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記憶のあるうちに

作者: 大和








夢の映像から 突然の閃の一筆


ここ最近の私の休日は

殆ど 寝て起きて繰り返し

その都度 観る色のある夢の中を彷徨い

夢の中で会う人物との会話を楽しみ

気がつけば現実へと戻され

夢で観た光景を検索し


また気がつけば眠りに入り

夢を見ては その世界観を楽しみ

また現実へと引き戻され検索を重ねる

僅かな睡眠の中に色々な映像と聞こえる声

夢の中でしかあった事の無い人物との会話


過去に観た夢と同じ場所へ行くこともあれば

過去の夢の中であった人物に

実際に会うこともある


先程の夢の中で 激しく降る雨の景色を

目の当たりにしながら

窓の向こうに拡がる 空一面の雨雲の中に

僅かに観える青空を探していた


それでも激しく打ち付ける雨と

屋根に落ち 跳ね返る雨の跡をこの眼で確認し

ふと視界を左の方に向けると

現実の私の視界の先にはない

少し高さのある白いビルが目に付いた


現実とは違うことにそこで気づき

また目が覚める


記憶のあるうちに

観た夢の中へと検索の指を滑らせていく


そんなことを繰り返し 過ぎていく日々に

いつしか寝て起きてを繰り返し

夢の記憶を検索することが

私のもう1つの楽しみに追加されたのである





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