夕日差し込む保健室で羊姫は目覚める
夕日が差し込む白い綺麗な清浄な部屋・・・・・・
保健室で羊姫は目を覚ます・・・・・
「んーーー?」
伸びをしてから・・・・
キョトン顔に・・・・・
考え込む・・・・・
服装は白い透明なネグリジェ・・・・・
「起きたようね」
カーテンを閉めたまま・・・・・
長い金髪を三つ編みにした・・・・・
落ち着いた雰囲気の女性が羊姫に声をかける・・・・
体つきは良く落ち着いた大人の女性・・・・・
既に既婚し・・・・・
子供も大きく成長したであろう雰囲気と・・・・
それに反する若々しい瑞々しい麗しい女性・・・・・
白衣姿であり・・・・・
柔和な笑顔である・・・
名をジャンヌ・ルール・ブレイカー
「どう」
「平気だと判断したのだけれど」
「はい」
「大丈夫です」
ジャンヌは椅子を手繰り寄せ・・・・
座り・・・・
真剣な面持ちで話し始める・・・・・
「状況は聞いたわ」
「貴方を拘束し痛めつけた」
「貴族は身分を剥奪され」
「罪人として幽閉され」
「採掘場に送りに決まったわ」
羊姫は驚き・・・
食ってかかる・・・・・
「お待ちください」
「首謀者は皇太子」
ジャンヌは落ち着き払い伝える・・・・
「違うわ」
「此の学園では」
「下が罪を被る」
「この学園のルール」
「貴方が庇いたいと」
「思った貴族が送られるわ」
「そんな!」
羊姫はがくりと・・・・・
「「・・・・・・・・」」
ジャンヌはも又目を伏せ・・・・・・
沈黙・・・・・・
ソフィアは息を吸い・・・・・
決意を露わに顔を上げ・・・・・
ジャンヌは決意を感じ取り・・・・
お互い顔を見合わせる・・・・・
「罪の軽減を」
「私ソフィア・シルト・トライヴァスターが」
「願います」
「分ったわ」
「着替えて」
「貴方の収納ポーチは其処よ」
「着替えが終わったら」
「王宮で手続きを」
「私が見届ける」
「はい」
「ジャンヌ教諭有難う御座います」
ネグリジェを脱ぎ始める・・・・
ソフィア・・・・
ジャンヌは着替えの邪魔しないように立ち去る・・・・
着替えながら・・・・・・
ソフィアは・・・・・
自分の御付きの・・・・
「オニオは?」
「まっいっか」
そうやられ気絶せっていのオニオ・・・・・
でも気にされることはない・・・・・
ソフィアも所詮雲の上の人間・・・・・
御付きの事などどうでも良い・・・・・・
お読み頂き有難う御座います。