオニオはヒーローとして目覚めていく・・・・・


 

 

 

お読み頂き有難う御座います。

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